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[本]のメルマガ vol.630


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 ■■ [本]のメルマガ                 2016.12.15.発行
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 ■■  mailmagazine of book             [一年を振り返り号]
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 ★PR★ 原 書 房 最新刊 ★ http://harashobo.co.jp/
 
 『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』
 
 岡崎武志著
 A5判 320ページ 本体価格2500円+税 ISBN:9784562053636
 
 著者の20冊以上にのぼるスクラップブックから精選した、各紙誌掲載の書評原
 稿やエッセイに加え、映画、音楽、演芸、旅、食、書店についてのコラム、イ
 ラスト、写真によるお愉しみ満載のヴァラエティブック。
 
【連載】………………………………………………………………………………

 ★「散慮逍遥月記」 /  停雲荘主人 
 → 第40回「読書について」

 ★「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
 → 第90回 今年の収穫

 ★「本棚つまみ食い」 / 副隊長 
 → 小豆島発・小豆島に移住した写真家の一年目の写真集

 ★「けやき通りの古本屋から」 / 古書五車堂あるじ 
 → のれんの町・勝山の「ひのき文庫」

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 ■トピックス
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 ひとつイベントをご紹介します。
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 ■「散慮逍遥月記」 /  停雲荘主人
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 第40回「読書について」
 
 こんにちは。先月はまたしても休載してしまい失礼いたしました。11月は横浜
 市で図書館総合展,天理市で日本図書館情報学会研究大会,勤務先に戻って全
 国大学ビブリオバトル京都決戦2016の予選会とイベントが重なり,原稿の執筆
 が滞りました。おかげさまでビブリオバトルの予選会は滞りなく終了し,勤務
 先の予選を突破した学生が県内の最終予選も突破して本戦に駒を進めましたこ
 とを,謹んでご報告申し上げます。
 
 それはさておき,先日はお招きにあずかり,とある研修会で,僕が最近研究を
 進めている「読書通帳」についてお話してきました。図書館(研究対象として
 の読書通帳では公共図書館を想定していますが,学校図書館でも大学図書館で
 も読書通帳は導入できますので,本稿では敢えて「図書館」としましょう)に
 おける読書通帳は,図書館で借りた本の情報を利用者が自ら記録していくため
 のツールです。僕はたまたま機会をいただいて読書通帳に関する記事を書いた
 ことがあり,読書通帳についてマスメディアの取材を受けたこともあるため,
 今回研修会でお話をすることになりました。何分,実施した事例調査の数が少
 なく,悉皆調査を実施するためのアンケート項目を考えるところまでもいって
 いない研究ですが,それなりに興味を持っていただけたようです。
 
 読書通帳については,いずれきちんとしたものを書いてみなさまにお目にかけ
 ることができれば,と考えております。読書通帳は図書館側が冊数以外の記録
 された内容(読書傾向等)を何らかの目的で利用するものではなく,あくまで
 も自らの読書記録を自ら作成するものであり,読書あるいは図書館への導入も
 しくは継続のための単なるツール(道具)であると僕は考えておりますので,
 過剰な期待も反発も無用に願いたいものです(苦笑)。
 
 「読書」という行為は個人の行為であり,読書が好きなひとだけが読書してい
 ればそれで充分な体のものだと思うのですが,この捉え方は「好きな人だけが
 読書していればいい」と考える各人が伝えられた文化資本,各人の身についた
 ハビトゥスによって,かなりの部分が規定され,制約されてしまうことになり
 がちなのです。この国なら円本ビジネスからこちら大衆化したはずだった「読
 書」という行為が,いつの間にか文化資本になってしまっているんですよね。
 「読書が好きなひとだけが読書していればいい」という言葉の続きには,「い
 ざというときに何かを読むときは,そのテキストの意味・含意を読み取ること
 は誰にでもできるはず」という底意がある/あったのではないかと思っていま
 すが,様々な理由から階層化され分断されてしまって階層の間で底意が共有で
 きない状況下に陥っていると考えています。
 
 もちろん,ディスレクシアのように,「本を読まない」のではなく「本が読め
 ない」状態にあるひとのことは,読書を考える,図書館を考える上で,常に考
 慮していかなければなりませんが,読書は放任で身につくものでは決してない
 のではないでしょうか。読書へのいざないを提示し,ここに身に付いたハビト
 ゥスを越えて「読書する」ことを選び取ってもらうためには何が必要なのか,
 それは間接民主制を支えるための「公共」「教養」の問題でもあると思うので
 す。そして読書は,決して児童生徒に限られた問題ではなく,何を選んで読み,
 その体験をどのように活かすのかという点においては,大人にも向けられた
 「問題」なのです。
 
  
 ……とは言うものの,僕も実のところ,「好きな人だけが読書していればいい」
 という考えに同調するものであります。そして,読書は何かの役に立てるため
 にする行為ではなく,本が読みたいから読むのであり,本を読むことが面白い
 から本を読むのです。その本が「人格の陶冶」に資するかどうか,などという
 儒学由来(?)の発想は,一度どこかにぶん投げてしまって,愉しみのために
 本を読みましょう。その本が文藝書であろうが社会科学であろうが,読むひと
 にとって中身が面白ければそれでいいじゃありませんか。図書館も文藝書に留
 まらない「読書の愉しみ」を伝えるための手立てを揃えているはずです。文学
 以外の分野における読書の愉しみを図書館で探してみてください。
 
 
 2016年もお世話になりました。このところ年を追うごとに年の後半が忙しくな
 っており,今年は読者のみなさまにご迷惑をおかけしました。来年もどうかお
 引き立ての程よろしくお願いいたします。ではまた次回。
 
 
 ◎停雲荘主人
 大学図書館の中の人。南東北在住。好きな音楽は交響曲。座右の銘は「行蔵は
 我に存す,毀誉は他人の主張,我に与らず我に関せずと存候。」(勝海舟)。
 
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 ■「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
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 第90回 今年の収穫
 
   トマソン社の雑誌『BOOK5』の「年末恒例アンケート”今年の収穫”」に答
 えようと、今年読んだ本を思い返してみた。相変わらず積ん読が多いので、買
 ったもののきちんと読んだ本はあまり多くない。すみません、って、だれにあ
 やまってるんだろう。
  日記を見たら、今年最初に読んだ本は『かわいい夫』(山崎ナオコーラ 夏
 葉社)だった。それから『いちべついらい』(橋口幸子 夏葉社)と夏葉社の
 本を続けて読んでいた。今年は体調を崩すことが多くて、とくに前半は歯の治
 療に苦しんでいたのだけど、体調の悪いときは本も買う気分にもなれなかった
 みたいだ。元気なときは、毎日のように書店に通っている。本の量は、健康の
 バロメータなんだな。いや、そんなこと、なんの意味もないことなんだけど。
 
  考えたあげく、ぼくが今年一番の収穫にあげたのは、文学の書籍ではなくて、
 楽譜集だった。『ジョアン・ジルベルト完全ギター譜』(バーブ・中嶋 私家
 版)だ。今年一番の収穫というより、きっと一生モノになる楽譜集だと思う。
 そういえば今年は、リオデジャネイロでオリンピックがあって、ブラジルが注
 目された年でもありましたね。
  ジョアン・ジルベルトは、ブラジルの歌手、ギタリストでボサノヴァの生み
 の親のひとりで、ボサノヴァの神とも呼ばれる人だ。この楽譜集は、ジョアン
 ・ジルベルトが発表した全アルバム18枚に収録された全208曲のコード譜を掲
 載している。山梨に住むボサノバ歌手、ギタリストのバーブ・中嶋がジョアン
 の弾くギターをトランスクライブ、つまり耳コピをしてコード譜にしたものだ。
 ジョアンの音楽を知っている人ならわかると思うが、ジョアンが弾く複雑な和
 音、一筋縄ではいかないコード進行をひたすら丹念に聴き取るのは気が遠くな
 るような作業だと思う。すべてはジョアンへの愛情があるからに違いない。頭
 が下がる。全208曲と簡単にいうけれど、上下2巻、総ページ944ページの超大
 作。一冊の厚さは3センチもある。そのボリュームだけでも、今年いちばんの
 インパクトだった。権利関係、値段のことを考えると大手の出版社からはとて
 も出せないだろう。世界で初めての画期的な楽譜集だ。フェイスブック、ホー
 ムページ(http://joaogilberto.jimdo.com/)で注文を受けて販売しているだ
 けらしいが、日本のボサノヴァファンだけではなく、ブラジル本国をはじめ世
 界中から注文があるというのもうなずける。残念ながら、12月25日で販売を中
 止するそうだ。
 
  ボサノヴァという音楽がブラジルで誕生したのは、ジョアン・ジルベルトが
 歌った「Chega de Saudade」(邦題 想いあふれて)がヒットした1958年とい
 うことになっている。1957年生まれのぼくとほとんど同じ年なんだな。あまり
 関係ないが。
  ぼくがジョアン・ジルベルトを知ったのは、もう40年以上も前になる。ジャ
 ズギタリスト・伊勢昌之のレッスンに通っていたときにレコードを聴かせても
 らった。
  ブラジルの詩を紹介した『リオデジャネイロに降る雪』(岩波書店)の著者
 ・ 福嶋伸洋が初めてジョアンを聴いた印象を「なんだこの寝ぼけた歌は」と
 書いていたけれど、まったくそのとおりだった。つぶやくような歌声は、ロッ
 クが大好きだったぼくには、なんとも頼りなく聞こえた。
  ただ、ジョアンのギターのサウンドのすごさは、当時のぼくにもわかった。
 いままで知っている音楽とはまったく違う世界から聞こえてくるようだった。
 柔らかい音がスピーカーから飛び出して身体を包み込むようだった。音は柔ら
 かいけれど、和音がどこに行くか予想がつかず、不思議な気分になった。「エ
 ン・メヒコ」というレコードだったと思う。ジョアンがメキシコで隠遁生活を
 していたころのアルバムだった。ハリウッド映画「若草の頃」でジュディ・ガ
 ーランドが歌っている「トロリー・ソング」や、ラテンの名曲「ベサメ・ムー
 チョ」がまったく違う歌に聞こえる。
 
  レコードを聴くだけではなかった。伊勢昌之は、そのレコードから流れてき
 たギターの音を、自分のギターで再現してくれたのだ。ギターのフレットの上
 を動く指に目が釘付けになった。そのとき、「ああ、こんなふうにギターを弾
 きたい!」と思った。それから40年も経っているけれど、あのときの夢は実現
 していないなあ。
  伊勢昌之のレッスンでも、ジョアンの弾く和音をコード譜にしてもらった。
 バーブさんの『ジョアン・ジルベルト完全ギター譜』は、40年前のぼくにもど
 って、もういちど、ジョアンの音楽を学び直せといっているような気がする。
 あのときの感動を思い出してギターを弾こう。
 
  今年も読みたい本がたくさんあって、でも、読むことが出来なかった本がた
 くさんあった。積ん読本、そしてレコード、CDの山脈に押しつぶされそうに
 なって過ごす年末になってしまった。読まないで終わってしまう本だってたく
 さんあるのだろうから、そろそろ処分をしたほうがいい、とわかっていながら、
 なかなか踏ん切りがつかない。みなさんはどうしていますか? と聞きながら
 「うちも同じですよ」という答えを期待しているのだから、どうしようもない
 な。こんなぼくですが、来年もよろしくお願いします。

 ◎吉上恭太
 文筆業。仕事よりギターを弾いていることが多い。初めてのエッセイ集『とき
 には積ん読の日々』がトマソン社から出ました。詳しくはトマソン社のサイト
 を見てください。  http://tomasonsha.com/ 。
 セカンドアルバム「ある日の続き」、近日リリース予定です。
 
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 ■「本棚つまみ食い」 / 副隊長
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  先月池袋で行われた離島のイベント、アイランダー2016に出かけてきました。
 北は北海道から南は沖縄まで様々な離島の良いところを知り、今度はどこに行
 ってみようか迷うほどでした。そんな中、小豆島のブースに並んでいたのがこ
 ちらです。
 
 『潜水球』、パトリック・ツァイ、その船にのって、2016
 
  『その船にのって』は小豆島発のオンラインマガジンで、島の情報や島民の
 方へのインタビュー、あるいは連載エッセイなども発信しています。連載陣に
 は内澤旬子さんや平野甲賀さんの名前も見えます。内澤さんが小豆島に移住し
 たのは知っていましたが、平野さんも小豆島に移住されていたとは知りません
 でした。ちなみに本書の装丁は平野さんが担当されています。また小豆島ゆか
 りの文学者の作品を電子書籍で刊行したりもしています。壺井栄・壺井繁治・
 黒島伝治そして尾崎放哉など。
 
  そんな「その船にのって」から出されている本書は、こちらも小豆島に移住
 した写真家による写真集です。移住した最初の一年である2015年の日々の記録
 という感じで、スナップショットのような写真が収められています。全体の印
 象としてはこれぞ小豆島といったような写真は多くありません(というか、ほ
 ぼゼロ)。
 
  一年のあけくれの写真集ではありながら、冬1月から始まり秋10月ごろまで
 の写真がメインになっており、寒々とした季節から暖かい季節へという形でま
 とめられていることもあり、全体としても不安から次第に落ち着いた日々へと
 いう印象を受けます。
 
  もっともそれはそれとして、切り取られた日々の風景のひとつひとつが面白
 かったりもします。例えばこの島には野良犬が多いらしいのですが、この写真
 集にも犬が多く登場してきます。(以下日付は写真の撮影日を指します)
 
  車越しに野良犬とすれ違う時の一連の写真(4月7日)などからは、野良犬君た
 ちが「おやツァイさんじゃないの」、「もういっちゃうの」「じゃあまたね」
 とかしゃべりかけているような気がしてなりません。車越しに二人連れのおば
 さんとすれ違う写真と並べてあって、なおさらそんな気がしますし、思わず笑
 みも浮かんでしまいます。
 
  あるいは路地を行く人の写真に並んで、同じ路地を歩いていく犬の写真(2月
 24日)があったりもします。
 
 用事の有りそうな犬が歩いてゐる
 
 という放哉の俳句がぴったりくるような風景です。(以下放哉の俳句は全て
 『尾崎放哉句集』、池内紀編、岩波文庫、2007より引用)
 
  全体を通してストーリーのようなものがあるわけでもないのですが、著者の
 飼っているトイ・プードルが全編を通じて登場してきます。この犬は著者が移
 住してきて五日目に、島をサイクリング中に出会ったのだそうです(あとがき
 より)。かなり衰弱していたらしいこのプードル君(仮名)は一月に撮られた写
 真では、脚に包帯を巻いて登場します。
 
  新天地に移住したばかりの写真家と怪我をしていたプードル君の出会いと、
 二人が新しい暮らしに馴染んでいく過程というのが、この写真集にあるひとつ
 の流れとはいえるかもしれません。冬の寒そうな雲の下でオドオドした感じの
 プードル君も春から夏へと季節が移り変わるころには、散歩を先導したりする
 くらいに元気になっていますし。路上で遊ぶ子供達とも一緒にいたりします。
 放哉なら
 
 今日来たばかりの土地の犬となじみになつてゐる
 
 と詠むところでしょうか。
 
  先ほどから小豆島つながりで尾崎放哉がちょろちょろと出てきてしまいまし
 た。放哉というと「咳をしても一人」といった俳句から暗い印象があるかもしれ
 ませんが、日常の一場面を切り取ったようなまさしくスナップショットのよう
 な俳句も残しています。
 
 すきな海を見ながら郵便入れに行く
 欠伸して昼の月見付けた
 
 なんて句も素敵じゃないでしょうか。前者は5月31日の、後者は5月29日の写真
 にぴったり来るような気がします。別に著者は尾崎放哉を意識したことは全く
 ないでしょうけれど、同じ小豆島ということもあるからか、妙に重なって見え
 てしまいます。
 
  まあ実際のところはこの写真集を楽しむ上で別に尾崎放哉の知識なんて必要
 はありませんけどね。むしろどこか陰のあるところは否めない放哉を引用して
 しまい、若干暗い印象を与えてしまったかもしれません。それは私がそう読ん
 だだけのこと。この写真集を手に取った皆さんひとりひとりが、それぞれの小
 豆島の印象をつかみ取ることが出来ると思います。
 
  話が横道にそれましたが、著者が小豆島で新しく見つけ出した愛すべき日常
 の風景がここには詰まっています。そしてそれはまだうすぼんやりしたもので
 はありながらも、未来への明るさも孕んでいるように感じられます。だからこ
 そ読者もありふれた光景の写真でありながら、そこから小豆島の素晴らしさを
 きっと感じ取れるはずです。
    
 ◎副隊長 鉄道とペンギンの好きな元書店員。
 
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 ■「けやき通りの古本屋から」 / 古書五車堂あるじ
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   岡山には3つの大きな川が流れています。東から吉井川、旭川、高梁川。
 その旭川の上流に勝山という町があります。
 かつては出雲街道の宿場町、また高瀬舟の終着地として栄え、今もあちこちに
 城下町の面影を見ることができます。ここ最近は「のれんの町」として知られ
 るようになりました。
 
   町の一角にのれんの町の立役者でもあるひのき草木染織工房さんがあり、こ
 の秋からギャラリースペースを利用して、ひのき草木染織工房さん所有の本と、
 当店から持っていった本をならべ、「ひのき文庫」というちょっとした本屋を
 やっています。
   先月補充と入れ替えのためうかがった際にお話をお聞きすると、地元の人を
 はじめ、観光で勝山を訪れた方など、多くの方々に足を運んでいただいている
 とのこと。こちらではなかなか動きにくい、雑誌『銀花』がよく売れていまし
 た。戦時中ここ勝山に疎開していたという谷崎潤一郎、彼の署名本も落ち着き
 先が決まったようで安心しました。
   ひのき草木染織工房さんの本も面白いものが多く、写真集『オーパ』全巻を
 はじめとする開高健のコレクションなどは圧巻です。
   残念なことに現在勝山には本屋がありません。こうした企画を通じて少しで
 も地元の人が本に親しむ手助けができたらなあと思っています。また将来は、
 かの地で古本屋が出来たらいいなあ、などと夢想しています。
   この本屋は来年1月中旬までの予定。町を散策がてら、ぜひお立ち寄りくだ
 さい。
 
   今年も有難うございました。来年もよき年でありますように。
 
  (古書五車堂は年内は30日まで、新年は5日より営業いたします。)

 ◎古書五車堂外商部
 十数年の古書店勤務を経て、2013年6月岡山市中区浜に古書五車堂を開店。
 
 古書五車堂 http://www.gosyado.com/

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 ■トピックス
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 ■ 町と人と本をつなぐ
             南陀楼綾繁編『ヒトハコ』創刊トーク
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 いまや日本全国で開催されている
 一箱古本市の発案者で雑誌『ヒトハコ』の
 編集発行人である南陀楼綾繁さんをお招きして、
 
 雑誌のこと、
 各地の一箱古本市の様子などを
 お聞きするトークイベントを開催します。
 
 ふるっておこしください。
 
                (ブログより抜粋)
 
 ◆日時:2016年12月22日(木)18:30開場、19:00開演 
 
 ◇場所:書肆吉成(札幌市東区北26東7ー3−28)
 
 ★参加費:当日 1000円(予約800円)
 
 ご予約は⇒メール  yosinari@snow.plala.or.jp
 
      電話   011−214−0972  まで 
 
 ※ 駐車場がせまいのでなるべく公共交通機関などでご来場ください。
  
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 ■あとがき
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   今年もついに暮れますね。思い返すと、厳しい一年だったなあ。
 自分のことを振り返ると何だかすごくブレマクリの一年でした。
 来年はどんな年にしようか。あと10日くらい、じーっと考えたいです。
 今年もご購読、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
                       感謝をこめて 畠中理恵子
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 ■広告募集のお知らせ:当メルマガは現在名の読者4619名の皆さんに配信して
 おり、広告は随時募集中です。詳細はメールにて編集同人までお尋ね下さい。
 ■ COPYRIGHTはそれぞれの記事の記者が有します。
 ■ 今号のご意見・ご質問は
  15日号編集同人 「畠中理恵子」まで hatanaka3floor@jcom.home.ne.jp
 ■ トピックスの情報提供もよろしくお願いします。
   なお、当メルマガは配信日によって、情報の提供先が変わり
   ・5日号:aguni原口 gucci@honmaga.net
   ・15日号:畠中理恵子 hatanaka3floor@jcom.home.ne.jp
   ・25日号:朝日山 asahi_yama@nifty.com
   ただし、掲載の可否については編集同人が判断します。
 ■ 広告掲載につきましては、下記までお問い合わせください。
   事務局担当:aguni info@honmaga.net
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