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[本]のメルマガ vol.741


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 ■■ [本]のメルマガ                 2020.1.15.発行
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 ■■  mailmagazine of book       [暖冬だけど寒いな号]
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 かぎり正確に物語る。上:カエサルからフランツ=フェルディナントまで
 下:ニコライ二世からチャウシェスク夫妻まで  
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 【連載】………………………………………………………………………………
 
 ★「散慮逍遥月記」 /  停雲荘主人 
 → 第63回 「2020年もよろしくお願いいたします」

 ★「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
 → 第127回 小さな声によりそって
 
 ★「本棚つまみ食い」 / 副隊長 
 → 「踏切」に名前があるってご存知ですか?
  
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 ■トピックス
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 つのイベントをご紹介します。
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 ■「散慮逍遥月記」 / 停雲荘主人
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 第63回「2020年もよろしくお願いいたします」
 
 遅ればせながら,あけましておめでとうございます。本年もお引き立ての程よ
 ろしくお願い申し上げます。
 
 2017年の暮れからこちら,なかなかに慌ただしい毎日を送ってきましたが,さ
 て2020年は少し腰を落ち着けて研究と教育と課外活動と,それぞれすすめるこ
 とができるでしょうか。実は年始早々にやる気を削がれる話が舞い込んできて,
 いささかげんなりしているという事実はありますが,それはそのうちうっちゃ
 りを決める機会を伺うこととして(苦笑)。
 
 研究分野では,2019年は新しい業務に慣れるため進展がありませんでしたが,
 2020年は15年ほど前に公表した「貸出至上主義」に関する記事の再考を手掛け
 ることを考えています。これは我が論旨を見直す必要はなく(むしろこの15年
 にわたる業界での見聞により,論旨を補強する材料は増えつつあるというのが
 実感です),記事自体を撤回しなければならないほど悪い出来ではないと考え
 ているものの,手掛けてから15年も経つとあちらこちらに,取材が足りなかっ
 たり思考が浅かったり言葉が足りなかったりするが故の欠点が見え始めて,著
 者としても少々いたたまれなくなってきておりますので,新たに稿を起こして
 自説を補強更新するとともに,より多くの業界関係者に「貸出至上主義」の限
 界とその克服を考えていただこうというのが,再考の趣旨です。そして,でき
 れば電子媒体も整っている媒体に投稿し,本誌および電子媒体に掲載されるこ
 とで「貸出至上主義」の限界をご理解いただき,わたしの論説,趣旨に異議が
 あるのであればわたしを指名した上でご批判を賜ることができましたら幸甚で
 す。
 
 研究では他にも幾つか考えているものがありますが,まだまだアイデア段階の
 ものばかりですので,具体化には少々時間がかかりそうです。
 
 教育では,今年から卒業研究とプロジェクト学習を担当することになります。
 卒業研究は,学生時代に自分が執筆して以来の取り組みになりますが,卒業研
 究と言っても短大ですので学生さんも注力できる時間はそれほど多くないこと
 が予想できるため,その進め方には工夫が必要です。できるだけよい論文(問
 いが成立している,問いに対して自論を説得力ある文章で書き込んでいる,な
 どなど)を書き上げてもらって送り出すのがわたしの務めになるでしょうか。
 添削,とは言いますが「削る」はできるだけ控えて,文章に流れを「添える」
 方向でいきます。「図書館情報学」の看板を出して案内したところ,3名ほど
 希望者が来ました。
 プロジェクト学習とは,最近聞かれるようになった教育手法で,学生が自らプ
 ロジェクト(課題)を立ち上げ,チームを組んで自分たちで課題を設定して解
 決していく学習法のことを指します。勤務先では,これをこれまた昨今の大学
 において重要視されてきている「地域貢献」と組み合わせて,出身地が異なる
 学生が大学のある地域について学習し,理解し,課題解決を実践していく,と
 いう一連の作業を教員の指導の下すすめていく,という実習を行っています。
 こちらも,わたしが関わるのは初めてのことになるので,プロジェクトの設定
 から慎重にすすめてまいります。みなさまにプロジェクトの内容を広くお知ら
 せできるようになりましたら,またご報告できることがあるかもしれません。
 
 ここで触れた件以外にも,業務として,また課外活動として様々に煩雑な
 (失礼)作業をすすめながら,こちらの連載もできるだけ穴を開けずに,毎月
 出稿するようにいたします。改めて,よろしくお願い申し上げます。
 
 では,また次回。
 
 
 ◎停雲荘主人
 2019年4月から司書養成が本務のはずの大学教員兼大学図書館員。南東北在住。
 好きな音楽は交響曲。座右の銘は「行蔵は我に存す,毀誉は他人の主張,我
 に与らず我に関せずと存候。」(勝海舟)。 
 
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 ■「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
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第127回 小さな声によりそって

 
  新しい年を迎えて、今年こそは、積ん読を減らして、本を読むようにしたい
 なあ、と思ったものの、せっかく年末年始に読もうと思って買い込んだ本もや
 っぱり寝床の横に積まれてしまっている。いやいやこれではいけない、と読み
 始めたのが、『古くて新しい仕事』(島田潤一郎著 新潮社)だった。ひとり
 出版社「夏葉社」の島田さんの書き下ろしエッセイ集だ。この本だって、昨年
 の秋に出ていて、しばらく積ん読になっていたのだけど。

 
  この原稿は、成人の日の前日に書いているけれど、これから社会に出る若い
 人たちに読んでほしい一冊だ。島田さんは編集の経験などまったくないのに出
 版社を起業して、自分が出版したい本を出しながらもう10年を迎えている。何
 か新しいことを始めたい人、自分の道をさがしている人にぜひ、読んでほしい。
 
「嘘をつかない、裏切らない、ぼくは具体的なだれかを思って、本をつくる。
 それしかできない」と帯にあるように、10年前に島田さんに会ってから、その
 姿勢は少しも揺らいでいないようだ。

 
  出版を始めたばかりの若い島田さんが語っていたこと、エピソードがそのま
 ま書いてある。10年経っていても、ずっと同じ情熱を持ったまま続けているの
 がすごいなあ、と思う。いや10年という実績を積んで、より力強くなっている
 ようだ。世間の荒波に揉まれて、「大人」になってしまうことなく、いまだに
 「青年の青臭さ」を持っていて嬉しくなってくる。それにしても、もう10年も
 経ったんだな。その間、35冊も出版したんだ。改めて、すごいなあと思う。
 夏葉社5周年の記念ライブに出演させてもらったことも懐かしく思い出す。

  10年前、古本関係やトークショーなどで会った島田さんは、率直で正直で、
 自分の思いをてらいもなく熱く語る青年だった。30歳を過ぎているなのに、も
 っと若く見えた。この青年がどんなことをやろうとしているのか、興味があっ
 て、何回かトークショーにも行ってみた。
 
 
 ところが、ぼくが行ったトークショーでは、どういうわけか本や出版の話題
 よりも2時間近く失恋話をとうとうと語ったこともあった。話術に長けている
 し、あまりに熱く語るので面白く聞いたけれど、あれはいったいなんだったん
 だろう(笑)。
 
 
 いや、島田さんはふざけていたわけではない。このときだって、島田さんは
 受けを狙って話したのではなくて、きっと一番話したかったことを思いのまま
 に話しただけだったんだろう。このエッセイからもその熱さ、そしてときには
 “暑苦しさ”(失礼!)あまりの情熱にたじろいでしまう)が伝わってくる。
 「一人出版社」が注目されるようになったのは、夏葉社が『レンブラントの帽
 子』(バーナード・マラマッド 著 小島信夫 浜本武雄 井上謙治 訳)を
 和田誠の装丁で出版したり、幻の本だった『昔日の客』(関口義雄 著)を復
 刊したころだろうか。もちろん小規模の出版社はそれまでもたくさんあったは
 ずなのだけれど、夏葉社の本は復刊ということもあって、新しいのに懐かしさ
 を持っていたし、装丁が美しくて、たったひとりの出版社がこれほどの本を出
 版できるんだ、と驚きでもあった。

 
  ぼくはそれまで『昔日の客』という本を知らなかった。エッセイで島田さん
 が書いていたとおり、周りの古本好きや、Twitterのタイムラインに流れてく
 る礼賛の声を読んで知ったのだ。口コミ、SNSの宣伝効果は大きいのがわかる。

  そして『昔日の客』は、期待を裏切らなかった。古書店と作家たちとの温か
 い交流が伝わってくる。古本好きの間では有名な本だったらしいが、よく復刊
 したなあ、と感心した。とにかくぼくの周囲では、夏葉社の登場は画期的な出
 来事だった。ぼくも、つぎはどんな本が出るんだろうと、楽しみになった。

 
  このエッセイ集は、小説家を目指していた島田さんが出版社をどのようにし
 て企業したか、そしてそれからの10年を書いているけれど、決してハウツー本
 ではない。もちろん、ひとり出版社の仕事を具体的に書いてもいる。編集だけ
 でなく、営業をやりながら書店の棚が作られていく仕組みも面白い。島田さん
 は編集の仕事に、とても謙虚に向き合っている。「編集という仕事は、とどの
 つまり、だれかにお願いをする」といっている。本づくりの細かなことは、デ
 ザイナーや校正者の人に教わったという。何かのイベントの打ち上げで島田さ
 んと同席したことがあったが、そのときも校正者の猪熊良子さんにいろいろと
 話を聞いていたのを覚えている。

 
  このエッセイ集、生きることについて、働くことについて、たくさんのヒン
 トや、考えるべきこと、気づかされることが書いてある「青春のバイブル」と
 いえそうだ。60歳を過ぎているぼくだけど、ほんの少し勇気をもらえた。もっ
 と若い時にこの本があればな、なんて思ってしまった。

 
  島田さんが出版社を起業したのは、就職先がなかったからだったという。就
 職をしようにも50社連続で不採用になったらしい。たしかに小説家志望で27歳
 まで定職がなければ、なかなか就職先は見つからないだろう。だが、それだけ
 ではなかった。親友だった従兄の突然の死が大きな理由だった。落ち込む島田
 さんを救ったのは文学であり、本だった。そして大事な息子を失った叔父と叔
 母のために一編の詩を本にしたかったといのが夏葉社をつくる大きな動機だっ
 た。
「だれかを思って本をつくる」、これが島田さんの原点なのだ。この詩は
 のちに『さよならのあとで』(ヘンリー・スコット・ホランド 詩 高橋和枝
  絵 櫻井久 装丁)となって出版されている。
「だれかを思って本をつくる」
 は、「手紙のような本」をつくることだった。

 
  島田さんは仕事を依頼するとき、手紙を書くという。メールを書くときも、
 どうして仕事を依頼したいのか、自分の気持ちを正確に伝えようとする。紋切
 り型になって、島田さんという人間のことが伝わらないことがないように文章
 を書く。1時間も2時間もかかることがあるという。

 
  一対一の手紙、メールは、「この人ならわかってくれるだろうという表現で、
 自分の気持ちを伝え、相手の心情を慮る」ものだ。島田さんは、本をつくると
 き、一対一の手紙のような本をつくりたいと願っている。「具体的な読者の顔
 を想像して、よく知る書店員さんひとりひとりを思いながらつくる本」という
 のだ。

 
  これは、本だけでなく、あらゆるものづくりに大切なことなのでは、と改め
 て思った。このような作り方をしていては、おそらく大きな収入を得られるも
 のは出来ないかもしれない。ベストセラーにならないだろう。だが、だれかに
 とっては、かけがえのない一冊の本になるかもしれない。きっとそういう本は、
 ずっと長い間、残っていくのではないかな。一生に一冊でも、一曲でもそんな
 ものをつくれたら、どんなにいいんだろうと思う。

 
  島田さんは、「小さな仕事のすべてに価値があるとは思わない」、「大きな
 資本にはできないことをやることが、小さな仕事の価値なのだ」という。そう、
 それは、島田さんのいうとおり、大多数の側に立つのではなく、少数派の意見
 の立場に立つということなのだ。少数派の意見を大切にする出版社があるのは、
 これからもっと大切なことになっていくだろう。これって、出版だけじゃない
 よね。音楽だって、お店だって、個人で何かを始めようとしている人には大切
 にしなければならないことだと思う。
「意思があれば、続くというのではない。
 けれど、意思がなければ、いつの間にか遠くへと流されてしまう」と10年の経
 験を積んだ島田さんはいう。「小さな仕事を長く続けるコツのようなものがあ
 るとすれば、それは手間暇のかかった、具体的で、小さな声によりそったもの
 だろう」

 
  新年のはじめに、素敵な本を読んだ。襟を正して生きていかなくては!
  なんて、柄にもないこと思ってしまった。


 ◎吉上恭太

 文筆業。エッセイ集『ときには積ん読の日々』がトマソン社から発売中。詳し

  くはトマソン社のサイトを見てください。http://tomasonsha.com/ 
 翻訳絵本『あめのひ』『かぜのひ』は徳間書店から出ています。
 セカンドア
 ルバム「ある日の続き」、こちらで試聴出来ます。

  https://soundcloud.com/kyotayoshigami2017

 タワーレコード、アマゾンでも入手出来ます。よろしくお願いします! 

 
 
 
 

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 ■「本棚つまみ食い」 / 副隊長
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  皆さんが普段通る道にも踏切がひとつふたつあったりするのではないかと思
 います。あまり知られていないかもしれませんが、踏切にも一箇所ごとに名前
 がつけられています。
 
 『ゆかいな珍名踏切』、今尾恵介、朝日新聞出版、2020
 
  著者の今尾恵介氏は地図・地名の分野では有名な方ですが、ついに踏切名ま
 で手を伸ばしたのかと感慨ひとしおです。というかいままで踏切の名前で一冊
 勝負してみようという出版社が無かっただけかもしれませんが。
 
  踏切というものは交通法規上はイレギュラーな存在で、基本的には例外的な
 存在です。そのため近年も立体交差化などで次々と姿を消しています。今後新
 しい踏切が生まれることはほぼ無いでしょう。ということで踏切というのはも
 うなくなる一方の存在ということです。うかうかしているとあなたのお家の近
 くの踏切も無くなってしまうかもしれません(立体交差化などで無くなっても
 困らないでしょうが)。
 
  そんな踏切の名前ですが、実は決め方が適当な感じが濃厚に漂っています。
 本書に紹介されただけでも「パーマ踏切」・「虚無僧踏切」・「古代文字踏切」・
 「爆発踏切」ともはや地名ですらないような名前が並びます。もちろんちゃんと
 (?)地名がつけられている踏切もあるのですが…。もはや部外者には一見何が
 何やらわかりません。
 
  と思いきや地元の人にとっても由来不明の場合が少なくありません。著者は
 地元の人にしばしば聞き取りを行っていますが(おそらく聞き取り以外で由来
 を辿るのは難しそう)、それでも明確な答えを得られないこともあります。
 
  例えば千葉県の「切られ踏切」。明らかに地名ではなさそうなこの踏切名、由
 来を地元の人に尋ねると、近くに旧藩時代の刑場があったというところまでは
 辿れます。おそらくそれが由来だろうと。しかしなぜ刑場跡の近くにあるこの
 踏切が「刑場」を名乗らず「切られ踏切」となったのかについては誰もわかりま
 せん。地元の教育委員会の人が国鉄に聞いても不明とのこと。
 
  長野県の「パーマ踏切」については、踏切の近くに繁盛していたパーマ屋さん
 があったのが、名付けの理由となっています。しかしそのパーマ屋さんは実に
 もう60年以上前に別の場所に移転しているということが現地調査で判明します。
 美容院ではなくパーマの方を名付けに持ってくるところに、パーマが特別だっ
 た時代を感じさせます。
 
  と、かように踏切の名前は鉄道会社にとっては(名前が付いて識別できれば)
 どうでもいいもののようです。だから由来不明でもかまわないし、現状に即し
 て改称することもありません。もっとも京浜工業地帯の真ん中には、会社の名
 称変更に合わせて名前を変えた踏切もあるようですが、大半は踏切ができたと
 きの状況がそのまま保存されています。
 
  館山市にある「汽船場海岸通り踏切」などはそのいい例です。館山駅のすぐ南
 に位置し、ここを西のほうへ進むとすぐに海岸に出ます。実はこの海岸にはか
 つて桟橋があり、東京と館山を結ぶ東海汽船の船が発着していました。そして
 この踏切のある通りにもかつては旅館が立ち並んでいました。この踏切名はか
 つての繁栄振りをとどめるものだったのでした。
 
  ちなみにこの踏切のそばには「靴屋踏切」もあり、こちらはかつてここに靴屋
 があった名残をとどめています。閉業したのはざっと30年は前らしいですが。
 
  山手線の踏切には「青山街道踏切」というのがあります。その道は青山方面
 へ通じているのですが、今尾氏をもってしても「青山街道」なる街道の名前は
 聞いたことがないとのことです。おそらくは愛称のような形でそう呼ばれて
 いたのでしょう。
 
  そんなわけで踏切の名前には地元の人でさえ忘れてしまっているような歴史
 がひっそりとその名をとどめていたりするのです。これが踏切の名前の最大の
 魅力といえるでしょう。
 
  ということで踏切の名前にはその土地の秘密(?)が隠されていることが往々
 にしてあります。本書を読んで珍名に驚くもよし、名付けの背景探索を楽しむ
 もよし、早速近所の踏切名を見に行ってみるのも面白いかもしれません(鉄道
 会社によっては数字のみの場合もあるようなので注意)。
 
  それぞれの土地の歴史にふれる「虚無僧踏切」・「古代文字踏切」・「爆発踏
 切」の由来については御一読の程を。
 
 ◎副隊長 
 鉄道とペンギンの好きな元書店員。
 
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 ■トピックス
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 ■ ミロコマチコ 絵本「ドクルジン」(亜紀書房)原画展
 └─────────────────────────────────
 ◆日時:2020年1月20日(月)〜2月3日(月) 会期中無休
     平日 11時〜21時 土日祝 11時〜19時  ※最終日のみ17時まで
 
 ◇場所:ブックハウスカフェ
     〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル2F
     TEL 03-6261-6177
 
 ★入場無料
 
 詳細は、http://bookhousecafe.jp まで

 ■ 夏葉社 「サンライト 永井宏さんが残したもの」
 └─────────────────────────────────
 ◆日時:2020年1月17日(金)〜2月3日(月) 8時から19時
            定休日 水曜日+臨時休業
 
 ◇場所:栞日 2F 企画展示室
     〒390-0815 長野県松本市深志3-7-5
     TEL 0263-87-5377
         http://sioribi.jp

 美術作家であり、たくさんの詩やエッセイを残した永井宏さんの散文アンソロ
 ジー『サンライト』(夏葉社)の発売を記念して、永井さんのアート作品、関連
 書籍を展示販売します。初日前夜には版元である〈夏葉社〉の島田潤一郎さ
 ん、編集を担当した丹治史彦さんをお招きして、トークイベントも開催。
 「誰にでも表現はできる。ぼくたちの暮らしが作品になるんだ」とたくさんの人
 を励まし、没後もなお影響を与え続けている永井宏さんの作品と考え方に、
 ぜひ触れてください。                             ―HPより抜粋―
 


■映画館のかたち 中馬 聰   写真展 
             『藤森照信のクラシック映画館』(青幻舎)刊行記念
 └─────────────────────────────────
 ◆日時;2020年1月 18日(土)〜29日(土) 11時〜19時 水曜日休み
 
 ◇場所:メリーゴーランド京都
   〒600-8018 京都市下京区河原町通四条下ル
                           市之町251-2寿ビルディング5F

    mail:mgr-kyoto@globe.ocn.ne.jp

    tel/fax:075-352-5408

 
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 ■あとがき
 1月から、また周回遅れの配信です。
 読者の皆様、寄稿してくださった皆様、関係者の皆様、誠に申し訳ありませ
 ん。今年もよろしくお願いします。
 
 新年早々、坪内祐三さんが亡くなられた知らせが届きました。
 坪内さんは、広い視野であらゆるものを観察され、細かな出来事まで丁寧に
 拾い上げてくださる方でした。
 それは、隅っこで働いている私(たち)に大変勇気を与えてくださるお仕事で、
 厳しいけれど、坪内さんが見ていて見つけてくださることは喜びでした。
 心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
 
 いらっしゃらなくなって、大変不安です。      畠中理恵子 
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 おり、広告は随時募集中です。詳細はメールにて編集同人までお尋ね下さい。
 ■ COPYRIGHTはそれぞれの記事の記者が有します。
 ■ 今号のご意見・ご質問は
  15日号編集同人 「畠中理恵子」まで nora.7-4.ttpnkffb.c@ezweb.co.jp 
 ■ トピックスの情報提供もよろしくお願いします。
   なお、当メルマガは配信日によって、情報の提供先が変わり
   ・5日号:aguni原口 hon@aguni.com
   ・15日号:畠中理恵子 nora.7-4.ttpnkffb.c@ezweb.co.jp
   ・25日号:朝日山 asahi_yama@nifty.com
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