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[本]のメルマガ vol.656

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■■ [本]のメルマガ                 2017.09.05.発行
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■■  mailmagazine of books       [このコメントには違和感 号]
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『世界の茶文化図鑑』

ティーピッグズ/チードル&キルビー著 伊藤はるみ訳
A4変型判 208ページ 本体5,000円+税 ISBN:9784562054039

世界で愛されるお茶について、総合的かつヴィジュアルにガイドする。茶葉の
知識や種類、レシピ、また各地の生産者へのインタビューやお茶を飲む文化・
習慣を通して、あらゆる国でお茶が生活に息づいていることが理解できる。

■CONTENTS------------------------------------------------------------

★トピックス
→ トピックスをお寄せください

★味覚の想像力−本の中の食物 / 高山あつひこ
→ 『奇妙な食べ物』3.毒かもしれない……『附子』

★声のはじまり / 忘れっぽい天使
→ 家族の光と影―ブリランテ・メンドーサ監督映画「ローサは密告された」

★ホンの小さな出来事に / 原口aguni
→ 希望のごはん

★「[本]マガ★著者インタビュー」
→ インタビュー先、募集中です。

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■トピックス
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■トピックスをお寄せください
└──────────────────────────────────

 出版社の皆様、あるいは出版業界の皆様より、出版関係に関わるトピックス
(イベント、セミナー、サイン会、シンポジウム、雑誌創刊、新シリーズ刊行
など)の情報を、広く募集しております。

 情報の提供は、5日号編集同人「aguni」hon@aguni.com まで。

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■味覚の想像力−本の中の食物 / 高山あつひこ
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その15『奇妙な食べ物』3.毒かもしれない……『附子』

 奇妙な食べ物の最後は、毒……ではなくて、「毒かもしれない食べ物」。
 なにしろ毒を味わってしまっては、本を読むこともできなくなってしまう。
もっとも、毒の味を想像することはある意味推理小説を読む上での楽しみのよ
うなのだが、それについてはまた改めて見て行こうと思う。
 この毒かもしれないものの味を想像することは、かなり昔から私たちの中に
根付いているようなのだ。そこで、この話を見て行こうと思う。

『附子』

 日本の文学の中で一番有名な毒といえば、狂言の「附子」ではないだろうか?
 大抵の人は舞台で見たことはなく教科書で読んだりして知ったと思うのだが、
忘れられない物語だ。

 では、まずその話を思い出してみよう。

 まず、主人が出てきて、自分が外出する間に貴重な砂糖を使用人の太郎冠者
と次郎冠者が食べないように、桶の中身を「附子」という猛毒だと言って出る
つもりだと言う。そして、二人に、決して桶に近寄らないようにと言い聞かせ
て出ていく。二人は、なんだかそう言われると気になって仕方がない。桶の向
こうから吹く風にあたってさえ毒にあたるという猛毒を覗こうと、扇であおぎ
ながら近づき、中身を見てしまう。そして、おいしそうなものだと気づき、二
人で夢中で食べ尽してしまう。あわてた二人は、主人の大事な掛け軸や天目茶
碗を壊しておく。そして、帰ってきた主人に、大切なものを壊したお詫びに猛
毒の附子を食べたのに死にきれなかったと嘘をつくのだ。

 狂言というものの成立は室町時代だから、少なくとも五百年近くはこの芝居
を楽しんできたことになる。その人気の秘密はやはり、この「毒かもしれない
もの」を太郎冠者と次郎冠者の二人が食べようとするスリリングな場面のせい
だと、私は思うのだ。
 
 スリリング?最初から砂糖と分かっているのに?と、思うかもしれない。け
れどもここは、狂言の世界。主人が言っていることが本当かどうかも実はわか
らない。そして、何故か舞台を見ていたり、狂言の台本を読んだりしていると、
気持ちがこの二人と一緒になってしまい、どきどきとしてしまうのだ。

 もちろん、へっぴり腰でこの桶に近づく二人をバカだなと笑いながら見てい
る人の方が多いと思う。さらに、この場面の、食べ出したら止まらない二人の
おいしそうな演技の様子が、笑いを誘い続ける。そして、この二人も実は、主
人の嘘を重々承知でお互いに唆しあっているようにも思えるところが、又何と
もとぼけた味があって面白いのだ。

 さて、今は便利な世の中なので、漢方薬系の薬品会社のホームページなどで、
この猛毒「附子」について様々なことを知ることができる。附子の成分は、ト
リカブトの根から抽出されるという。このトリカブトというのは紫色の花が美
しく、今でも自生しているところもあるし、秋になると花屋でも売られている
らしい。けれど、その花も葉も根も全ての部分に毒の成分があるという。この、
狂言で言う「吹く風にあたっても毒」というのは、この花に近づかないように、
その香りを嗅いでも危険だとしてきたことからくる発想かもしれない。漢方薬
としては重要な品で、様々な薬の成分として使われているという。写真や絵で
見たのは、キンポウゲ科シナトリカブトの子根を乾燥したもの。その形態は、
茶色く乾燥していて、どちらかというと乾燥したキノコのようだ。でも、これ
を薬研で挽いていて粉にしたら、本当に黒砂糖そっくりになるだろうと思う。

 流派によって、この砂糖を食べる場面を水飴を舐めるようにしたり、棒の周
りにくっつけて舐めるようにしたり、棒の先につけて食べるようにして演じた
りといろいろあるようだが、私はこの附子の形態を見て、桶に入っているのは、
水飴ではないように感じた。飴、水飴、砂糖の成立の歴史から行っても、これ
は、黒砂糖のような気がしている。

 けれどもここで、一つ謎がある。この太郎冠者が初めて桶の中を見た時のセ
リフなのだが、

太郎:まずは黒うどんみりとしてうまそうなものじゃ

というもの。「どんみり」とは、古語辞典によると、曇ってみえるさまや、に
ごってみえるさまをさすらしい。この台本の解説では、「黒く鈍く光っている」
と書いてある。光っていれば水飴だろうけれど、その正体がどうなのかは、や
はりそれぞれの流派の解釈なのだろう。

 さらに、台本によってその表現は違うようで、

太郎:何じやは知らぬが、黒い物がどつみりとして有る

とか「どんどりと」等もあり、「どろっと」「どんよりと」という現代語の註
が付いている。

 それにしても、そんなものがうまそうに見えるのだろうか?

 やはり、ここは太郎冠者、砂糖だと知っていたとしか思えないのだ。

 まあ、それはともかく、この狂言の見どころは、本当にその桶から吹く風に
あたるだけで危険な毒に向かって行く為に、一生懸命扇であおいでみせ、毒だ
と両人が思っていると観客も信じ込みそうになるところで不意に、太郎冠者が
おいしそうなものだと言い出すところにあるに違いない。

 そして、食べ始める。

 ここで、附子は砂糖だとわかっていながらも、観客は一瞬、あ、危ないと思
いそうになる。

 この、そうではないとわかっていながら、一瞬毒の味を想像してしまうとこ
ろに、この物語の真の面白さがある気がしてならないのだ。

 五百年近い時を超えて、私たちにその味を想像させ続ける猛毒附子。

 今もこの「ブス」という言葉は、女性への罵り言葉や美醜の表現に使われて
いる。そして、その語源でもあるのがこの狂言であるというのだから、この
「附子」というのは、いまだに日常を侵し続けている毒であるともいえるだろ
う。

 もし、黒砂糖や黒飴、そして水飴など舐める時が来たら、ぜひ「毒かもしれ
ない」と、附子の味を想像してほしい。甘さの中に歴史と恐怖の味が加わって、
奇妙な食べ物の味が楽しめること請け合いだと思うのだ。


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『狂言記』新日本古典文学大系58   岩波書店
「NHK趣味悠々 京都狂言紀行」   日本放送出版協会
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高山あつひこ:ライター(主に書評)。好きなものは、幻想文学と本の中に書
かれている食物。なので、幻想文学食物派と名乗っています。著書に『みちの
く怪談コンテスト傑作選 2011』『てのひら怪談庚寅』等

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■声のはじまり / 忘れっぽい天使
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家族の光と影―ブリランテ・メンドーサ監督映画「ローサは密告された」

 海外の映画を観る楽しみの一つとして、その国の社会状況を知ることができ
るということがある。同国人にとって何気ない仕草でも、他国人からはその国
の内情を知る重要な手がかりになることは少なくない。海外の映画ファンが日
本の映画を鑑賞する時、日本人がやたらとお辞儀をする様を見て、日本人の特
性を学ぶということがあるだろう。今回ご紹介するフィリピン映画「ローサは
密告された」(ブリランテ・メンドーサ監督)は、国の内情を伝えることを極
めて意識的に行っている作品だった。

 食料品や雑貨を販売する小さな店を営む主婦ローサ(ジャクリン・ホセ)は、
怠け者の夫と4人の子供たちとともにマニラのスラム街で暮らしている。スー
パーで仕入れのための買い出しをするシーンから始まるが、レジではつり銭の
代わりにキャンディーを渡される。ローサも夕食の総菜を買う際に一部をツケ
にしてもらう。お金のやり取りに関して日本人からはルーズに見えるが、この
ルーズさ故に社会が回っているんだなあと理解できる。暗黙のうちの助け合い
の精神である。

 ローサの家は貧しいが極貧とまでは言えない。上の娘はきちんと学校に通っ
ており、長男はカラオケセットを持っている。それは食料品だけでなく、密か
にドラッグを販売しているからだ。ある日、ローサは密告をされ、夫婦ともど
も警察に連れていかれてしまう。密告は、違法を働く兄弟を助けるために行わ
れたものだった。警察の人間はヤクザ紛いで、ローサは釈放のための取引を強
要される。まず、ローサは仕入れ元の売人を密告する。自分がされたことと同
じことを他人にする、その躊躇のなさに唖然とさせられる。売人は捕まり、同
様に取引を強要されて半殺しの目に遭う。ローサは多少心配そうな顔をするが
勧んでかばう様子はない。その上で多額の金銭要求されたローサのために、子
供たちが金集めに奔走する。

 警察の中の様子の描写は細かくて非常に面白い。警官たちはしょっぴいた者
から巻き上げた金ですぐさまビールや食べ物を買い、宴会を始める。このガツ
ガツした様子から、下っ端の警官たちの給料もロクなものではないことが想像
される。犯罪者たちに対して、法を無視した非人間的な扱いをする彼らだが、
身内には優しい。早く家に帰ってきて欲しいと訪ねてきた妻に対し、一人の警
官は細やかな思いやりを見せる。また、警察には「オカマ」と呼ばれる、使い
走りの少年(女の子っぽい外見である)がいるが、つり銭を小遣いとして与え
るなどしてかわいがっている。この少年の身元は明かされないが、行き場のな
くなった孤児を警察署で引き取ったのではないかと思われる。内には優しく、
外には厳しく。親しさの度合いによって対応がくるくる変わる社会であること
を映画はこれでもかとばかりに描く。

 子供たちの金集めのシーンはこの映画の白眉であろう。長女はローサと仲が
悪い叔母に頭を下げて借金する。叔母自身も裕福ではないが、切羽詰まった状
況であることを理解して何とか都合をつけてくれる。長男はテレビを売り込む
が、事情を察した男(彼も警官だが)は価値以上の値段で引き取ってくれる。
次男に至っては、何と中年男性に体を売って金を作る。子供たちは普段はどち
らかと言えばチャラチャラした若者たちなのだが、いざという時には体を張っ
て家族を守る覚悟ができている。彼らはもちろん動揺しているが、取り乱して
いる感じはない。ドラッグを扱って危ない橋を渡っている以上、こうした災難
も想定内のこととして、日頃から捉えているフシがある。

 間一髪のところで一家が救われるところで映画は終わるが、エンディングは
スカッとしたものではない。危機を切り抜けたローサは、空腹を覚えて屋台で
買った食べ物を頬ばる。視線の先には店じまいの最中の貧しい一家の姿がある。
「まじめ」な生活を営んでいる限り、貧しさを脱することはできないのだ。ロ
ーサの目には明日を生き抜こうという強い意志がうかがえるが、同時に、おび
えと緊張が継続しているようにも見える。一難を切り抜けて安堵するのではな
く、早くも次の一難を見越しつつ、それでも家族を守り抜いていこうと決意す
る、複雑な感情を宿しているように見えるのだ。

 本作は意識的にドキュメンタリータッチな手法が取られている。手持ちのカ
メラを使い、登場人物に密着して、ぐらぐら揺れる動きのある映像を特色とし
ている。BGMはほぼなし、アップは最小限にとどめ、現実にあるフィリピン
の下層社会を再現するように演出されている。しかし、ドキュメンタリーその
ものではない。1960年生まれのブリランテ・メンドーサ監督は、「ルポルター
ジュはジャーナリストの仕事です。映画はそうではなく、人々を教育し、人々
に知らせるためにあるのです。楽しませるためでもありません」と述べている。
ドキュメンタリー映画がジャーナリズムの範疇に入るかどうかは置くとして、
メンドーサ監督は「教育」を目指していると明言している。この場合の「教育」
は、ある倫理的な規範を示して観客を教化していくというものではないだろう。
監督が調査し、認識したところのフィリピン社会の現実を的確に観客に伝え、
フィリピン社会の問題を考えるための手がかりを与える。そのことを彼は「教
育」という言葉を使って説明していると思う。

 作家の室井祐月氏は本作に対し「貧困に、腐敗した権力に、嫌な気持ちにな
った。しかし、絶望の中にも光はある。家族の絆という、ほんの些細なものだ
けど」というコメントを寄せている。このコメントには違和感を覚えた。確か
に家族の絆はかけがえのない拠り所として描かれているが、この「拠り所」こ
そが不正や犯罪の温床になっていると言えなくもないからだ。ローサがドラッ
グを商うのは家族のため。仲間だった売人を密告したのも家族のため。ローサ
が密告されたのも密告者が密告者の家族を救うため。横暴な警察官たちも家族
には優しい顔を見せる。貧しさ故に身内同士は助け合うが、いざとなれば、縁
が遠い順に切り捨てていく、そういう社会を、その中で生きる人々に即しつつ、
暖かくも冷徹な目で見つめたのが、メンドーサ監督の「教育」映画なのだ。


*ブリランテ・メンドーサ監督「ローサは密告された」
 シアター・イメージフォーラム:2017年7/29より

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■ホンの小さな出来事に / 原口aguni
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希望のごはん

 タイトルを見ただけで感動し、でも、私は心理的に、今はとても買うことが
できない、という、でも素晴らしい本が出ましたので、せめてと思い、紹介さ
せていただきたいと思います。

 書籍についての詳細は、下記、著者のブログでどうぞ。
 http://curiko-kaigo-gohan.com/2017/07/15/book_kibouno_gohan/

 母が肺癌で、しかもいきなり末期だとわかったのはもう2年以上も前になる。
それまでバラバラになって生活していた家族が集まり、有明の病院でセカンド
オピニオンを受けた。

 ともかく家族全員が不安になり、感情的なメールで父親が攻撃してくる状態
になり、こりゃマズいな、ということで、まずは肺癌についてちゃんと知ろう
と思ったときに連絡したひとりが、上記のクリコさんだった。

 クリコさんの旦那さんは私の元上司。肺癌を長く患った後、それが消化器系
に転移し、2012年11月28日に亡くなられた。そういうこともあり、肺癌の現在
を知るにはどういう方法があるのか、ということをお聞きしたのだ。

 もともと私も書店時代は医学書を売っていたこともあり、がんについての理
解はある程度あって、怪しげな健康本とかがん対策本のインチキさもよくわか
っていた。この時にセレクトして買った本を読む際に、その知識が役に立ち、
医者との会話でも大いに役に立った。

 母の場合、不幸なことに腺癌で切除という方法は取れなかったが、逆に幸い
にも分子標的薬が効くタイプだったので、しばらくは良い状態だったが、やは
りどうしてもやってくる耐性の限界。つまりはがん細胞が進化して、薬が効か
なくなっていった。その後、抗がん剤を試してみたが、これが体力を奪う結果
となり、だんだん寝たきりになり、食事も固いものが食べれなくなっていった。
もともとがんが脳に転移しているようだったけれども、こちらは特に成長せず、
後に、髄膜への転移が起こり、これが結局のところ、母の自由を奪い、弱らせ
ていった。

 母が亡くなる1年ほど前から私も実家に帰り、特に料理についていろいろ研
究した。幸い、介護の点数が高かったので、主に食事を作るためのケアスタッ
フを雇うことができたが、別に買い物してくれるわけでも、斬新な料理をして
くれるわけでもないので、材料を買い物し、様々な料理器具を揃え、時には下
ごしらえをして、母の料理をできるだけ美味しく楽しめるものに、と考えてい
た。

 それというのも、母はもともと食べるのが大好きで、料理も上手だったから、
である。その結果として、今の私がある。不味い介護食なんて、自分も耐えら
れないし、母も同じだ。そう思って、様々なものを取り寄せ、実験してみた。
しかし、本当に世の中には食べるに耐えれない介護食があるもので、食べれる
レベルだとしても、一回二回なら耐えられても、だんだんと食べたくなくなっ
てくる。母も同じで、だんだん介護食から離れ、ちゃんと料理されたものにシ
フトしていった。

 その際にも、確かに噛めないのだけれども、あまりにドロドロで形が無いも
のは美味しそうではない。そのバランスというか、矛盾したところをどう解決
するか、ということで、ゼラチン使ったり刻んでみたりと試行錯誤していた。

 ちなみに、冷製スープはかなり重宝した。もっと種類があればいいのになぁ、
と思ったものである。

 で、このクリコさんの本である。本もそうだし、サイトもそうだけれども、
あのときなかったものが、ここにある。それは素晴らしいことだし、もっとも
っとたくさんの人に知ってもらいたいけれども、私が手に取るのはまだまだ先
になりそうだ。

 その元上司も奥様であるクリコさんの料理は自慢だったらしく、私は会社の
メンバーとはあまりプライベートで交流はしていなかったので参加していない
が、会社のメンバーは時々およばれして、イタリア料理などに舌鼓を打ってい
たらしい。その料理のプロが本気で作ったとなると、私のアイデアなんぞ足元
にも及ばない。

 『希望のごはん』というタイトルだけで泣けてくるし、母のためにもっとも
っとしてあげられることがあったのではないかと、そういう思いがどうしても
よぎってしまうのだ。

 生き方に正解が無いように、人の死に際し、どのように反応するかというこ
とにも正解はないと思う。しかし、常に後悔の無いような接し方をしていたい
ものだと思っている。

 人はいつか必ず死ぬ。そしてその前には必ず弱っていく。その弱ったとき、
もしかして、次は自分自身のためにこの『希望のごはん』を作ることになるか
もしれない。

 その時までに、この『希望のごはん』が続刊を重ね、365日食べ続けても
飽きない数にまでレシピが広がっていることを、密かに期待している。

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■「[本]マガ★著者インタビュー」:
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 メールにて、インタビューを受けていただける印象に著者の方、募集中です。
 【著者インタビュー希望】と表題の上、
 下記のアドレスまでお願い致します。
 5日号編集同人「aguni」まで gucci@honmaga.net

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■あとがき
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 配信遅くなりました。毎日、日々の流れるスピードが速すぎて、カレンダー
の日付をおっかけられていないという心境です。(aguni原口)

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