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[本]のメルマガ vol.766

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□■[本]のメルマガ【vol.766】20年9月25日発行
[なかなかの良いお年頃 号]
http://honmaga.net/ 
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□■ 創刊は1999年5月10日、現在の読者数は3969名です。
■□ 「まぐまぐ」で、殿堂入りメールマガジンのひとつに選ばれました。
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★トピックス
→募集中です
★「甘くて苦いイタリア」 雨宮紀子
→休載です

★「今月のこの一冊」 小谷敏
→東大闘争の総括

★「ちょっとそこを詰めていただけませんか」 竜巻竜次
→デジタルとむ書類どっさり

★「はてな?現代美術編」 koko
→成り上がり・現代美術篇

★「沖縄切手モノ語り」内藤陽介
→最初の琉球切手のデザイナーたち

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★PR★ 原 書 房 最新刊 ★ http://harashobo.co.jp

『世界を変えた100のスピーチ』(上下)
コリン・ソルター著 大間知知子訳
四六判 各304頁 本体各2,000+税

力強いことばは、魂をゆさぶり、大勢の人々に訴えかけ、ときに世界を動かす
ことがある。リンカーン、ガンディー、チャーチルからバラク・オバマ、マラ
ラ・ユスフザイなどの名演説を歴史的背景、写真とともに紹介する。
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■トピックス
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内藤陽介氏の新刊、明日発売
「日本人に忘れられた ガダルカナル島の近現代史」扶桑社
https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594085698

歴史用語として凍結保存され、多くの日本人の視界から?現在のガダルカナル
?は長きにわたって抜け落ちたままになってきた。

「戦後、この地における日本の存在感が希薄であり続けた結果、中国の南太平
洋進出、ひいては、そこから日本に圧力をかける地歩を築く土壌を育んでしまっ
た」と著者は指摘する。

本書では、第二次大戦中のガダルカナル攻防戦のみならず、ガダルカナル島を
中心としたソロモン諸島の近現代史を通観することで、日本、アメリカ、中国、
オーストラリアなど、関係各国の南太平洋の要衝をめぐるこれまでの動きと、
未来の構図を明らかにする。

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■今月のこの一冊 グロバール化した世界を斜め読みする 小谷敏
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加藤典洋 『オレの東大物語 1966−1972』集英社 1500円+

菅新総理大臣をみているとうんざりすることがあります。上昇志向と権力志
向。党派心と目的のためには手段を選ばない傾向。菅氏が属する「団塊の世代」
の負の側面を凝縮したような人物です。そういう人物が、日本の最高権力者の
地位に就く。この国も終わりです。本書は、やはり「団塊の世代」に属する大
文芸批評家の遺著。ポップな文体で、6年間におよぶ自らの東大生活と、その
時代に起こった東大紛争を「総括」しています。帯には、「東大はクソだった」
とありますが、本書を読了した時、「なるほど」と妙に納得した次第です。

著者は、自分には子どもの頃から、奇妙な全能感があったといいます。そし
て著者は、自分が抱いていた全能感の、文明史的な理由について語っています。
「団塊の世代」を迎え入れるために、多くの学校が新設されました。この世代
は、日本社会を大きく変えていったのです。ベビーブームは世界的な現象で、
彼彼女らは、世界中で「津波」を引き起こしていきます。「津波」の最たるも
のが、60年代末に世界中で生じた若者の反乱です。自分たちには既存の社会
をぶち壊すパワーがある。全能感は、一人著者だけのものではなかったのです。

著者の東大時代は三つの時期に分かれます。最初の2年間は、明るく楽しい
青春時代ともいうべき時期です。若き著者は、アングラ演劇の世界に浸り、新
宿のフーテンの群れに身を投じます。ドロップアウト的な気分から、大阪の釜
ヶ崎の簡易宿で数か月生活しています。後に妻となる女性と出会うのも、この
時代のことでした。晴れやかな青春も、野次馬気分で参加した羽田事件以降、
暗転します。同じ場にいた学生が亡くなったのですから、深刻な気持ちになる
のも無理はありません。次の2年間を著者は、東大闘争の渦中で過ごしていま
す。

東大闘争は、無給医局員制度に抗議した医学部生に対する、不当処分の問題
に端を発しています。著者が身を置く文学部でも、同様の問題が起こりました。
事実誤認に基づく処分であるにも関わらす、頑として当局は非を認めない。し
かし、なしくずしの処分解除を行って事態の収拾をはかる。このことに著者は
どうしても納得がいきません。闘争が終わった後も、著者はこの問題を引きず
り続け勉強にもまったく身が入りません。連合赤軍事件が、著者の傷をさらに
深めていきます。自分がそうした方向に走らなかった保証などないのですから。

生ける屍のような最後の2年間の後、著者は国立国会図書館に就職します。
同館在職中にカナダの大学で働いたことが、転生の契機となりました。帰国後
文芸評論家として飛翔した著者ですが、東大闘争の問題は長く彼の中で尾を引
いていたようです。様々な知的遍歴の末に、自己に「内在」して一貫性に固執
するのではなく、他者との関係性の中で物事をとらえ、柔軟に思考することが、
新しい状況に対応するための「創造的転向」を可能にする。そうした認識に到
達して著者が東大闘争の傷を克服したのは、今世紀に入ってからのことでした。

◎小谷敏
大妻女子大学人間関係学部教授。「余命5年」の難病から生還し、こうしてモ
ノが書けることに感謝。
最新刊「怠ける権利」高文研
http://www.koubunken.co.jp/book/b371637.html

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■ちょっとそこを詰めていただけませんか 竜巻竜次
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本日は「デジタル化」の話

菅新総裁は年内にも「デジタル庁」を立ち上げるそうで、それはそれでIT化の
遅れた日本にとっては喜ばしい話なんだろうが…どうも素直に取れない自分が
いる。

なんでもかんでも「マイナンバーカード」の普及に関連づける下心が見え見え
な気がするのだ。事実、平井大臣も開口一番「マイナンバーカード」を取り上
げていたし。(しかし…年齢で決めつけるのもどうかとは思うがもっと若い人
材はなかったのか?)
(しかも「ワニが好きなので」などと言い訳する人物が果たして適任なのか?)
(あべぴょんで何をしたかった?)

IDがIT化には必要なのはわかる。だがマイナンバーカードの普及率の低さは利
便性の問題ではなくそのセキュリティーの甘さが最も問題なのでは?と思って
いる。

びっくりするぐらいのケアレスミスで個人情報がさらされている。個人情報保
護法で要らないところに盛大に気を使ってる割に、何万人の情報がダダ漏れに
なっている状況で誰が全てを紐付けしたマンナンバーカードを持ちたい?

今回の新型コロナ禍でこれ幸いと普及活動をしようとしたが「個人情報」と「
世帯情報」は全く異なるものだからかえって給付に時間がかかるとう言うお粗
末具合も忘れられない。

それに「トップダウン」でなんとかしようと言う感じが見て取れるのも嫌な部
分だ。

今回初めて知った「保健所のFAX」問題。裾野がIT化してないのに上からいくら
降りて来たって要らぬ仕事が増えるだけだと思うが。職員に対応するだけの力
があったとしよう。だが「慣習」やら「システムの古さ」やらが邪魔しては要
らぬブラック残業が増えるだけじゃないのだろうか。
(ここにもセキュリティーの甘さが存在するだろうし)

先日、私もなかなかの良いお年頃になったので「国民年金給付の手続き」をし
て来た。この時ビックリしたのが社労士さんが全て手作業でコピーされた書類
を捌いていた事。

「え?全部手作業なんですか?」と思わず声をかけてしまった。
学校卒業後ほぼフリーランスで生きて来た私でさえ2センチ近い書類を確かめ
ている。

これが会社を転々としたり、会社での厚生年金未払いがあったり、フリーになっ
てまた社員に戻ったり、なんて事だと膨大な書類になるんじゃなかろうか?

「最後のお一人まで年金をお届けする」と言った時に徐々に年金給付システム
をIT化しておけば、もしかしたら「最後の何千人」ぐらいまでは到達していた
のではとその作業を見ていて思った次第。

ちなみに後から電話をもらって「正社員だったことはないですか?」と。アル
バイトで行った先の会社なのだが1ヶ月だけ「厚生年金」をかけていたらしい。
年額1700円ほど支給されるそう。うーん、そのままバイトを続けていれば…。

◎竜巻竜次
マンガ家 自称、たぶん♀。関西のクリエーターコミュニティ、オルカ通信の
メンバーとしても活躍中。この連載も、呑んだ勢いで引き受けてしまった模様
http://www.mmjp.or.jp/orca/tatumaki/tatumaki.html
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■はてな?現代美術編 koko
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第110回 『 7月の奇跡 ─── Jonas Wood 』

先月はオークションハウスがコロナ禍でも意外と踏ん張っている話を書きまし
た。
今回は世の中の多くの人や店や会社が不景気で苦しんでいる中、そんなことを
ものともせず100万ドル超えをするアーティストもいるというお話。

世の中には成功の階段を駆け上がる人気者がいるものです。ミュージシャンな
らそんなアメリカンドリームストーリーはよくあるかもしれませんが、今回は
アメリカのアーティスト、しかも平面の具象画を描く作家のミラクルな状況を
お伝えします。

2015年、香港のガゴシアンギャラリーで展覧会をして、突如オークションシー
ンに名前が挙がってきた作家です。その名はJonas Wood(ジョナス・ウッド)。

10年前に初めて個展をして、オークション業界ではほぼ無名でした。今ではヴィ
トンのスカーフにもすでに彼の絵がプリントされ、ファッション市場に名前を
喧伝済。

様々な美術館で個展も開催するようになりました。実際は2006年から職業画家
として歩み始めたジョナス・ウッドが2015年から駆け上がった階段は、オーク
ションの落札価格の数字をみているだけでは到底想像もできません。

このコロナの最中、7月のオークションでは見事2点が100万ドル越え。
お見事です。

Shio with Two Dogs (2014): 2020/7/9 落札額 $1.26 million サザビーズ
□サザビーズ オークション結果
https://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2020/contemporary-art-
evening-sale-hk0927/lot.1123.html

M.S.F. Fish Pot #7 (2016): 2020/7/10 落札額 $ 1.7 million クリスティー
ズ“One: A Global Sale of the 20th Century”セール 
□クリスティーズ オークション結果
https://www.christies.com/lotfinder/paintings/jonas-wood-msf-fish-pot-
7-6269956-details.aspx?from=salesummery&intobjectid=6269956

奥様は日本人アーティスト。
彼の作品は、カリフォルニアの陽気な太陽が似合うPOPな色と、日常を描いた楽
天的で静かな幸福感が漂う作品が多いです。

2000年代に入って、平面具象画の復権が起こっているのと連動するように、Pi
eter Doig(ピーター・ドイグ)を筆頭に様々な若手アーティストが100万ドル
越えを果たすようになりました。

まだまだ日本では知名度が低いかもしれませんが、Jonas Woodもまた世界のオー
クションで最も活躍したアーティスト100人に名を連ねています。

そうだとしても、こんな簡単に100万ドル越えしていいもんなんでしょうかねぇ。
あまりに急で、まだ日本ではそんなに知名度はないんじゃないでしょうか。

Jonas Woodの作品とよく比較されるDavid Hockneyは長い年月をかけて認められ
て昇り詰めた先輩アーティストです。長年のキャリアと長い年月に耐えた彼の
作品が100万ドル越えするのは当然のように思えます。
そんなわけで、お見事と思いながらも、もやもや感満載のkokoです。

参考サイト
□ダラス美術館(英語)
https://dma.org/jonaswood
□美術手帖
https://bijutsutecho.com/exhibitions/3595

◎koko
円とユーロとドルの間で翻弄されるアートセールコーディネーター。
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■沖縄切手モノ語り 内藤陽介
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(3)琉球郵政庁の設立

沖縄にB円経済圏が形成され、第1次普通切手が発行された1948年夏は、東
西冷戦が東アジアにも本格的に及んできた時期である。すなわち、1945年9月
以来、米ソが分割占領していた朝鮮半島では、1948年8月には大韓民国が成立
し、翌9月には朝鮮民主主義人民共和国が成立した。また、中国大陸の国共内
戦は共産側の優勢がほぼ確定したのもこの時期である。

こうした状況に対応して、米国は、沖縄を太平洋戦略の要石として長期的に
確保すべく、さまざまな布石を打ち始める。

すなわち、1948年7月、米軍のための緊急徴用令が発せられたほか、1949年
からは米軍基地の建設も本格的に開始された。その一方で、1948年8月、マッ
カーサーは沖縄住民に一定の自治を与える準備を指令し、同年10月には民政議
会が設置されたのを皮切りに、統治機構の整備が進められた。

その一環として、1950年4月を期して、奄美・沖縄・宮古・八重山の各地区
に分かれていた郵政機関を統合し、全琉球規模での郵政機関として郵政琉球郵
政庁が設置されることになる。そして、これに合わせて、普通切手もリニュー
アルされることになり、1949年2月、琉球軍政本部は新切手の図案公募を開始
した。その結果、「芸術的見地のみではなく、沖縄の風物や歴史を描いたもの
を選ぶように」との琉球列島米軍政長官、ウィリアム・イーグルス少将の“指
導”の下、沖縄市民代表による審査が行われ、5月に9点の入選作品が発表さ
れ、琉球郵政庁の発足に先駆け、1950年1月21日、新図案の切手(第2次普通
切手)が発行される。

この時発行された新切手は、伝統家屋の屋根に乗るシーサー(当局による発表
では“唐獅子”)を描く50銭切手、沖縄乙女を描く1円切手、首里城正殿を描
く2円切手、(首里城正殿の)龍頭を描く3円切手、民族衣装姿の女性を描く
4円切手、貝殻を描く5円切手の6種類である。

いずれも、イーグルスの意向に沿って、日本本土とは異なる沖縄独自の文化を
示すもので、1948年の切手にはあった“琉球郵便”の漢字表記が外されたこと
とあわせて、沖縄の独自性、ないしは日本との差異を従来以上に強調しようと
いう意図を読み取ることができる。

ところで、第2次普通切手の入選作品を制作した画家たちは、いずれも、沖縄・
奄美の現代美術史における重要人物なので、以下、簡単に紹介しておきたい。
まず、50銭切手
https://blog-imgs-142.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/202009251435551ff.jpg

の原画を制作した大村徳恵は、1949年の沖縄美術展覧会(現沖展)第1回展で、
当時の人々の住環境を題材にした「テントのある生活」で最高賞の沖縄タイム
ス賞を受賞している。

沖縄美術展覧会は、1949年7月2−3日、沖縄タイムス社の創刊1周年の記念事
業として、「郷土再建には文化振興が県民の支えになる」との趣旨の下、県内
の美術関係者の賛同を得て、崇元寺旧本社で開催されたのが始まりで、以後、
毎年開催されている。

1円切手
https://blog-imgs-142.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/20200925143557a74.jpg

の原画を制作した名渡山愛順は、1906年1月22日、那覇市松下町の琉球絣問屋の
子として生まれた。県立第二中学校時代、比嘉影常に学び、1927年、東京美術
学校西洋画科に入学する。1928年には第9回帝国美術院美術展覧会に出品した
『夏の沖縄風景』が入選を果たした。

東京美術学校卒業後、帰郷し、沖縄県立第二高等女学校で教職に就いたが、19
44年10月の那覇大空襲により全作品を焼失。その後、大分県豊後竹田に疎開し、
1946年に帰郷。沖縄民政府沖縄諮問委員会、文化部芸術課の美術技官に就任し
た。

米施政権下では、1947年に首里ニシムイにアトリエを構え、1949年に行われた
第1回沖縄美術展覧会では絵画彫刻部門の審査委員を務めるとともに、同年結成
の沖縄美術連盟の幹事を務めるなど、沖縄美術会の中軸を担う存在として活躍。
また、1950年には豊平良顕らとともに琉球紅型研究会を発足させ、沖縄の伝統
的工芸である紅型の復興にも力を注いでいます。1970年没。

首里城正殿を描く2円切手
https://blog-imgs-142.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/20200925143558164.jpg

は山本恵一の作品。山本は、1913年生まれ。第二中学校では名渡山の後輩で、
1931年に上京すると、当初は新宿区落合の名渡山宅に下宿し、1933年、東京美
術学校油絵科に入学した。1938年に美術集団の「貌」に参加し、池袋を拠点に
活動した。1941年に帰郷し、母校の第二中学校の教師となり、沖縄で終戦を迎
えた。

3円切手の原画
https://blog-imgs-142.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/20200925143600c7d.jpg

を制作した下地明増は、1918年、宮古郡平良村下里生まれ。1939年に県師範学
校を卒業し、教員として児童生徒に指導する傍ら、サトウキビを主なモチーフ
として油絵に精力的に取り組み、1957−59年には沖展で入選し、1987年、沖展
会員となり、宮古の現代美術を牽引した。教育者として宮古教育事務所長を務
めたほか、市文化協会顧問、二季会会長などを歴任した。2009年没。

4円切手
https://blog-imgs-142.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/2020092514360156e.jpg 

の原画を制作した数勝義は奄美大島の画家で、1949年11月22−24日、奄美大島
の中央農業会で開催された全大島美術展覧会で審査員を務めている。

最高額の5円切手
https://blog-imgs-142.fc2.com/y/o/s/yosukenaito/2020092514360381b.jpg

の原画は大城皓也が制作した。大城は、1911年、那覇生まれ。沖縄県立第二中
学校を卒業後、1930年に東京美術学校西洋画科に入学し、卒業後の1934年に帰
郷。

1936年、真和志村樋川原(現・那覇市樋川)に沖縄県内初の私立中学として開
南中学校が創立されると、美術教師として赴任した。1950年に琉球大学が創立
されると、応用学芸部芸術科(現美術工芸科)助教授に着任する。代表作に、
久高島の祭事イザイホーに取材した「神々の誕生」など。1980年没。

なお、大城と東京美術学校時代の同期だった岡本太郎は、1959年、大城の招き
で沖縄を訪問し、その時の体験をもとに「沖縄文化論」を展開。後の「太陽の
塔」につながった。


内藤陽介
1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文芸家協会会
員。フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国
家や
地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し研究・著作活動を続けている。主
な著書に、戦後記念切手の読む事典<解説・戦後記念切手>シリーズ(日本郵
趣出版、全7巻+別冊1)、『外国切手に描かれた日本』(光文社新書)、『
切手と戦争』(新潮新書)、『皇室切手』(平凡社)、『満洲切手』(角川選
書)、『大統領になりそこなった男たち』(中公新書ラクレ)など。
最新作『日本人に忘れられた ガダルカナル島の近現代史』扶桑社
電子書籍で「切手と戦争 もうひとつの昭和戦史」「年賀状の戦後史」角川
oneテーマ21などがある。

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■編集後記
小谷先生ご紹介の本は、もう50年以上前になる東大闘争の手記になる。この
あと学生運動は混迷を極め、爆弾テロや内ゲバの時代がやってくる。子供時代、
そうした経緯を現在進行形で見ていた私も、もはや50代である。

第二次大戦時の記憶をもつ人はすでに80代を超えている。記憶というものは、
こうして消えていくのだなと思うと、本の果たす役割はやはり大きい。記憶が
消えても、記録は残る。

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