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[本]のメルマガ vol.381
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■■  mailmagazine of books      [新年早々遅れてスミマセン号]
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『新版 世界史の名将たち』

B・H・リデルハート著 森沢亀鶴訳
四六判 定価2520円 ISBN:9784562045167

20世紀最高の軍事学者リデルハートが世界史上の名将たち6人の時代と人物、
戦略を分析・解読して物語った名著。近代的な軍の形成、正統的な戦略思考の
発展に貢献した、それぞれ特徴的な六人の将帥たちの戦術・戦略の物語。

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■CONTENTS------------------------------------------------------------

【連載】………………………………………………………………………………

★「虚実皮膜の書評」/ キウ
→ 話題作!川上未映子『ヘブン』をとりあげます

★「図書館の壁の穴」/ 田圃兎
→ 第30回 カウンターだけでなく ―レファレンスサービスとは?

★「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
→ 第7回 冬休みの宿題 ―あるひととの出会い

★「本棚つまみ食い」 / 副隊長
→外国語を勉強するのは、本来とても楽しいもの!

★「知るは楽しみ」 / 立木 菜
→ 読書は連鎖する…

今月のお休みは……………………………………………………………………

★「育児と書」 /柳瀬徹 

★「ひよっこ行政書士 Rock’n’law相談室」/ いそむらまき


 またの回をお楽しみに!


【トピックス】………………………………………………………………………


→「激変する出版流通−2010年を展望する」 in八木書店 1/19

→【講演+シンポジウム】「デジタル環境下における文学と図書館」
                in追手門学院大阪城スクエア 1/24

→「豆ほんづくりのいろは展―小さなワークスペース 赤井都個展」
                         inPlatform 〜2/6

→三田文学創刊100年記念坂上弘先生講演会 「三田文学と私」
                         in東京堂書店 2/6

→『島―瀬戸内を歩く 第1集』みずのわ出版刊行記念
            斎藤潤さんトーク&サイン会 in東京堂書店 2/13


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■「虚実皮膜の書評 / キウ」
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『ヘヴン』 川上未映子 講談社 09.9

 いじめ、がテーマの小説であるけれど、そのいじめる側といじめられる側
にある相克がすさまじい。

 主人公の少年は斜視をからかわれ、いじめを受ける中学二年生。ある日、
筆箱の中に手紙が入っている。<わたしたちは仲間です>。やはり、いじめに
あっている同じクラスの女子生徒コジマからの手紙だった。それから、教室
では話すことも目をあわすこともないまま、二人のあいだで手紙の遣り取り
がはじまる。

 いじめが続く日々の中、二人はお互いの心情を気遣いながら親密になって
ゆく。コジマは身なりの汚さゆえにいじめを受け続けるが、それは母親に見
捨てられて惨めに落ちぶれている父親のことを忘れないための、しるしなの
だという。そして、いま、わたしたちがこんな仕打ちを受けていることには
意味がある、という。

「あの子たちは、……本当にね、何も考えてないのよ。ただ誰かのあとにつ
いてなにも考えずにその真似をして、それがいったいどういう意味をもつこ
となのか、それがいったいなんのためになるのか――、わたしたちはね、そ
んなこと想像したこともないような人たちのね、はけぐちになってるだけな
のよ」「ねえ、でもね、これにはちゃんとした意味があるのよ。これを耐え
たさきにはね、きっといつかこれを耐えなきゃたどりつけなかったような場
所やできごとが待っているのよ」(P94)

「わたしたちは君の言うとおり、……弱いのかもしれない。でも弱いからっ
てそれは悪いことじゃないもの。わたしたちは弱いかもしれないけれど、で
もこの弱さはとても意味がある弱さだもの。弱いかもしれないけれど、わた
したちはちゃんと知っているもの。なにが大切でなにがだめなことなのか。
わたしたちの二の舞になるのがいやだってことだけで見て見ないふりをした
りあいつらの機嫌とったり笑ったりしてるクラスのみんなだって、自分の
手だけは汚れていないって思いこんでるかもしれないけれど、彼女たちはな
んにもわかってないのよ。彼女たちはわたしたちを痛めつけてるあいつらと
まったくおなじなのよ。あのクラスのなかで、あいつらに本当の意味でかか
わっていないのは、君とわたしだけなんだよ。君はさっき、……ううん、
さっきじゃなくても、これまでだってずっと、蹴られても、なにをされても
それを受け入れてる、そんな君を見てて、色々なことのかたいむすびめが解
けたような、そんな気がしたの。うまく言えないんだけど、なにもかもがす
うっと腑に落ちたような気がしたの。君のその方法だけが、いまの状況のな
かでゆいいつの正しい、正しい方法だと思うの」(P136)

「あの子たちにも、いつかわかるときが来る」(P139)

 このコジマの告白はほとんど信仰告白である。ある宗教が弾圧を受けると
きに、その迫害には宗教的な意義が附されて、ますますその信仰を強固なも
のに踏み固めてゆく。そして、その受難それ自体が正しさの根拠となってゆ
く。事実、主人公の目に、コジマは日々いじめられている姿を晒しているの
だけれど、その姿は徐々にある理解しがたい強さを帯び始める。そして、コ
ジマは主人公のその斜視もまた「大事なしるし」(P139)だという。その
「君の目がすきだよ」ともいう。その斜視にこそ、少年のアイデンティティ
が具現されているかのように言うのだ。

 もう一人、重要な登場人物が、いじめる側の少年・百瀬だ。彼は少年をい
じめるリーダー・二ノ宮の取り巻きの一人であるが、いじめる側にいなが
ら、そのような行為を冷ややかに見てもいる。主人公の少年は、あるとき偶
然に病院で百瀬と出会った。エスカレートするいじめに耐え切れず、不眠症
になってしまった少年は、たまらず、彼を捕まえて、なぜこんな無意味なこ
とをするのかと問い質した。それに対する彼の答えは、大きな衝撃を主人公
に与える。

「無意味なことをするなって君は言ったね? 無意味だってことには賛成で
きるけど、そんなの無意味だからいいんじゃないか。無意味だから、いいん
だろ。それにたいして放っておいてほしいと君が感じるのはもちろん百パー
セント、君の勝手だけど、まわりがそれにたいしてどう応えるかも百パーセ
ントまわりの勝手だ。ここんとこはなかなか一致しないもんだよ。君が世界
に望む態度で世界が君に接してくれないからって世界にたいして文句は言え
ないだろ? そうだろ? つまりいまのことで言えば、なにかを期待して話
すのは君の勝手だけど、僕がなにを考えてどういう行動にでるのかについて
は君は原則的にかかわることはできないってことだ」(P166)

  また、斜視が原因でいじめられているという主張にも、百瀬はそれは決定
的な要因ではないという。

「べつに君じゃなくたって全然いいんだよ。誰でもいいの。たまたまそこに
君がいて、たまたま僕たちのムードみたいなのがあって、たまたまそれが一
致したってだけのことでしかないんだから」(P168)「意味なんてなにもない
よ。みんなただ、したいことをやってるだけなんじゃないの、たぶん。ま
ず、彼らに欲求がある。その欲求が生まれた時点では良いも悪いもない。そ
して彼らはその欲求を満たすために、気ままにそれを遂行してるってだけの
話だよ」(P170)

 人は正しいからその行為をするわけではないし、悪いからしないわけでも
ない。権利があるからその行為をするわけでもない、権利がないからそれを
しないわけでもない。欲求があり、それを行なえる状況があるからするだけ
だ、それはたまたまそういう組み合わせが生じたからに過ぎない。もしこの
ことに納得できないのであれば、自分でなんとかすればいいじゃないか。僕
らを包丁で刺して回ればいいじゃないか。なぜ、それを君はできない? な
ぜそれを君はしたくない? 「ただ人には、できることとできないこと、し
たいこととしたくないことがあって、まあ趣味があるってことなんだよ」
( P179)主人公の少年は、なにも言い返すことはできない。

 コジマの語る内容が宗教じみてくると、そんなところに逃げ込んじゃ駄目
だ、そんなふうに納得したら、相手の思う壺だ、と思った。それが百瀬とい
う怪物が語りだしたとたんに、この小説の雰囲気が一変してしまった。これ
は、まるでドストエフスキーだ。『カラマーゾフの兄弟』のイワンとア
リョーシャだ。

 コジマにしろ、百瀬にしろ、それぞれ極論であり、詭弁でもあると思う。
しかし二人の考え方の根底には共通するものがある。それは、このような世
界の仕組みはどうすることもできないという確信だ。どうすることも出来な
い世界の中で、どう対処するのか。コジマのように、それを全面的に受け入
れて、内部で造成した物語を強固にすることによって、世界の仕組みに対抗
するのか。百瀬の言うように、世界の仕組みをしっかりと理解した上で、そ
の仕組みの中において自分でなんとかするのか(例えば包丁でいじめる相手
を刺して回る、など)。

 コジマは自分の方法を突き詰めて、物語の終盤でその向こう側へと突き抜
けてゆく。少年は斜視を矯正する手術を受けて、これまで見たことのない、
新しい、美しい世界を目の当たりにする。しかし、それは、まだ何の解決に
もなってはいないだろう。コジマは少年が目の矯正手術を考えていること
に、強く憤り、落胆する。それは弱さの、その弱さを理解する優しさのしる
しをなげうち、世界の仕組みの側へと逃げ込もうとする態度に見えるから
だ。しかし、どうだろうか。少年は世界の仕組みの中で、闘おうとしている
のではないだろうか。手術を受けて、はじめて両眼で眺めた世界の美しさ
に、涙を流しながら。

 おそらく社会の枠組みがもっと強固だったころには、この百瀬のような考
え方が説得力を持つことはなかったのではないだろうか。しかし、今現在、
この百瀬の現状認識に、有効な反論は出来るだろうか。主人公の少年は絶句
するほかなく、社会道徳はなんら心理的な強制力を持ち得ない。百瀬の次の
ような言葉は恐ろしい。「僕がときどきだけどおそろしいと思うのはね、そ
こにある欲求だよ」「つまり生きてることさ。生きてる自分からは誰も自分
を守ってくれないからね」(P174)

 そう、もう誰も守ってはくれないのだ。社会は心理的な足かせとなりうる
ような道徳的な規範を完全に失っているのだ。だとしたら、人間たちはその
ような荒涼とした原野を自分の力だけで生きていかなければならない。自分
の中にも潜む凶暴な欲望を抱えながら。


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■「 図書館の壁の穴 / 田圃兎 」
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第30回 カウンターだけでなく

図書館のレファレンスサービスを知っている人、利用したことのある人は、
どのくらいいるのだろう?
リピーターでなく、ユニークユーザー数で考えると、ちょっと恐ろしい数字
が出るかもしれない。

1年近く前、こんな新聞記事があった。

「民間手法で変わる公立図書館」(東日新聞2009年2月25日)
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=27051&categoryid=1

記事冒頭には

 「今年4月に指定管理者制度を導入する蒲郡市図書館(宮成町)で、
  利用者に図書案内するレファレンス(照会)サービスを行う。公立
  図書館では珍しく、民間手法によるサービス向上の例として注目さ
  れる。」

とある。

民間だからレファレンスができるという意味だとしたら、それはそれで問題
だが、そもそもレファレンスサービスの認知度が低いということが大いに気
になる。

レファレンスという言葉が浸透しないならばと「相談窓口」といったように
別の呼び方でレファレンスカウンターを設置する図書館もある。
だが、それで図書館は相談できる場だという認識が、一般にそれほど浸透し
たとも言えないように思う。

昨年の図書館総合展で農林水産研究情報総合センターのポスターセッション
を見ていて、ちょっとした気付きがあった。
それまでポスターを前に説明されていた図書館退屈男さんが、ホームページ
のデモをするためにPCではなくiPhone 3Gを取り出し、サクサクと説明して
くださったのだ。

Webブラウザでできることは、大抵iPhone 3Gでも済むだろう。
それならWebブラウザで動作する図書館システムを導入すれば、カウンター
レスの図書館もあり得るかもしれないな、という気がした。

レファレンスサービスを広く展開するには、カウンターに篭っているだけで
は成果は上らない。
レファレンスを宣伝するといっても、ただでさえ情報が溢れているのだから
「レファレンスサービスとは?」などという情報をいくら流しても、なかな
か伝わるものでもない。
だったら司書がカウンターからフロアに出てみたらどうだろう?と漠然と考
えていたところを、何となくiPhone 3Gに後押しされたような感じがした。

ところで少し前に、レファレンスカウンターを廃止しようと書いた図書館員
がいた。

「待つ」をやめる(2009年02月11日)

「待つ」をやめる2(2009年04月07日)


エントリーをお読みいただけばわかるが、この方も待ちの姿勢でカウンター
に引きこもっていることに疑問を呈している。

別エントリーで、貸出返却の自動化などが進んだ先で、カウンターに閉じ篭
った司書は一体何をするというのか?ということも指摘されていたが、この
点は世間にそう思われて当然じゃないかという気はする。

蔵書を中心とした地域コミュニティの拠点になろう、という新しい図書館像
を最近多くの方々が仰っているし、僕自身も研修会などでそう述べてきた。

そうした今後の図書館のあり方を考えたときにも、司書の働く場所としてカ
ウンターと事務所だけでなく、もっとフロアに出ることを考えた方がいいん
じゃないかと思う。

             *  *  *

司書にとっては利用者サービス以外に選書と資料整理、それに蔵書管理が大
きな仕事だ。
選書と蔵書管理には、日々書架を見ることがとても重要なのだが、返却図書
を棚に戻す作業など、フロアの仕事をボランティアに委ねるケースも多い。
その結果、司書が棚をじっくりと眺める機会が減っている館もあるのではな
いだろうか?

司書がフロアに出ている時間をもっと確保すれば、実際に来館している人の
状況が、感覚としてわかるようになる。
そこで何かを探していそうな人がいれば、声をかけることもできるんじゃな
いかと思う。

ただ、その加減は難しい。
以前、インターネットの世界では、自分から情報を取りに行くプル型サービ
スに対し、相手から情報が押し出されて来るプッシュ型サービスというのが
話題になったことがある。
ネット上の情報発信はプッシュ型も良いが、来館者へのサービスは基本的に
はプル型の方がいいと僕は思う。

勤務先の図書館がオープンする前に、書架のところどころにボタンを付けて
おいて、利用者がそれを押すとランプが光り、カウンタースタッフが駆けつ
けるという仕組みを考えていたのだが、残念ながら予算が足らず実現には至
らなかった。
例えば、ファミレスやチェーン店の居酒屋によくある呼び鈴の導入なんかも
これからは少し考えてみても良いのかもしれない。

              *  *  *

レファレンスの知名度が低いのと同時に、司書の仕事内容も一般にはあまり
知られてはいない。
図書館員は、ただカウンターで貸出と返却を機械的に行うだけではないとい
うことを知ってもらうには、市民のために知識や経験を駆使して働いている
と直接感じてもらえるよう、積極的にフロアに出ることもひとつの方法だろ
うと思う。

フロアに出る機会を増やすメリットは、レファレンスサービスの浸透という
部分的な話ではなく、司書業務の可視化に繋がるかもしれない。
そういった意味で、ちょっと面白いブログを発見した。

県職員ブログ「秋田で元気に!」


これは秋田県庁職員が共同で運営しているブログで、「全県に配置されてい
る県職員が広報パーソンとして地域の魅力をアピールすることができること
や、堅くて親しみにくいと言われがちの職員の普段の様子を伝えることで、
職員や業務に親しみを持ってもらうこともできる」ということで始められた
ものだ。
地域のニュースばかりでなく、県職員の仕事をわかり易く伝えているという
点は大いに参考になる。

利用案内やレファレンスサービスの宣伝以外に、こうした情報を発信してみ
るのも良いのかもしれない。
例えば研修報告などは内部で回覧してお終いにするのではなく、職員がこう
いう勉強をしてきましたと画像付きでアップしてもいいだろうし、休館日に
何か作業するような時には、その状況を写真と併せてアップしてもいいだろ
う。
何も無理に日記風にしてみたり、無闇に呼びかける広報風でなくていい。
長文である必要もない。
内部でこんなことをしているというのが伝わるだけでもいいと思う。

               *  *  *

例えば、わざわざ仕事の昼休みに本を探しに来館し、カウンターで尋ねたに
も関わらず、緩慢な対応で要領を得ないまま時間が過ぎていったら、その人
はレファレンスサービスを利用しようとは思わなくなるかもしれない。

どんな体験をしたかで、その次の行動が決まってしまう。
だから、本を無料で借りる以外の様々な図書館サービスを知ってもらい、レ
ファレンスへの期待を高めるためには、能力の高い司書こそ、管理業務に集
中するのではなく、フロアやレファレンスカウンターなど利用者に身近なと
ころへもっと出ることを優先させてみてはどうだろうか。
そこで、ちょっとした質問に対して、こんな資料もあります、こんな調べ方
もできますといった具合に、様々なサービスをさりげなく提示していければ、
貸出サービス以外の図書館の可能性を、多くの人に感じてもらえるようにな
るかもしれない。

だからといって、目指すところはレファレンスサービスが大盛況となること
ではない。
必要なときに、質の高いサービスが得られるということを、多くの人に知っ
てもらうことが大事なのだと、僕は思っている。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お知らせ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  CiNiiリニューアル記念ウェブAPIコンテストで優秀作品に選ばれた
 「結城市関連論文ナビゲーター」の作者、当館スタッフの牧野雄二君
  がブログをはじめました。

  「図書館+○○○」
   

 「図書館にいろいろプラスしていくことを考えるブログ」だそうです。
  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◎田圃兎
    
 公共図書館Webサービス勉強会(仮称)、現在13館20名で活動中です。
 理論より具体的なアクションに繋げることを意図した、現職図書館員によ
 るメーリングリスト。ビギナー大歓迎ですので、興味のある方はお気軽に
 ご連絡下さい。


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■「ときには積ん読の日々 / 吉上恭太 」
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第7回 冬休みの宿題

 新しい年を迎えて、あっという間に数日が経ってしまった。早いなあ。
年々、時間が過ぎるのが早くなっていくような気がする。

 数年前のことだった。神話の世界を描く陶芸家の野口春美さんに「あなた
の中にある芽を育てなさい。もう時間は少ないのですよ」といってもらったこ
とがある。最近、その言葉が身にしみ、より実感となって迫ってくるようにな
った。昨年、年齢が近い、ふたりの友人が相次いで循環器系の病気で倒れると
いうことがあり、なおさらその感が強くなったのだろう。

 じつは正月が苦手。毎年、新年を迎え世間が浮かれムードになるころ、やり
残したままになっている冬休みの「宿題」を思い出して、ぼくの胸が疼くから
だ。 
 5年前、『ひとりぼっちのかいぶつといしのうさぎ』(クリス・ウォーメル
作 徳間書店)という絵本を翻訳した。あまりの醜さのため、誰からも嫌われ
る怪物が、友だちが欲しくて石の動物を作るのだが、その石の動物たちも怪物
の醜さのために、こなごなに崩れてしまう。たったひとつだけ残った石のウサ
ギ。その、決して何も話すことのない石のウサギをたったひとりの友として、
歌い、踊り、海を眺め、やがて生涯を終える怪物の話で、読むたびにさまざま
な感情を呼び起こされる不思議な作品だ。

 担当編集者のYさんと何度もやりとりをして、じっくりと作り上げた作品で、
ぼくとしても珍しく満足した出来映えだったと思う。

 その年の暮れ、六本木にある、今は引っ越してしまった小さなイタリアレス
トランで打ち上げの席を持った。よく飲み、よく食べ、よく笑い、豪快にして
繊細な女性編集者だったYさんは、ぼくの仕事をいちおうほめてくれた。だが、
“つぎの”仕事については、「あなたには、いわゆる可愛い、可愛い絵本は向
かないな。また、いつかぴったりくる作品があったら頼むわね」というだけだ
った。そして、ぼくが絵本の折り込みに書いた短いエッセーを「あの企画の中
では異色だったみたいだけど、面白かった」といってくれた。それは、自分の
心に残る本について書いたエッセーで、ぼくは『ジャズ・カントリー』
(ナット・ヘントフ著 木島始訳・晶文社)のことを書いた。とても素直に書
いた文章だったので、ほめてもらえて、とてもうれしかったのを覚えている。

 ずいぶん前のことになるけれど、ある企業PR誌にコラムを頼まれて書いた
ところ、「あんたね、自分のことを書いてもしょうがないでしょ」と編集者に
あっさり言われて、結局、付け焼き刃のうんちくを書かされたのがトラウマに
なっていたから。

 やがて話題は仕事のことから離れ、恋愛や、彼女がクリスマス休みに恋人と
出かける旅の話になっていった。

 だいぶ夜も更けて、店を出て地下鉄の入り口まで歩きながら、彼女は
「あなたは翻訳より、何か自分のものを書いたほうがいいんじゃないかな」
といった。

「それって、ぼくの翻訳がへたくそってことかな?」

 その質問には答えず、「なんでもいいから、自分の文章を書きなさい。書く
癖をつけるの」と人なつこい笑顔を浮かべた。ぼくは酔っぱらった足取りで地
下鉄の階段を降りていく彼女を見送った。

 ぼくが翻訳という仕事や、「書く」ということについて、いつも頭の中にも
やもやとした感情を持っていることを、優秀な編集者だったYさんは見抜いて
いたのかもしれない。

 もう一度、そんな話をしたくて、いや、ただ会って屈託のない笑顔を見たく
て、年明けすぐに新年会をしようと約束をしたのだけど…。休暇でタイに行っ
た彼女は、スマトラ島沖地震による津波の犠牲となり帰らぬ人となってしまっ
た。

 それから5年の月日が流れて、ぼくは相変わらずの暮らしを送っている。
ぼくの場合、文筆業といっても、仕事のほとんどは子どもの本の翻訳であり、
学習書の取材や解説文、コピーを書いたり、先生の書いた文章をリライトだ。

 いつも胸の中にYさんの宿題を抱えたまま、今日だって辞書を引き引き、
小学生向けのユーモア小説の翻訳をしている。そういえばYさんのいったとお
り、いわゆる「可愛い、可愛い絵本」の仕事の依頼はまったくないな。

 もちろん、今でも子どもの本の翻訳は好きだし、原文はあるにしても、文章
は自分のものになっていなければならないと、そう思っている。

 それでも小さな変化があった。本当に小さい変化だけれど。野口さんのいう、
芽を育てること、になるかどうかはわからないけれど、自分の中にあるものを
外に出すことが出来るようになってきた。頭の中にあるもやもやを形にすると
いうか。

 この「本のメルマガ」に原稿を書かせてもらうことも、そのひとつ。でも
なんだか、読んでくれる人に“冬休みの宿題”を手伝ってもらうみたいで心苦
しい思いもあったりして。

どうもすみません。

  というわけで、今年もよろしくお願いします。

◎吉上恭太 文筆業。仕事よりギターを弾いていることが多い。 


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■「本棚つまみ食い/ 副隊長」
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寒い冬にはコタツで読書が一番ですが、うちにはコタツがないので布団にもぐ
って読書をしては、すぐに眠ってしまう今日この頃、皆様はいかが読書生活を
お送りでしょうか。
 
 さて今回とりあげるのはこちら

『ぼくたちの英語』、黒田龍之助、三修社、2009です。

 黒田龍之助氏といえばNHKのロシア語講座でご存知の方もいらっしゃるか
と思いますが、専門はスラブ系の言語(ロシア語やチェコ語など)です。それ
に今までの氏の著作には、英語以外にも世界にはたくさんの言語があるのだと
いうことを紹介してくれるものが多かったので、そういったことをご存知の方
には今回の本はちょっと意外な感があったのではないでしょうか。

 さて「はじめに」の部分で述べられているとおり、この本は直接的には英語
教師の人々に向けて書かれたものです。それでは、われわれのような英語を教
える立場にない人間にはあまり意味のない本なのかというと、全くそんなこと
はありません。むしろ著者が英語教師に伝えるメッセージを読むことによって、
私達にも英語学習の楽しさを教えてくれるものになっています。

 まず第1章「世間が期待する英語」において著者は日本で英語が置かれてい
る状況について言及します。英語は将来役に立つ、小学校から英語教育をすべ
きだなどなど、世の中英語には色々と期待がかけられているだけに、注文もた
くさんあるようです。しかしここではそれらの注文に待ったがかけられていき
ます。例えば小学校からの英語教育に関しても、教えはじめが早ければ早いほ
ど上達するわけではないという(あまりに普通の)意見が述べられます。他に
も色々ありますが、こう列挙されると英語は特別な言語(だと思われている)
と感じます。英語は中学生の頃から必修科目であり、その結果として大人にな
ってから巧みに運用されることが期待されます。こうした外国語はほとんど英
語だけでしょう。そのため英語が嫌いになってしまう人も出てきます。

 言語全体に興味を持ってもらいたい著者としては、これまでは英語ばかりの
世の中に他の言語を紹介してきたところ、今回は英語という外国語を嫌いにな
ってほしくない、そのために英語教師にメッセージをということになったのだ
と思います。その点ではたくさんの言語を紹介してきた過去の氏の著書とこの
本は表裏一体のものであるといえるでしょう。

 第2章以降では実際に英語教師に向けたアドバイスが述べられていくわけで
すが、興味深いことが色々書かれています。英語教師向けの書店のめぐり方や、
少しマニアックな英語辞典、英語教師への(英語以外の)外国語学習の勧めな
ど、特に英語を勉強している方には参考になる情報がたくさんあります。著者
お薦めの書籍もテーマごとに何点か挙げられていて興味を惹かれます。
『英語訳付き寿司ガイドブック』(池田書店)なんて、そんなに高くなさそう
だしちょっと見てみたいなと思います。さすがにマニアックな英語辞典は手が
届かないかな・・・面白そうなんですけどね。第5章などは教師向けの内容です
が、それでも「弟子は要らない」「おしつけがましい教師は嫌われる」など読
んでいて十分楽しめます。

 私は学生の頃は英語が嫌いで、英語を楽しむというところには至りませんで
した。しかしこの本の「おわりに」にあるように「外国語を勉強するのは、と
ても楽しい」ことなんですよね、おそらく。とか思って本を閉じようとしたら、
奥付の裏にドイツ語学者関口在男に関する本の広告が載ってて凄いことが書い
てありました。学者と教師はかくも気質の異なるものなのでしょうか。それで
も黒田氏のこの本を読んで英語好き、ひいてはことばが好きな人が増えること
でしょう。

 黒田氏の外国語を紹介するほうの著作に興味がある方には『その他の外国語』
現代書館・2005、『世界の言語入門』講談社現代新書・2008をお薦めします。

◎副隊長 鉄道とペンギンの好きな書店員 


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■「知るは楽しみ / 立木菜」
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壁に一枚の写真がある。
山の中腹、日当たりと風通しのためか
切り払われた一画に小さなやぐらが組まれている。
その前方、草か払われた樹の落ち葉か、肩まで緑に埋もれて座っている。
雑然とし荒涼とした風景のなかにあって、その佇まいはある種異様だ。
目元は黒ずみ、骨格のためか影が濃く、その表情は杳として知れない。
なぜ、そんなところに座っているのか、何をしているのか
測れないからこそ引き付けられて目が離せなくなる。
しかしその、切り取られたようにまあるく白い大福顔に映える、
耳と鼻、そしてその種を決定付ける、垂れたような目の周囲の黒。

咥えているのは、笹か。
写真は鬱蒼とした緑と、白と黒。
パンダの表情は、どんなに目を凝らしても計り知れない。



「理想と現実、そして希望」

読書の楽しみは様々あるけれど、そのひとつは行き止まりがない、行き着く
ところが見通せないところにあるのではないかと思う。読んでいる作品の結末
だけでなく、その作品の題材となったもの、作中の引用やその作者が挙げた作
品など、書かれてあるものの周囲を遡れば、それらはどんどん枝分れし繋がり
合い、それを追うことで私たちは遥か彼方まで踏み出してゆける。ただ、追い
かけるように夢中になって頁を捲るうちに、ふと、際限なく広がる言葉の海に
飲み込まれ漂っているような幸福とも寂寥ともつかない感覚を覚えることがあ
る。
知らないまま避けてきてしまったことでできた空洞が最近やたらと存在感を
持ちはじめてきた。そこを幸福感や寂寥が吹き抜けるように響き、これがなか
なかどよむのだ。その空洞を埋められるものは、一体なんだろう。

以前、『打ちのめされるようなすごい本』という、そのまっすぐすぎる書名
が忘れられない本があった。作者は故・米原万里。それまでの著書を読みなが
ら、彼女はゆるぎない神経の持ち主だとは思っていたけれど、この幅広い読書
量と読書欲には脱帽した。自身の専門分野から辞書、科学、生活の分野まで、
納得のいかないものは一途両断に斬る鮮やかさに私も打ちのめされていた。つ
まり、取り上げられている本一冊一冊を読みたくなってしまい、肝心の本書を
読み進められないのだ。困っているうちに文庫化もされ、そちらも遅々として
進まない。嗚呼、と嘆きつつも、そうして行きつ戻りつしながら彼女の読んだ
ものを追うことで自分の中に広げていけるものを感じるのなら、辞書のように
ゆっくりと読みすすめる本として傍らに常にあり続ける、そういう読み方もあ
っていいと思いたい。

『本を開いて、あの頃へ』も書評の本なのだけれど、その行間からは書店経
営の楽しさと厳しさが滲み出る、というより香り立つようだ。読み始めたきっ
かけは『ブックストア ニューヨークで最も愛された書店』について書いてい
たからだった。この本についてどう語るのか知りたくて手に取り、一番初めに
載せているものが本を読む人を撮った写真集についてだったことで読み始めた、
という安易なきっかけでしかないが、ここにはこの著者が書店に勤め、日常の
こととして本を読むなかで見つめてきたことが静かに書かれてあるように思っ
た。「では、なぜ私(たち)は本を(雑誌を)読むのか(読まなくなったのか)
」という問いは、私自身の問いともなる。状況は常に変わってゆくけれど、本
は書かれ続けるだろうし、人は本を手に取り続けるだろう。私もそこに居続け
ることは変わらない。それならどうしていきたいのか考えることしかないのだ
ろう、と思う本だった。

北村薫『詩歌の待ち伏せ』を読んでいる。私の読んできた北村氏の本はいつ
も「何かと出合うことの喜び」に満ちているように思う。引用の詩や句が出て
くるたび、おみやげをもらったときのような身を乗り出してしまう感覚と私も
何かもっていないかしらという感覚にとらわれる。何か何かと思って読み進め
るこの感覚を、いつまでも失わないでいたい。

年の初めから「考えなさい。考えることからはじまるんだ」との言葉をいた
だく。呟くように諭すように発せられたこの言葉を意識しながら、一年を過ご
していきたい。

そして、意思のある言葉を、人に伝わる言葉を持ちたいとも思う。

「言葉には力がある」という昨年末いただいた言葉とともに、本のある場所
に今年も居たいと思っています。冒頭のように、それはもう一心不乱に。



『打ちのめされるようなすごい本』 米原万里著(文芸春秋、2006年10月)
『本を開いて、あの頃へ』 堀部篤史著(mille books、2009年12月)
『詩歌の待ち伏せ』 北村薫著(文芸春秋、2002年6月)


◎立木 菜(たちき さい) 書店勤務。年始、数名で行われた「第一回 百人
一首大会」で古典への興味がふつふつと沸き、必携を指示されていた頃より
篤く、国語総覧を捲っています。


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■トピックス
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■豆ほんづくりのいろは展―小さなワークスペース 赤井都個展
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◆『手で作る小さな本 豆本づくりのいろは』河出書房新社刊行記念 
  「赤井都個展」

小さなデザイン室が、豆本空間になります。豆本『寒中見舞』などの展示販売
のほか、制作過程や道具を展示します。製本キットもあります。

★日時:1月15日(金)〜2月6日(土) 11:00〜19:30
◇場所:Platform 〒150-0013 渋谷区恵比寿1-7-6陸中ビル1F
  TEL03-3446-5609  http://www.move-move.com


■【日本出版学会】流通研究部会 激変する出版流通−2010年を展望する−  
└──────────────────────────────────
大日本印刷の丸善・ジュンク堂書店との資本提携、大手出版社のブックオフ
への出資、さらにはブックオフの新刊書併売店の開設、電子タグ導入による
責任販売制の導入と、2009年は正に“激変する出版流通”とも言える
激変する出版産業・出版流通を、日夜取材を通じて見てこられた文化通信
編集長・星野渉さんに、今年の展望をご報告願います。
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星野渉会員(文化通信編集長・出版学会事務局長)

★日時:1月19日(火) 18:30 〜 20:45
◇場所:八木書店本店 6階会議室 千代田区神田小川町3-8 TEL03-3291-2965

☆参加費:500円 *出版学会会員;無料
申込方法→氏名、連絡先(TEL番号・メールアドレス・住所)、参加人数を、
メール;shimo@murapal.com もしくは電話で連絡
詳細は→下村昭夫 TEL047-334-7094


■【講演+シンポジウム】 デジタル環境下における文学と図書館
└──────────────────────────────────     
      http://www.japanpen.or.jp/news/guide/post_202.html
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第1部 講演
「文学にとって図書館とはなにか」(吉岡忍・作家、日本ペンクラブ理事)
「国立国会図書館資料のデジタル化はなにを変えるか」
               (中井万知子・国立国会図書館関西館長)

第2部 討論 パネリスト:吉岡 忍、中井万知子、
 篠原 健(追手門学院大学経営学研究科長、総合情報教育センター長)
 中西秀彦氏(中西印刷専務取締役、日本ペンクラブ言論表現委員会委員)
司会:湯浅俊彦(夙川学院短期大学准教授)

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★日時:1月24日(日) 13:30開場 14:00 〜17:00
◇場所:<追手門学院大阪城スクェア>
   〒540-0008大阪市中央区大手前1-3-20(追手門学院 中・高等学校本館6階)
       http://www.otemon-osakajo.jp/outline/index.html
      TEL 06-6942-2788 FAX 06-6942-2744  

☆参加費:500円(当日受付で徴収します) *定員400名

申込み→ FAX またはホームページ
追手門学院大手前センター TEL06-6942-2788


■東京堂書店 トークショー&講演会
└──────────────────────────────────

◆三田文学創刊100年記念 坂上弘先生講演会 「三田文学と私」

★2月6日(土) 15:00〜17:00(開場14:45)


◆『島―瀬戸内を歩く 第1集 1999‐2002』みずのわ出版 刊行記念
  斎藤潤さん トーク&サイン会


日本離島センターの『SHIMADAS』、季刊『しま』編集長・三木剛志さんを
ナビゲーターに、斎藤潤さんのトーク&サイン会を開催します。
変わりゆく瀬戸内の島の暮しを記録した写真を映写しながらトークを
進めて戴きます(瀬戸内海以外の島の写真もあわせて映写いたします)。

★2月13日(土) 15:00〜17:00(開場14:45)


◇場所:東京堂書店本店6階(東京都千代田区神田神保町1-17)
    http://www.tokyodoshoten.co.jp/
☆参加費:500円
ご予約、お問い合わせは東京堂書店1階カウンターで
お電話(03-3291-5181)でも承ります。


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■あとがき
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新年最初の15日号ですが、発行が大幅に遅れご迷惑をおかけし申し訳あり
ませんでした。正月明けからPCの具合が悪くなり、ただでさえ苦手なのに…
と大慌て。今年を予測するような…
また、データが重くなりすぎ「トピックス」を大幅に削りました。
少し工夫しなければ…と痛感しました。
とにかく、発行日にお届けする目標を掲げ、何とかスタートいたします。
本年もよろしくお願いします。

畠中理恵子

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