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[本]のメルマガ vol.644

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■■ [本]のメルマガ                 2017.05.05.発行
■■                              vol.644
■■  mailmagazine of books      [だまし絵のような茶目っ気 号]
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『タマネギとニンニクの歴史』(シリーズ:「食」の図書館)

マーサ・ジェイ著 服部千佳子訳 四六判 184ページ 本体2200円+税

主役ではないが絶対に欠かせず、吸血鬼を撃退し血液と心臓に良い。古代メソ
ポタミアの昔から現代まで、タマネギやニンニクなどのアリウム属と人間の深
い関係を描く。暮らし、交易、戦争、医療、魔術…意外な逸話を満載。
◎「食」の図書館シリーズは既刊34点! 『カクテルの歴史』5月下旬刊

■CONTENTS------------------------------------------------------------

★トピックス
→ トピックスをお寄せください

★味覚の想像力−本の中の食物 / 高山あつひこ
→ その11『魔女の手料理』

★声のはじまり / 忘れっぽい天使
→ クラシックとポップスの間

★ホンの小さな出来事に / 原口aguni
→ 『アップルシード』

★「[本]マガ★著者インタビュー」
→ インタビュー先、募集中です。

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■トピックス
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■トピックスをお寄せください
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 出版社の皆様、あるいは出版業界の皆様より、出版関係に関わるトピックス
(イベント、セミナー、サイン会、シンポジウム、雑誌創刊、新シリーズ刊行
など)の情報を、広く募集しております。

 情報の提供は、5日号編集同人「aguni」hon@aguni.com まで。

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■味覚の想像力−本の中の食物 / 高山あつひこ
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その11『魔女の手料理』

 魔女の料理というと、ぐつぐつ煮える鍋を思い浮かべてしまう。
 でも、よく考えると、あそこで煮られているのは料理ではなく、魔法の薬の
ような気もする。 

 いったい、魔女は料理をするのだろうか? 
 それとも、全て魔法ですませてしまうのだろうか? 

 例えば、C・S・ルイスの『ライオンと魔女』の白い魔女のやり方を見てみよ
う。 

 彼女が差し出すのは、一度食べたら忘れられない程おいしいもののようだ。
でも、その作り方と言ったら、至極簡単。

 では、まずは飲み物から。 

<女王は包みの中から、銅でできたらしい、ごく小さいびんをとりだしました。
 そして、そりのそとがわの雪の上に、そのびんから一しずくをたらしました。
 …雪の上におちたとたんに、シューッという音がして、何かが蒸気をあげて
 宝石を散りばめたコップにつまったまま、あらわれました…> 

 たったこれだけ。

 次に瓶からもう一滴雪の中にしずくをたらすと……。

<緑色の絹のリボンでしばったまるい箱が一つあらわれ、それを開くと、おい
 しそうなプリンがどっさりでてきました>

 という次第…。 
 
 でも、エドマンドはこれを食べて以来、他の物は食べられなくなって、ひた
すらこのプリンだけを恋いこがれるようになってしまう。
 この「プリン」の原文は「ターキッシュ・ディライト」なのだが、今でも日
本ではほとんど見かけないお菓子なので、瀬田貞二が「プリン」と翻訳したの
で有名なお菓子。子供の時そのことを知って以来、私も長い間このターキッシ
ュ・ディライトに憧れたものだ。
 
 それはともかく、どうもこれは料理ではなく、ただの魔法のようだ。 
 
 では、ロバート・F・ヤングの『犠牲の年』ではどうだろう? 

<「パーティは何時から?」 
 「七時半―一寸でも時間に遅れたらいやよ。 
  腕によりをかけてハロウィーンケーキを作るんだから―とびっきりのケー
  キをね」 >

 失業中で落ち目なハロルドのために、麗しのプリシラは、手作りのケーキを
約束している。でも、実際にパーティに出されたケーキは奇妙な感じ。 

<それは、砂糖をまぶしたオレンジ付きの三段重ねのケーキだった。真中には
 二つの小さな人形、そしてその人形を取り囲むように三十一本の蝋燭が、悪
 魔の象徴の五角形星の形に並んでいる。> 

 人形が自分とグロリアにそっくりなことに気づきおびえるハロルド…。 

 どうやらこれも、プリシラの手作りのお菓子ではないようだ。

 こんな風に魔女が差し出すおいしそうなものは、実は形を変えた魔法のよう
だ。 

 それでは、魔女は料理をしないのだろうか?
 普段は何を食べているのだろう? 

 J.K.ローリングの『ハリー・ポッター』のシリーズを見てみよう。 

 学校やお屋敷でハリーが食べる物は、「屋敷しもべ妖精」が作ることになっ
ているようなので、妖精についてはちょっと、おいておく。 

 登場人物の中で主婦的魔女として現れるのは、ハリーの友人ロンの母のウィ
ズリー夫人だけだ。 

 では、彼女の料理をしている様子をみてみよう。 

 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でのウィズリー家の朝食場面では、彼女
はフライパンをふるってソーセージを炒めたり、目玉焼きを作ったり、パンを
切ってバターを塗ったりと、手作業で朝食の用意をしている。 

 魔法の杖を振るうのは、皿洗いの時だけだ。 
 杖を振ると、皿たちが勝手にがちゃがちゃと自分たちを洗い出す。まるで、
皿洗い機のスイッチを入れるときのように。

 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でも、同様だ。 
 魔法を使うのは、杖で鍋をかき回してクリームソースを出す時と、ジャガイ
モを刻んだりする場面のみ。これでは、レトルト食品の封を開けて中身を絞り
出したり、フードプロセッサーで材料を切ったりするのと何ら変わりがない。

 ここでは、魔法は何だか家庭用電化製品のようだ。 

 ただ、何かを取る時に、ジャガイモを袋から出す時や遠くの引き出しから包
丁を取り出す時に、杖を一振りさえすれば飛んでくるというのは便利かもしれ
ない。
 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でも、とろりとおいしそうなオニオン
スープを温めて鍋からよそう時と、パンを切る時だけ、魔法を使っている。
 
 こんな料理の仕方なら、魔法自体を食べるわけではないので、安心な食べ物
といえるだろう。

 では、同じく現代の作品であるD.D.エヴェレストの『アーチー・グリーンと
魔法図書館の謎』ではどうだろう。

 主人公の叔母にあたるロレッタは、魔力はあるけれど、残念ながらいわゆる
魔女ではないようだ。でも、そのお料理は実に個性的で、とても奇妙。
 サンドイッチは、レモンクリームとケチャップ、ツナとジャム、バナナとチ
ーズという組み合わせ。極めつけはバースデイケーキで、チョコレートとマシ
ュマロのケーキで、ブルーベリーの入った紫色の砂糖衣で飾られていて、間に
挟まれているのは缶詰のイワシなのだ。

 うーん、魔女の手料理というのはこういうものなの?

 主人公のアーチーは、意外にイワシとチョコの組み合わせはいけると言って
いるのだけれど……。
 『ぜったいにおいしくできる、魔女の大釜レシピ』という本の修理が終わっ
たら、ぜひ叔母さんに見せてあげて欲しいものだ。

 もう少し、お話の中の善良そうな魔女を捜してみよう。 

 オトフリート・プロイスラーの『小さい魔女』は、どうだろう。 

 ここにも魔女が料理の腕を振るう場面はあまりないのだが、家の後ろにはパ
ン焼き窯があるし、薬草のお茶を沸かしてお砂糖を入れて甘くして飲む場面も
ある。 

 そして、魔法を使ってはいけないという金曜日にやって来たお客には、こん
な風なおもてなしをする。 

<魔女は、子どもたちをつれて家の中にはいりました。そして、ふたりにコー
 ヒーをいれ、おまけに、金よう日のおかしをひときれずつ出してあげました。> 

 魔法禁止の金曜日のお菓子という限りは、きっとこのお菓子は、手作りだろ
う。 

 その他に魔女が料理らしいことをする場面というと、 

<…やきリンゴがたべたいな、と思ったら、 
 ゆびをパチンとならしさえすればいいのです。 
 すると、たちまち、リンゴがふたつ三つ、貯ぞう室からころがってきて、て
 んぴの中に、ピョンととびこみます。> 

 いいなあ、怠け者の夢のような魔法の使い方だ。こんな焼きリンゴなら食べ
てみたい。魔法にかけられる心配もないだろう。やっていることは、「ハリー
・ポッター」の中のウィズリー夫人と同じなのだけれど、なぜか、こちらには
ほっとさせるものがある。忙しさがないせいだろうか。

 ところで、さっき私は、パン焼き竈の話をしたようだが、何故、この小さい
魔女が、 

「パンやきかまどのない魔女の家なんて、それこそ、まともなものじゃありま
せんからね。」 

 と、言うかといえば、それはほら、世界で一番魅力的な家に住む、グリム童
話の魔女こそが、お手本とされているからに違いない。 

 それは、もちろん『ヘンゼルとグレーテル』に出てくる魔女のことだ。森の
中で、ヘンゼルとグレーテルが魔女の家を見つけて、お菓子でできた家をかじ
る場面の魅力には、世界中の子供が夢中になった。 

 ところで、久しぶりにこの物語を読んでみると、とても不思議なところがあ
るのに気がついた。この物語の中で魅力的な食べ物と言えば、なんと言っても
「お菓子の家」だろう。だが、魔女は、家をかじる子供達に気づくと家の中に
誘い、もっとちゃんとした夕飯があるといって、それを食べさせてから寝かし
つける。つまり、「お菓子の家」よりいい食べ物が、魔女の食卓の上には用意
されているのだ。 

 その食べ物とはなんだろう?
 魔法で作ったものだろうか?
 それとも魔女の手料理か? 

 楠山正雄訳の『ヘンゼルとグレーテル』をちょっと引用してみよう。 

<ふたりがこやのすぐそばまで行ってみますと、まあこのかわいいこやは、パ
 ンでできていて、屋根はお菓子でふいてありました。おまけに、窓はぴかぴ
 かするお砂糖でした。 
中略… 
 ヘンゼルはうんと高く手をのばして、屋根をすこしかいて、どんな味がする
 か、ためしてみました。すると、グレーテルは、窓ガラスにからだをつけて、
 ぼりぼりかじりかけました。そのとき、おへやの中から、きれいな声でとが
 めました。 
中略… 
 ヘンゼルは屋根が、とてもおいしかったので、大きなやつを、一枚、そっく
 りめくってもって来ました。グレーテルは、まるい窓ガラスを、そっくりは
 ずして、その前にすわりこんで、ゆっくりやりはじめました。 
中略… 
「やれやれ、かわいいこどもたちや、だれにつれられてここまで来たかの。さ
 あさあ、はいって、ゆっくりお休み、なんにもされやせんからの。」
 こういって、ばあさんはふたりの手をつかまえて、こやの中につれこみまし
 た。中にはいると、牛乳だの、お砂糖のかかった、焼きまんじゅうだの、り
 んごだの、くるみだの、おいしそうなごちそうが、テーブルにならばりまし
 た。> 

 この楠山正雄訳では、 

 お菓子の家は、 

1.パンでできていて 
2.屋根はお菓子で 
3.窓はピカピカする砂糖 

 魔女の食卓の上のご馳走は、 

4.牛乳 
5.お砂糖のかかった焼きまんじゅう 
6.りんご 
7.くるみ 

 となっている。 

 あなたなら、どっちが食べたいだろう? 
 やっぱり、お菓子の家の魅力に逆らえないのではないだろうか。
 家ごと全てをぼりぼりとかじってしまうなんて、何百年たっても子供の夢だ
ろう。 

 この魔女は、人食いの魔女だ。子供達を食べたくて、魔法でこしらえたのが
このお菓子の家だ。すぐに二人をむさぼり食べなかったのは、二人が貧しくや
せ細っていた上に、森をさまよってお腹をすかせ、さらに痩せていたからに違
いない。 

 そこで、彼女が、ヘンゼルたちに食べさせるものは、魔法ではなくて、真に
二人を太らせる、手料理だと思うのだ。
 だから、魔女の食卓に並ぶご馳走は、素朴でごく普通の食べ物であるミルク
やリンゴやくるみがあるような気がする。 

 ところで、この「お菓子の家」といわれている魔女の家について、今の人は
たいてい、ビスケットでできていて、屋根はチョコレート、窓ガラスは透明な
氷砂糖かキャンディーと思っているのではないだろうか? 
 でも、さすがに、お伽話の中にはチョコレートは存在しない。だから、日本
語訳も転々と変わっていく。 

 参考までにいろいろな訳を挙げてみよう。

 まずドイツ語を上げておく。 

1.Brot gebaut war 
2.mit Kuchen gedeckt
3.die Fenster waren von hellem Zucker 
4.Milch 
5.Pfannekuchen mit Zucker 
6.Apfel 
7.Nusse 

 私が図書館で見た中で一番古いのは岩波文庫の『完訳 グリム童話集〈1〉』
金田鬼一訳。1938年(昭和13年) 
 これでは、お菓子の家は、 

1.パンでこしらえてあって 
2.屋根は卵やきのお菓子 
3.窓は白砂糖でできていました 

 魔女の食卓の上のご馳走は、 

4.牛乳 
5.お砂糖のかかっている卵やきのお菓子 
6.りんご 
7.胡桃 

となっている。 

 楠山正雄訳は小峰書店『世界おとぎ文庫(グリム篇)森の小人』1949年(昭
和24)年2月20日。なので、2番目。 

 以下、手当たり次第並べてみよう。 

『ヘンゼルとグレーテル―グリム童話集 2』新潮文庫、植田敏郎訳 
1967年(昭和42年) 

1.家はパンで作られ、 
2.屋根は菓子で 
3.窓はすきとおった砂糖 
4.ミルク 
5.砂糖をまぶしたドーナツ 
6.りんご 
7.くるみ 

白水社ベストセレクション『初版グリム童話集』 
吉原高志、素子訳 
1998年(平成10年) 

1.その家はまるごとパンでできていて 
2.ケーキで屋根が葺かれ 
3.窓は白い砂糖で 
4.(記載なし) 
5.砂糖のかかったパンケーキ 
6.りんご 
7.胡桃 

福音館書店『グリムの昔話1』 
大塚勇三訳  
2002年(平成14年) 

1.パンで作ってあり 
2.お菓子でふいてあり 
3.白い砂糖 
4.ミルク 
5.砂糖をかけたパン菓子 
6.リンゴ 
7.クルミ 


調べてみて、違いが目立つのは、3の「窓」。 
そして、魔女の唯一の手作り料理である、5の Pfannekuchen mit Zuckerだっ
た。 

 3の窓については、ドイツ語の辞書を引いてみれば分かるとおり、砂糖の形
容詞hellemを精製された砂糖ととって、白砂糖とするか、透んでいると訳すか
の違いだろうと思う。氷砂糖はすでにあったようだけれど、別の単語になる。
障子文化の日本では窓が白くてもちっとも困らない気もするので、白砂糖とい
う翻訳でよかったのだろう。角砂糖をポリポリかじる感触だろうか。ドイツ語
に堪能な人に質問したら、《明るく輝いている砂糖》と訳すと言われたので、
楠山訳の「窓はピカピカする砂糖」という訳にも納得した。

 次の疑問は、魔女の手作り料理の訳語の違いだ。 

 4のPfannekuchenは、卵焼きのお菓子だったり、やきまんじゅうだったり、
ドーナツだったり、パンケーキだったり、パン菓子だったり、実に様々だ。私
は、これは日本のその時代のお菓子事情を表しているからだと思っていた。ド
ーナッツなんて、時代だなあ等と思っていたのだが、それは少し違うようだ。 

 何故かというと、Pfannekuchenは、地方によって、形状を変えるお菓子なの
だ。ベルリンでは、日本の焼きドーナツのようなジャム入りで砂糖をまぶした
ものが、ベルリナー・プファンクーヘンと呼ばれているらしい。そして、南部
の地方では、パンケーキだったり、クレープだったりするのだ。辞書の最後の
方に料理のマークで書いてあるのは「揚げて砂糖をかけたねり粉菓子」なので、
本当に色々な種類があるのだと思う。 

 けれども、私は、パンケーキが正しいんじゃないかと思っている。と、いう
のは、こんな素敵な本を読んだことがあるからだ。

W・シュトゥーペンフォル編 
『グリム家の食卓 
手作りのオリジナルレシピ210』

 このレシピノートは、グリム兄弟の弟の方であるヴィルヘルム・グリムと結
婚したドロテーアという女性が書いたものなのだ。それだけではなく、ドロテ
ーアこそが、娘時代にグリム兄弟に数々のお話を聞かせた「語り部」の一人で
あり、「ヘンゼルとグレーテル」を語った張本人なのだ。

 それでは、魔女がテーブルに並べて見せた「メルヴェイユ=パンケーキ」の
レシピを見てみよう。

材料は、
小麦粉500グラム、
砂糖250グラム、
バター125グラム、 
水少々と卵4個。 

 これらを混ぜ合わせてよくこね、ラードとバターで焼く。 

 これに砂糖をかけたら、魔女の手作りのお菓子の出来上がり!

 ね、とても簡単でしょう?

 こんな素朴なお菓子には、魔法を使う必要はないと思う。ちょちょっとこね
てささっと焼いて、はいどうぞ。

 そして、ここにお砂糖をかけてパクパク食べたら……。確かに太れそうなお
菓子でもある。丸々と太ったこどもたちこそ、魔女の本当に食べたい手料理の
材料なのだから。 

 そんな恐ろしい魔女の物語を語ったドロテーアのレシピノートには、今の私
たちが思わず頭をひねってしまうようなものがいくつかある。 

 例えば、「鹿角のゼリー」

 あの角をふやかして食べるのかと思いきや、そうではなくて、角を粉末にし
て煮詰め、砂糖やワインやレモンの搾り汁を合わせて、ゼリーにするというも
のなのだ。鹿の角は生薬やふくらし粉としても用いられたと書かれている。な
んでも、ドロテーアの実家は、薬局で財をなした家なんだそうで、薬としての
不思議な食材が幾つもレシピの中に現れるのだ。

 その中でも極めつけのレシピがこれだ。

「かりかりしたスペイン風混ぜ煮のパイ」 

 鳥の首を切り取り、身体を四つ切りにして……。 
 という皮切りの文章にぞくっとしながら読みすすんで行くと、材料がなんだ
かどんどん禍々しくなっていく。

あみがさ茸にマッシュルーム。
牛の上顎肉にガチョウの肝。
鴨の尾肉に小牛の脳。

 そして、ザリガニの皮にこれらを詰めたら、最後に加えるのは、ザリガニの
身と雨蛙!

 そう、雨蛙です!

 これこそまさに魔女の手料理だ。

 翻訳者の方もそう思ったらしく、いろいろ調べて「雨蛙」は、高熱や腫れ物
に効果のある食品だと解き明かしている。

 だけど高熱があるときに、あなた、こんなものが食べられますか?
 
 いくら今とは食糧事情が違うとはいえ、このレシピには、なんだか魔女の鍋
の中を覗いた気分にさせるものがある。 

 もちろん、こんな風に薬の知識や素晴らしい料理の手腕を持つ女性を疑いの
目で見ること自体が、賢い女を偏見の目で見て、魔女を生み出すことになると
いうのは重々わかっているのだけれど……。

 とにかく、世界中の子供たちが夢見るお菓子の家の中で、魔女が差し出す手
作りのお料理は、実に素朴でおいしそうなお菓子だった。

 もしあなたが魔女の家に招待されたなら、まずレシピを訊いてからご馳走に
なるほうがいいかもしれない。その時は、決してお鍋や竈のふたを開けないよ
うに。そんなことをして魔女の手料理の材料になっては大変だ。どうか無事に
戻って来て、その味とレシピを伝えてほしい。
 
 さあ、それでは物語の森の中へ、おいしいものを探しに行こう。
 

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『ライオンと魔女』               岩波書店
「犠牲の年」『恐怖通信』             河出文庫
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』        静山社
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』      静山社
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』       静山社
『アーチー・グリーンと魔法の図書館』      あすなろ書房
『小さい魔女』             学研教育出版 学研プラス
Brüder Grimm, Kinder- und Hausmärchen     Reclam
『グリム家の食卓 手作りのオリジナルレシピ210』白水社
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高山あつひこ:ライター(主に書評)。好きなものは、幻想文学と本の中に書
かれている食物。なので、幻想文学食物派と名乗っています。著書に『みちの
く怪談コンテスト傑作選 2011』『てのひら怪談庚寅』等

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■声のはじまり / 忘れっぽい天使
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第108回 クラシックとポップスの間
―スティーブ・ライヒ80th ANNIVERSARY<テヒリーム>
 
 少し前のことだが、スティーブ・ライヒのコンサートに足を運んだ。スティ
ーブ・ライヒは1936年ニューヨーク生まれの作曲家で、シンプルな音型を少し
ずつ変形させながら反復する、俗に言う「ミニマル・ミュージック」の創始者
の一人である。無調の現代音楽が全盛の頃に、調性感のある「聞きやすい」音
楽を打ち出すのは、かえって勇気のいることだっただろう。今回のコンサート
は彼の生誕80年を記念して世界各国で催された企画の一環であり、演奏を担当
するコリン・カラーグループらとともに、ライヒ自身もステージ上に姿を見せ
た。鍔付き帽子をかぶったややラフな服装のライヒは、足取りもしっかりして
おり、高齢には見えなかった。
 
 この日のコンサートでは4曲が演奏された。プログラムには作曲者自身によ
るコメントが掲載されている。各曲の要点を具体的にわかりやすく解いた良い
文章だ。それを引きながら当日演奏された曲の印象を記していこう。
 
 1曲目は「クラッピング・ミュージック」(1972)。2人の人間による手拍
子のみの音楽で、当日は作曲者も演奏に参加した。「同じパターンを繰り返し
叩き続ける第1奏者に対し、第2奏者はユニゾンで何度か繰り返した後、唐突
に1拍ずつ先走り、最後にユニゾンに戻る、というようにした」。ある厳密な
規則性に基づいていることは直感できるが、それがどんな規則なのかをただち
に把握することはできない。そんなだまし絵のような茶目っ気のある音楽だ。
バリ島のケチャのようでもあるが、遙かに少ない人数で気軽に開始されたのに、
遠くまで運ばれてしまった、という意外さがある。
 
 2曲目は「マレット・カルテット」(2009)。ビブラフォン、マリンバ各2
台のための音楽。「曲は『急−緩−急』の3楽章形式」「「ヴィブラフォンが、
はじめにソロで旋律素材を提示した後、カノンになる。これに対し、中間の緩
徐楽章はより薄く、透明な書法で書かれ、特にマリンバ・パートにおいて極端
に音の数が減る」。カノンというのは、2つ以上の声部が同じ旋律をタイミン
グをずらして演奏し進行していく音楽のことで、ルネサンスからバロック期に
おいて特によく用いられていたようだ。曲は活気に溢れて極めて聞きやすく、
映画のBGMのような雰囲気があるが、リラックスして聞けるというより「い
つ次の展開があるか?」を聞き手に意識させ、常に緊張を求めてくるところが
ある。
 
 3曲目は「カルテット」(2013)で、比較的近作にあたる。2台のピアノと
2人のパーカッショニストによって演奏される。「曲はこれまで私が作曲した
最も複雑な書法の作品に属する。調が頻繁に変わり、休止をはさんだり新しい
素材が出てくるたびに、音楽の流れが中断する」。力強いリズム・パターンに
支えられて甘やかなメロディーが伸びやかに展開される。「緩徐楽章では、こ
れまでの私の音楽には見られなかったハーモニーが出てくる」とのことだが、
ジャズで使うようなハーモニーが多用されるのにびっくり。まるでパット・メ
セニーじゃないかと思うような瞬間もあった。ライヒがポップスに最も近づい
た作品ではないかと思う。途中、音型が激しく連打される展開もあり、最後ま
で気を緩められない。
 
 4曲目は代表作でもある「テヒリーム」(1981)。ぼくは学生の頃にこの曲
をFM放送で聞いて強い印象を受けた。エレクトリック・オルガン入りの室内
アンサンブルと4人の女声(マイク使用)のために書かれており、歌詞は「詩
編」による。「『テヒリーム』は一定の拍子やリズム・パターンを持たない。
音楽のリズムは、ヘブライ語の歌詞のリズムによって決まり、その結果、拍子
が柔軟に変化する」「リスナーは、ノンヴィブラートかつ非オペラティックに
歌われるヴォーカルから、1750年以前に書かれた西洋音楽も連想するだろう。
しかしながら、音楽全体の基本となるサウンド、とりわけ複雑に絡み合うパー
カッションの書法と歌詞は、20世紀以前の西洋音楽に見られない要素である」。
メロディーを呼び交わしながら、次第に壮大で神秘的な空間に足を踏み入れて
いくかのようなロマンティシズムが感じられる。
 
 前衛作曲家ルチアーノ・ベリオに学んだライヒだが、彼の音楽は大衆的な魅
力に満ちている。調性感のあるメロディーに力強いリズム・パターン。曲の方
向性を明確に示し、聴衆を迷わせることがない。リズム・パターンの導入は、
今までのクラシック音楽にはない“グルーブ感”曲に与え“ノって”音楽を聞
く余地を残す。実際、会場には日頃はクラシック音楽のコンサートには足を運
ばないような客も多数いたようで、そのことは曲が終わった時の熱い声援の送
り方でわかった。ライヒもそうした声援に対し笑顔で応えていた。
 
 一方、彼の音楽の根っこが純然たるクラシック音楽であることは間違いない。
パターンは少しずつ変形させ、複雑でひねりのある展開を必ず作り出す。この
「ひねり」こそが彼の音楽の命である。聞き手が気持ち良くなってきたところ
でそれまでの展開を壊し、別のステージに移行する。その瞬間、聞き手は陶酔
から目覚めてヒヤリとし、ハッとする。グルーブの盛り上がりで聞き手を圧倒
するジェームズ・ブラウンや、豊かな情感で聞き手の心をくすぐるビートルズ
のような音楽家とはここが根本的に異なっていると思う。聞き手を気持ち良い
ままにはさせず、それまでの流れを大胆に切断し、対立的な流れを作り出し、
更に次なる展開に両者を統合していく。その計算し尽くされた構成は近代の西
洋音楽特有のものという気がする。
 
 当日、コンサートの合間にライヒへのインタビューの時間があった。彼は質
問に対し、サービス精神たっぷりに精力的に答えていたが、印象に残ったのは、
彼が、ポップスとクラシックとの対話を真剣に考えており、ポップな感覚を持
ち、かつ、クラシック音楽に通じて精緻な譜面が書ける人の登場を待望してい
ることだ。ライヒの周辺には、既に、アヴリル・ラヴィーンら大物ポップ・ス
ターのもとで仕事をしている音楽家がおり、親密な交流を保っているようだっ
た。彼は、また期待する若い作曲家の名前をたくさん挙げ、特に「ピンポン協
奏曲」の作曲者である鐘耀光(チュン・イウクォン)を推薦していた。
 
 ぼくは、「ジャンル」というものは、他の分野の要素を貪欲に取り込もうと
する時に活気が生まれ、枠をもうけて内部で閉じこもろうとすると停滞するも
のではないだろうかと勝手に思っている。邦楽は西洋音楽を熱心に勉強した宮
城道雄によって大きく発展したし、西洋音楽も、例えばバルトークのような人
が東欧の民俗音楽の要素を取り入れることで変化した。小説も、映画やマンガ
の影響を受けたものが多くなってきている。ライヒはポップ・ミュージックの
要素を取り入れることで、クラシック音楽の活路が開けると考えているのだろ
う。
 
 とは言っても、表現には根っこというものがある。いかに気持ちよく聞ける
とは言え、ライヒの音楽は、体を揺すったり、手拍子を打ったりして聞くタイ
プのものではない。飲食しながら聞くのにも向かない。静かに椅子に座り、作
曲家の投げかけるメッセージを一心に聞き取っていかなければならない。飲み
食いしながら聞け、気が向けばダンスもできるラテン音楽等の大衆音楽とは対
極のところにあるのである。ぼくがライヒの音楽が好きなのは、そんな頑なな
ところを保持しているからなのだ。
 
*スティーブ・ライヒ80th ANNIVERSARY<テヒリーム>
 2017年3月1日(水)東京オペラシティ・コンサートホール
 演奏:コリン・カリー・グループ他
*小沼純一『ミニマル・ミュージック その展開と思考 増補新版』
 (青土社 本体価格2,600円)

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■ホンの小さな出来事に / 原口aguni
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『アップルシード』

 攻殻機動隊のハリウッド版が公開され、賛否両論とのことだけれども、私に
とって士郎正宗といえば、やっぱりアップルシードだったりする。ちなみに映
像ではブラックマジックM-66。高校時代、映画を作っていたので、絵コンテ集
も買ってハマっていた記憶がある。

 家にあるアップルシードの一巻は1987年12月4日の22版とある。初版が1985
年だから、やはり結構、売れていたのだろう。A5版182ページあって850円。

 で、実際、どうやってこの本のことを知ったのか、それがよくわからない。
1987年と言えばちょうど私が16歳の頃。もちろん、インターネットもパソコン
通信も無かった時代。中学から高校に上がった頃だったのではないかと思う。

 ブラックマジックの方は、高校の映画サークルで話題になっていたが、アッ
プルシードはどうだったか。そこで話題になっていたというよりは、記憶の中
では、池下の三洋堂書店に積まれているのを見つけて買ったような気がする。

 千種駅前の正文館書店とこの三洋堂書店はまさに私の当時の「餌場」だった。
SF、ファンタジー、アニメ、マンガといった文化は、この2つの書店で出会
っていた。

 考えてみれば、当時の書店はワクワクの源だった。何に出会うかわからない
玉手箱のような世界。最近の自分の情報収集の行動は単純で直線型、ネットの
情報で得て、検索してたどり着いて終了。ではなく、そもそも、自分がうろつ
きまわらなければどこに何があるのかわからない世界だった。

 最近、昔のゲームを少しやってみる機会があり、これだ、と思った。攻略本
や攻略サイトの情報を元に、最短でゲームをクリアしていく、という感覚が今
の情報収集。そうではなく、ゲームの世界に身を委ねて、気の向くままにうろ
つきまわって自分で考え、ゲームをクリアしていくという感覚。それが昔の本
屋にはあった。

 自分が書店員になり、書店の現場を知ってしまうと、知らなくてもいいこと
まで知ってしまうことになる。大出版社様の意向だの、キャンペーンだの、延
勘だの常備だの。で、思うのは、昔は様々な本やコンテンツに出会えていたの
は、書店員がまだ元気だったからなのか、自分の感性が鋭かったからなのだろ
うか?

 そういえば、もっと昔、私が小学生の頃は、マンガが立ち読みできた。で、
よくマンガを立ち読みしていた。思うのは、あのとき買わなかったマンガと買
ったマンガの違いは何かと言えば、親の視点だったように思う。つまりは自分
の好みだけで判断していなかったのだ。

 中学から高校になり、自分の好みでコンテンツを買うようになったが、これ
が例えば大学になって、バイトをしだす頃になると、あまりコンテンツに思い
入れがなくなる。中学から高校くらいの多感な時期。言い換えるとまさに中二
病の頃に出会ったもののインパクトはすごいものがある。

 さて、士郎正宗の『アップルシード』だが、今、改めて読んで思うのは、最
初の頃は読みやすい、ということだ。書き込みが少なく、マンガマンガしてい
る。しかし、それがだんだん書き込みが増え、紙の色は黒くなり、、、ストー
リーは進まなくなる。

 ちなみに私が1巻を買った時点で3巻までは出ていたようで、1987年に初版
発行とある。で、4巻が出たのは1989年4月。この間、12年…。1990年にはデ
ータブックが出て、1996年にはコミックガイア版の総集編(ってほぼ1話分な
気も…。)が出て、、、

 で、こういう入り方で士郎正宗に入った人は、攻殻機動隊を見て、なんか違
う、と思ったりするわけですよ。

 もともとのアップルシードは非核大戦後の勝者無き世界を描き、バイオロイ
ドという人間から作り出された人造人間で保っているオリュンポスという場所
を舞台にしている。人の手で作り出された人工の楽園、、、だったはずが、結
局、人間の性でどろどろとした化けの皮が剥がれていくのだけれども、主人公
のデュナン・ナッツと相棒(?)のブリアレオスのやりとり(掛け合い漫才的
なのは関西の影響か?)で話が進行していくために、暗くはない。しかし、バ
イオロイドのオッサン・オバサン達の小難しい話が抽象的すぎてよーわからず、
そこにすかさず士郎正宗のSF・武器オタクっぽい欄外コメントが入り、主人
公達もその周囲も基本的にオタクばかりなので何やら説明台詞ばっかりで、で、
何度読んでもストーリー展開についていけず、結局、何度も読むという、そう
いうマンガだった。少なくとも当時の私には、それがとても魅力的で、独特の
世界観に見えた。

 で、相当、影響を受けて、高校時代の映画サークルで初めて映画を作った際
に、士郎正宗ランドメイド風(オーク)ロボットを出したのけれども、造形が
歪んでいて、誰も気がつかなかったろうなぁ。

 言ってみれば、アップルシードの方が攻殻よりも中二向きというか、ワクワ
ク感のある「なんでもあり」の世界なのですよ。個人的には、アルテミス登場
でストーリーはさらに先が読めなくなったけれども、ヒトミの3娘育て風景は
もっと読みたい!(は、いいとして。

 で、よく考えるとサイボーグのブリアレオスとデュナンのカップルって設定
そのものもものすごいと思うし、人類が理想郷を作りつつ緊張感を以て種とし
て弱体化しないためには、多様性と揺らぎが必要ってテーマは、これはこれだ
け取ってみると、いくらでもふくらましようのある、、、というか普遍的なテ
ーマであるように思う。

 しかし、なぜかそっち方向のストーリーよりも新しい兵器や世界の他の国々
の動きが出てきて、さらには新技術新機体がばんばん出てきて、ストーリーは
なかなか進まず…。

 ちなみに昔からのファンというマーケットを狙ってなのか、いつかはアップ
ルシードを手掛けたい、と思う製作者側の意向なのか、その後、映画になった
りOVAアニメ化されたりしていますが、どっちかというとノリは攻殻機動隊
か押井守版パトレイバーといった感じで、カッコイイ感じになっちゃっていま
すが、実際には原作はもうちょっとユーモラスというか、ファンタジー寄りな
気がしているのは私だけでしょうか?(アップルシードXIIIは未見だが、レビ
ューを見る限り、いまいちっぽい…。)

 原作や膨大な資料を読めばわかると思いますが、この作品、なんていうか、
ストーリーとしては始まったばかりというイメージ。作者の意図を無視して言
えば、起承転結のうち「起」の途中。まだ登場人物紹介をしている段階のよう
な印象。ところが、テーマという意味ではもう完結しているような印象。最初
に結論と大見せ場が来ちゃったという感じです。

 私にとってアップルシードの印象はやはり1・2巻。そうすると、立法院の
おじい様方がディスカッションしている場面がどうしたって印象に残っている。
そして議会の風景。もし映像化するのであれば、戦闘アクションシーンだけで
はなく、こういうシーンが入ってこそのアップルシードだと思う。少なくとも
私はワクワクする。

 まあ、シン・ゴジラみたいになって、日本はともかく海外では受けないかも
しれませんが…。

 しかし、物は考えようで、実はアップルシードが扱っているのは人類が国家
を作り、戦争を行うということをどうすればなくせるか、ということで、人種
問題は良いも悪いもサブテーマとしてたくさん入っている。

 シン・ゴジラは日本人による日本人のための、まさに日本人の会議を映像化
したので、海外ではさっぱり面白さがわからなかっただろう。

 であればカリカチュアにならないように気をつけながら、異文化のやりとり
を楽しむ映画にって、それもウケなさそうだなぁ…。

 それはともかく、1987年といえば、ちょうど1985年にゴルバチョフが書記長
に就任してペレストロイカが始まった頃。冷戦雪解けムードの中で『アップル
シード』が描こうとしたテーマも古くなった感があったのかもしれません。

 しかし、現在はグローバルからの揺り戻しで再び国家間・民族間の緊張が高
まりつつある時代。

 『アップルシード』のテーマは、決して解決されたわけではないのではない
かと思うのです。未読の方は、1・2巻だけでも是非。

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 メールにて、インタビューを受けていただける印象に著者の方、募集中です。
 【著者インタビュー希望】と表題の上、
 下記のアドレスまでお願い致します。
 5日号編集同人「aguni」まで gucci@honmaga.net

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■あとがき
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 体重が想像以上に増えていて、史上最大になっていました。ということで、
このGWはダイエットに挑戦しています。

 BMI的に理想体重は−6キロということで、それはちょっとハードル高そ
うなので、まずは5月中に3キロダウンを目標にしています。

 お酒、炭水化物を減らすだけでは不安なので、今更、家で誇りをかぶってい
たWiiを引っ張り出してきて、Wii Fit plus にチャレンジ。

 これが意外に面白くて、ハマっております。

 って、まだ3日目ですが…。

 とりあえず体に若干の筋肉がついてきたら、ジムにも行こうかと考えていま
す。

 ここで宣言したので、また1か月後に報告しなければならない、というのが
ミソです。(aguni原口)

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