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[本]のメルマガ vol.740

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■■ [本]のメルマガ                 2020.01.05.発行
■■                              vol.740
■■  mailmagazine of books      [夜食は少し、危険な悪巧み 号]
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『太神楽:寄席とともに歩む日本の芸能の原点』

鏡味仙三郎(太神楽曲芸協会会長/一般社団法人落語協会理事)著
A5判 210ページ 本体2,400円+税 ISBN: 9784562057191

最古の芸能「太神楽」の世界を、その歴史と盛衰、自身の交遊録から寄席での
楽しみ方まで縦横に紹介。また声優の田中真弓さん、太神楽界最長老の鏡味健
二郎さんとの特別対談や、技芸の写真も多数収録した誰でも楽しめる一冊!

■CONTENTS------------------------------------------------------------

★トピックス
→ トピックスをお寄せください

★味覚の想像力−本の中の食物 / 高山あつひこ
→ その43『招かれた女』その3.たくらみの夜食と外食の自由

★声のはじまり / 忘れっぽい天使
→ 第123回 「皆でノル」から「バラバラにノル」へ

★ホンの小さな出来事に / 原口aguni
→ 今回はお休みです。

★「[本]マガ★著者インタビュー」
→ インタビュー先、募集中です。

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■トピックス
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■トピックスをお寄せください
└──────────────────────────────────

 出版社の皆様、あるいは出版業界の皆様より、出版関係に関わるトピックス
(イベント、セミナー、サイン会、シンポジウム、雑誌創刊、新シリーズ刊行
など)の情報を、広く募集しております。

 情報の提供は、5日号編集同人「aguni」hon@aguni.com まで。

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■味覚の想像力−本の中の食物 / 高山あつひこ
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その43『招かれた女』その3.たくらみの夜食と外食の自由

  
 ボーヴォワールの『招かれた女』を見るのもこれで三回目。今回は戦前のパ
リの街に現れる食べ物を見て行こうと思う。

 最初に書いたように、主人公のフランソワーズは劇団の脚本家でもあり小説
家でもある。彼女の恋人であり、劇団の主催者で俳優兼演出家のピエールは売
れっ子で人気者。ブルジョワの伯母から引きだした運営資金で劇団を設立し順
調に行っているようだ。だから、レストランやバーで食事をする場面になると、
必ず若い人たちには食事をおごっている。その場面を見てみると、特にご馳走
を食べるわけではなく、レストランのコース料理というより定食という感じの、
前菜と主菜に食後のコーヒーぐらいの食事なのだが、それでもいかにもフラン
ス料理らしくて、おいしそうなのだ。

 フランソワーズとピエールが若手俳優で演出助手のジェルベールを、グリー
ユというレストランに連れて行ったときの食事場面を見てみよう。

 ピエールの好きな前菜は「マヨネーズかけの卵」。平たく言えば、ゆで卵に
マヨネーズをかけただけのものなのだけれど、レストランの自家製マヨネーズ
というと、イメージは少し違うと思う。

<ピエールはマヨネーズをかけた卵を注文して、たんねんにソースの中に黄身
を砕いていた。ミモザ卵と自称するやつだ>
 
 ジェルベールの注文は「隠元豆付きのハム」。メニュウにまだあったと言っ
て喜んでいるので、この赤い隠元豆つきのハムという料理は、季節のもののよ
うだ。この料理について一応調べたてみたのだが、サラダだとしたら前菜かも
しれないし、主菜の料理である可能性もある。とにかく、ジェルベールはこの
料理のことを後で、un miracle、「あったのは奇跡でしたよ」とグザヴィエー
ルに説明しているくらいだから、お気に入りのようだ。

 デザートにと、フランソワーズはジェルベールの好物のタルトをすすめるの
だが、戦争の危機を感じて気がふさいでいるジェルベールはそれを断り、最後
は埃をかぶった大きな首の細い瓶に入った古いマール酒で食事が締めくくられ
ている。

 では、フランソワーズの好きな食べ物は何かと言うと、「ヴェルシュ」なの
だが、この食べ物は長い間私にとって謎だった。

 それは、フランソワーズとピエールが二人だけでレストランに訪れた日のこ
とだ。運悪く大好きなマヨネーズかけの卵がなくて、ピエールはフランソワー
ズが食べたいというヴェルシュをふたつ注文した。

<ピエールは平然として、ほやほやのヴェルシュにイギリス・ソースをたっぷ
りかけた>

 ヴェルシュとは、辞書をひくとチーズトーストとあるのだが、チーズトース
トにソース?と釈然としないままでいた。だが、ある日ふと、これはWelsh 
rarebit ウェルシュ・ラビットだと気づいて、ほっとしたのだ。それではイギ
リス・ソースもかけたくなるだろう。たっぷりやりたまえ、ピエール君。

 ちなみに私がこの食べ物に本の中で初めて出会ったのは子どもの時に読んだ
『ジェーン・エア』だった。伯母さんの家の女中さんが、今晩はウェルシュ・
ラビットが食べたいと言う場面があって、註には「チーズにビールを混ぜてト
ーストの上に塗って焼いたもの」とあり、子供には想像もつかない苦そうな食
べ物として登場したのだった。レシピを調べるとウスターソースを混ぜるもの
もあり、ピエールの食べ方にも納得が行く。

 この作品を読んでいると主人公たちは外食ばかりしていて、実際に料理をし
ているところがあるのは、若い劇団員がゆで卵を作る場面だけなのだ。もちろ
ん主人公のフランソワーズは一切料理をしない。

 ただ、二人の人物が夜食を作って彼女にご馳走する場面が二か所ある。その
テーブルをのぞいてみよう。 

 若い友人のグザヴィエールが、自分のホテルの部屋にフランソワーズを招き
入れて、簡単な夜食を作ったから今晩はここでお過ごしくださいと言うところ
から情景は始まる。
 
<洗面台のそばのアルコール焜炉には、湯沸かしがシュウシュウ沸いて、暗が
りをすかしてみると、いろんな色のサンドイッチを持った皿が二枚置いてある>

 グザヴィエールは新鮮な緑茶も買ってあると言い、フランソワーズはその強
引な招待をむげに断るわけにもいかないと、しぶしぶ応じる。

 どうしてだろう?若い女の子が一生懸命作った料理を何故食べたがらないの
だろう?

 そんなまずそうなサンドイッチなのか?

「赤いキャヴィアはお好き?」
「ええ、とても」
「ああ、よかった。お嫌いかと思って、とても心配しましたの?」

 そんな心遣いを見せながら差し出されたのはオープン・サンドイッチで、

<円やら、四角やら、菱形やら、いろんなかたちに切った黒パンの上に、さま
ざまな色のジャムみたいなものを塗って、アンチョビや、オリーヴの実、ビー
ツの丸切りなどがのっている>

 このサンドイッチは二つと同じものがないんですと自慢しながらグザヴィエ
ールは、でも、所々にトマトソースをのせずにはいられなかった、とてもきれ
いに見えたからと言う。

 フランソワーズはトマトが大嫌いだと知っていながら、らしい。

 そこで、しぶしぶフランソワーズはサンドイッチを口にするのだが、そう変
わった味でもなかったようだ。グザヴィエールが壁に貼ったヌード写真や、同
じホテルに住むアフリカ系のダンサーの魅力について二人であれこれ話しなが
ら、お茶を飲み過ごす。

 なんとなく大学生の頃、友人の下宿を訪ねたときの風景を思い出す。あの頃
の誘い文句は、オーブン・トースターを買ったからピザトーストパーティーを
しようというものだった。お酒などなくても紅茶だけでも一晩語り明かせたし、
他人の恋の話だけでも盛り上がったっけ。

 でもグザヴィエールのこの夜食の招待は、やはりイクラとトマトソースの取
り合わせのように、何か裏があるのが分る。心遣いを見せながらも嫌いな食べ
物を食べさせるように、やさしさの影にピエールとの恋の駆け引きが隠されて
いるのが明らかになってきて、フランソワーズはグザヴィエールとの友情には
打ち込めないと思うのだ。

 それでは、もうひとつの夜食の場面を見てみよう。物語は進んで行き、フラ
ンソワーズはグザヴィエールとピエールの三人で、トリオで愛情を深め合うよ
うになって行く。彼女たちを夜食に招待したのはピエールの妹で画家のエリザ
ベート。最近は時代の最先端を行くキャバレエの装飾を任されて、名も売れて
お金持ちになってきたようだ。粋なアトリエ付きの部屋で、おしゃれをして三
人を待つエリザベート。自分の姿を鏡で見ると昔の夢がかなったかのように見
えると思っている。若かった頃は狭くてみじめなアパートの部屋で、ピエール
のためにリエットのサンドイッチとキャラフェに入れた量り売りの安葡萄酒の
夜食を用意しながら、キャヴィアとブルゴーニュの古酒を用意しているつもり
でいた等と思い出している。リエットというのは、レバー抜きのパテのような、
ラードの中に挽肉が入っているような感じのもので、パンに擦り付けて食べた
りする。瓶詰などで肉屋や食料品店で売っている、普段のお惣菜という感じの
ものなのだ。
    
 では、今夜エリザベートが用意した夜食は何だろう?

 キャヴィアのオープン・サンドイッチに、フォアグラのパテをのせたオープ
ン・サンドイッチ。そして、プチフール。

 シェリー酒やウオッカの壜もきらびやかに並んでいる。

 ピエールは、

「ほっぺたが落ちそうだ。エリザベート、まるで王様を迎えたようなおもてな
しだね」

と、ほめる。

 フランソワーズもフォアグラのサンドイッチをもりもり食べて、エリザベー
トの衣装をお姫様のようだともてはやす。普段人前で何も食べないグザヴィエ
ールも、すすめられたキャビアを食べておいしいと言う。

 でも、エリザベートは、二人が入れ込んでいるグザヴィエールが気に食わず、
自分の恋人の脚本家のクロードの芝居をピエールが取り上げようとしないのに
不満を持っている。部屋で蓄音機のレコードに合わせてダンスをするグザヴィ
エールとピエールを見ながら、エリザベートは幸せそうなこのトリオに水を差
す計画を密かに練り始めている。

 夜食は少し、危険な悪巧みを産むようだ。

 今回は省略したけれど、この他にも物語の中にはハイキングに行った山のカ
フェで食べる熱いスープや大きなオムレツなどおいしいものがまだまだ描かれ
ている。フランス文学は確かにおいしいものに溢れているのだが、それだけで
はなく、戦中の食糧難を経た作者の思い入れが感じられる。これは宮本百合子
の『二つの庭』にも共通する点で、飢えを知ったからこその食物への郷愁や思
い入れの深さがあると考えられるのだ。

 作者のボーヴォワールは一応お嬢様育ちだったけれど、家が没落し持参金を
持てない身となった。だから親たちに、お前はもう他のお嬢様のような結婚は
できない、大人になったら働かなくてはならない身分なのだと言われてきた。
そして、大学卒業時に教授資格を取り、教職につき、親の家から独立すること
ができた。

 すべての時間を自分で使っていい、自由な身になったのだ。

 その喜びをボーヴォワールは自伝『女ざかり』に、こう書いている。

<暁方に帰っても、一晩中本を読んでも、二十四時間ぶっ続けに閉じこもって
から急に往来に飛び出してもよかった。私はレストラン・ドミニックで、ボル
シチ一杯でお昼をすませたり、クーポールで、夕食代わりにチョコレートを一
杯飲んだりした。>

 彼女が初めて自分自身を投影した主人公であるフランソワーズを描く時、カ
フェやレストランで食事をする場面しか描かなかったのは、彼女自身、外食が
できる自由というのを強烈に感じていたからに違いない。そして、恋人の為に
朝食を作ったり夜食を用意するような場面がないのは、恋をしても対等で、仕
事をし、独立した生活を送っている女性を描きたかったからだろう。

 まだ将来『第二の性』を書くとは思いもよらないボーヴォワールが最初に書
いたこの長編小説。食物を通して見てきたこととは別に、様々なボーヴォワー
ルの特性が現れているのだが、それについて語るのは、また別の機会にしよう。

 ぜひ、フランソワーズが味わった様々なおいしい食べ物と共に、この小説を
おいしく召し上がって欲しいと思う。自由と独立の香りを楽しみながら。

Bon appétit.


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“L’invitée” Simone de Beauvoir                       Gallimard 

『招かれた女』ボーヴォワール著 河口篤 笹森孟正訳   講談社
                           新潮文庫 
『女ざかり』ボーヴォワール著 朝吹登美子 二宮フサ訳
                         紀伊國屋書店
『ジェイン・エア』シャーロット・ブロンテ著 大久保 康雄訳
                           新潮文庫
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高山あつひこ:ライター(主に書評)。好きなものは、幻想文学と本の中に書
かれている食物。なので、幻想文学食物派と名乗っています。著書に『みちの
く怪談コンテスト傑作選 2011』『てのひら怪談庚寅』等

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■声のはじまり / 忘れっぽい天使 
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第123回 「皆でノル」から「バラバラにノル」へ
  ―井上裕章『ジャズの「ノリ」を科学する』(アルテスパブリッシング)

 ジャズを聞いたことのある人なら誰でも、ソロを取るプレイヤーの音がリズ
ムセクションが刻む音に対しほんの少し遅れて聞こえてくることを不思議に感
じたことがあるのではないだろうか。ソロとリズムセクションで音が出るタイ
ミングに微妙なズレはあるが、一定の間隔でズレ続けるので演奏全体が破綻を
きたすことはない。それどころか独特のモタモタ感がジャズっぽくてかっこい
い! 

 このズレるリズム法のことを「レイドバック(leidback)と言い、モダン・
ジャズの演奏の基本になっている。このジャズ特有のノリを目に見える形で、
「科学的」に解析した本が現れた。井上裕章『ジャズの「ノリ」を科学する』
である。著者は、福岡県出身のアマチュアのピアニスト(但し腕はプロ級)。
「フレーズにタメがない」と指摘されたことがきっかけで本業の医師の仕事を
しながら10年以上にわたって研究を続け、その成果を本書に結実させた。その
執念、努力に心から敬意を表したい。  

 著者の分析は精緻を極めるが、方法は意外とシンプルである。演奏をパソコ
ンに取り込み、波形編集ソフトを使って音の流れを図(波形図という)にし、
拍子とのズレのタイミングを計るというもの。ジャズのアドリブは1拍を8分
音符に分けて刻んでいくのが普通だが、著者は音の出るタイミングを4つの要
素で整理していく。

 1つ目は遅れ値。ベースが奏でるジャストの拍の頭からどのくらいの間隔で
ソロの音が出ているか。2つ目はハネ値。ベースの1拍の長さに対するソロの
8分音符の表拍の長さ。3つ目は裏拍値。ソロの8分音符の裏拍がジャストの
拍からどのくらいの間隔で出ているか。4つ目はタイミング値。上記の3つの
値を総合したもの。

 著者は4つのパラメータをフル活用して音の分布図を作っていく。その結果、
ジャズに革命をもたらしたと言われるアルト・サックスのチャーリー・パーカ
ーは、和声面だけでなく、音を刻むタイミングの面でも大革命を成し遂げてい
たことが明確に確認された。彼以前のジャズ、つまりスウィング・ジャズにお
いては、ベースと同じタイミングで表拍の音を出す「頭ノリ」が主流だった
(テナー・サックスのコールマン・ホーキンス等)。しかし、パーカーはベー
スの音からかなり遅れたタイミングで表拍の音を出し、裏拍のも後にズレる
「後ノリ」となっている。ベースとソロのタイミングが一致するスウィングは、
安定した勢いのある感じになるが、パーカーの「後ノリ」演奏は、浮遊感に満
ちたもったりした感じになる。我々が良く知っているモダン・ジャズのノリだ。

 パーカーは先輩であるレスター・ヤングの演奏を参考にしたようだが、それ
にしてもこの変化は急激だった。チャーリー・パーカーの「後ノリ」はたちま
ち周囲に影響を与え、ファッツ・ナヴァロはここからハネを減らし、イーヴン
に近い音の運びでよりスムーズにスウィングするノリを考え出した。マイルス
・デイヴィスはより大胆に後にズレるリズム法を導入した。著者はマイルスが
「卵の殻の上を歩く男」と呼ばれるのは、繊細なミュート・プレイのためばか
りでなく、ギリギリの「後ノリ」のためでもあると述べている。卓見であろう。
また、デクスター・ゴードンは局面によってこれらのノリを使い分ける、「い
いとこ取り」の奏法を確立した。

 自由なソロの重要性が浸透したスウィング時代、ジャズ・ミュージシャンた
ちは個性的な演奏を繰り広げていたが、表拍をベースの音とかっちりと合わせ
ることでは一致しており、比較的均一なリズムで演奏していたと言えそうだ。
が、ビバップ期のチャーリー・パーカーの「後ノリ」革命以後、プレイヤーた
ちはズレの面白さに目覚め、各々が個性的なリズム法を模索し始める。

 これはどういうことだろうか? ぼくには、1940年代後半のビバップの出現
は、単なる音楽の進化ではなくミュージシャンたちの人間としての自覚の進化
に促されたものであるように思える。1920-30年代のジャズはダンス音楽であ
り娯楽音楽だった。もちろん優れたプレイヤーは深い感情演奏に込めたが、基
本的なコンセプトは「皆でノル」であり、プレイヤーは客の楽しみへの「奉仕」
を前提に音楽表現を行っていたと言える。しかし、時代が下ってプレイヤーた
ちに「個」の意識が育ち、他の誰でもない自分自身としての主張を音に込めた
いと思うようになった。そのプレイヤーの言わば「自我の目覚め」が、複雑な
和声の提示として、更に音のタイミングのズレとして、顕在化したのがビバッ
プだったのではないだろうか。モダン・ジャズは踊れない音楽となり、バンド
はプレイヤーたちが各々の「孤独」を確かめ合う場に変わった。踊るのをやめ
て席についた客は、ステージ上での激しい「個」の応酬を固唾を飲んで見守る
ことになった。それは客自身が己の「孤独」を自覚することでもあった。こう
してジャズは「皆でノル」から「バラバラにノル」ものに変わり、大衆音楽か
ら表現音楽へと変貌していったのだ。

 本書の分析対象は多岐にわたり、後半ではドラムスとベースの関係が取り上
げられる。本書の第一の読者対象は実際にジャズを演奏する人だが、譜面では
なく図から演奏を分析するため、楽典の知識のない愛好家でも十分に読んで楽
しむことができる。ジャズへの理解が深まること間違いなしの一冊だ。


*井上裕章『ジャズの「ノリ」を科学する』
(アルテスパブリッシング 本体1800円))

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■「[本]マガ★著者インタビュー」:
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 メールにて、インタビューを受けていただける印象に著者の方、募集中です。
 【著者インタビュー希望】と表題の上、
 下記のアドレスまでお願い致します。
 5日号編集同人「aguni」まで gucci@honmaga.net

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■あとがき
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 2020年最初の発行です。あけましておめでとうございます。本年もよろしく
お願い致します。(aguni原口)

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  ・5日号:aguni原口 gucci@honmaga.net
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