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[本]のメルマガ vol.177
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■■ [本]のメルマガ     2004.5.15.発行
■■         vol.177
■■  mailmagazine of books     [「出版」 の「版」の左側 号]
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■CONTENTS----------------------------------------------------------
★トピックス 

★「全点報告 この店で買った本」/南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)
→丸四年続いて、月の平均購買冊数45冊!

★「虚実皮膜の書評」/キウ
→体調不良のためお休みです

★「出版・流通業界へのミニ提言集」/掩耳
→口コミを業界全体で活かせないかな、というお話です
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■トピックス
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●内澤旬子さん・展覧会のお知らせ
▼CRAFT碧鱗堂BOOKS第一回展示会
「本の世界のはじっこから」
イラストルポライターとしてさまざまな雑誌で活動する一方、ユニークな手
づくり本作品を発表してきた内澤旬子の新作、旧作を展示します。個展とい
うより は、コーヒーを飲みながら気軽に観ていただける展示です。ぜひいら
してください。
【出品物の一部】
豆本「昼寝犬」
「モクローくん絵ハガキ帖」
「シラカバ絵巻」
「おやじがき」
その他、イラストルポ掲載の雑誌など。
【日時】 
5月13日(木)〜6月1日(火) 
14:00〜24:00
■定休日 18日(火)、19日(水)、26日(水)
【会場】
cafe NOMAD 文京区根津2-19-5 電話03-2822-2341
(千代田線根津駅1番出口より徒歩1分)
*カフェですので、ワンオーダーお願いします

●三省堂書店神田本店の講演会二つ
「文庫にこめられたるちくま魂をみよ」フェア開催記念 講演会
2週連続トークイベント!!
現在三省堂書店神田本店4階レジ横のフェア「文庫にこめられたるちくま魂
をみよ」フェアの開催を記念し2週連続でトークイベントが行なわれます。
@永江朗氏 講演会
「その後の、その後の不良のための読書術」
日時:5月16日(日)14時〜
場所:三省堂書店神田本店8階特設会場
要予約・先着60名
電話:03-3233-3312(代表)
編集者、ライター、書店棚評論家として著名な永江朗さんをお迎えし、97年
に発売された『不良のための読書術』から7年経った現在の出版情況を踏ま
え、新たな"不良のための読書"を指南していただきます。

@唐沢俊一氏 講演会
「ムダ知識のための読書すすめ」
日時:5月23日(日)14時〜
場所:三省堂書店神田本店8階特設会場
要予約・先着60名
電話:03-3233-3312(代表)
オタクカルト物件の研究、「と学会」創設会員、またフジテレビ「トリビアの
泉」スーパーバイザーとしても著名で、従来の学問体系からこぼれ落ちたB
級的知識"一行知識"の収集を続けている唐沢俊一さんをお迎えし、"ムダ知識
収集のための読書"方法についてお話していただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
セ ー ル 、 創 造 の モ ナ ド――ライプニッツから西田まで
──────────────────────────────────
 清水高志 著     264頁/ISBN4-925220-10-1/定価2100円(税込)
 発行:冬弓舎  http://thought.ne.jp/html/adv/serre/index.html
●中沢新一氏 序文より●──────────────────────
正直な告白をすれば、こういう本を書く人が出現したことによって、私は自
分が長らく味わい続けてきた孤立感から救い出されたような気がしている。
──────────────────────────────────
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■「全点報告 この店で買った本」/南陀楼綾繁
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第48回 ナンと4周年

 この連載、今回でついに丸4年になってしまった。「本のメルマガ」を取材
に行ったときに、「こんなのやるとイイんじゃないですか?」という何気ない
一言がもとで、ココまで続いてしまったと思うと感無量だ。買った本をメル
マガで公開するという行為によって、この4年間の新刊書につぎ込んだ金額
や合計冊 数だけでなく、ぼくの行動範囲は丸出し状態だった。ときどき読者
や友人から、「あの本買ってたでしょう」と云われるのが、恥ずかしくもあり
オモシロくもあった。最近はややマンネリ気味なので、いつまで続くか分か
らないが、今後もよろしくお願いします。

四月一日
◎信愛書店(西荻窪)
『en-taxi』第5号、扶桑社、476円+税(以下同じ)

四月二日
◎書肆アクセス(神保町)
孫錫春『言論改革 韓国・新聞権力の世論支配に挑む』みずのわ出版、4500

『いま、文学の森へ 大阪文学学校の50年』大阪文学学校・葦書房(発行)、
星雲社(発売)、2000円
『いろは』第2号、850円

四月四日
◎須原屋(浦和店)
貫井徳郎『さよならの代わりに』幻冬舎、1600円
『老乞大 朝鮮中世の中国語会話読本』東洋文庫(平凡社)、3100円
上原隆『喜びは悲しみのあとに』幻冬舎アウトロー文庫、571円

大西祥平(作)・高橋のぼる(画)『警視正大門寺さくら子』第7巻、小学館、
505円
諸星大二郎『栞と紙魚子 何かが街にやって来る』朝日ソノラマ、762円
【ひとこと】貫井の新しいミステリを探そうと新刊コーナーに行ったら、こ
の店は著者名ではなく書名の50音順に並べられているのだった。新聞広告
見てく る客が多いせいか? でも、書名なんて覚えてないよー。たっぷり5
分かかってたどりつく。領収書をもらったら、アルバイトのアンちゃんが宛
名の「出版」 の「版」の左側を書いたところで手が止まる。思わず、「書店
にいて出版と書けないのはまずいでしょう」と諭してしまいました。

四月六日
◎ナウカ(神保町)
『ポケットのなかの千野教授』日本チャペック兄弟協会、2000円

四月七日
◎書肆アクセス(神保町)
片岡千歳『古本屋タンポポのあけくれ』タンポポ書店、1500円
中村よお『KOBE街角通信』幻堂出版、1429円
『自然と文化』第75号(特集・アジアの太鼓)、日本ナショナルトラスト、
953円

四月九日
◎岩波ブックセンター(神保町)
荻原魚雷編『吉行淳之介エッセイ・コレクション3 作家』ちくま文庫、780

中野晴行編『マンガ家誕生。』ちくま文庫、700円
『編集会議』5月号、宣伝会議、838円
◎書泉グランデ(神保町)
東直己『駆けてきた少女』早川書房、1900円

四月十一日
◎リブロ・ブックス(渋谷店)
城市郎『〔定本〕発禁本 書物とその周辺』平凡社ライブラリー、1500円
市村弘正『〔増補〕小さなものの諸形態 精神史覚え書』平凡社ライブラリー、1200円
『ロック画報』第15号、ブルース・インターアクションズ、1700円
『処女伝説 オール・アバウト辛酸なめ子』洋泉社MOOK、1000円
『デザインの現場』4月号、美術出版社、1800円
【ひとこと】パルコからリブロへと名前変わったけど、基本的な品揃えは変
わらない。あえて変える必要もないと思う。先日出た『文藝別冊 田中小実
昌』に POPが立っている。ドレドレと見ると、ほかの記事には触れずにぼ
くが書いた「なりきりコミさんバスの旅」を紹介してくれている。「ただ、帽
子は本物のようです」とあるが、中身はもちろん本物のコミさんじゃありま
せん。

四月十二日
◎東京堂書店(神保町)
山本正勝『絵すごろく 生いたちと魅力』芸艸堂、3000円

四月十四日
◎三省堂書店(神保町本店)
『本の雑誌』5月号、505円
◎東京堂書店(ふくろう店)
海野弘『都市への長い旅』邑書林、2427円
【ひとこと】「坪内祐三棚」にて。このコーナーは古本もたくさん出ているが、
むしろ出てから10年前後の既刊(品切れではないが書店ではまったく置か
れ てない)本があるので、そこから買うことが多い。海野さんのこの本も
1992年発行だ。

四月十六日
◎大盛堂書店(渋谷)
横山秀夫『臨場』光文社、1700円
【ひとこと】この店のカバー袖には「購読年月日」「蔵書番号」を書き入れる
欄がある。店の雰囲気と同じく、古き良き「読書人」の香りがする。だけど、
この欄を使っている人、いまどきいるのかなあ。

四月十八日
◎高円寺文庫センター
末井昭『スエイ式人生相談』太田出版、800円
『マービーとギジェット さべあのま全集第5巻』メディアファクトリー
(MF文庫)、552円
【ひとこと】先日、名物店長がヤメたらしいが、いまのところ大きく品揃え
は変わっていない。『スエイ式人生相談』は他店より断然早く置いてあった。

四月十九日
◎アマゾン・ジャパン(オンライン書店)
『Hirshfeld's Hollywood: The Film Art of Al Hirshfeld』ABRAMS、1513


四月二十二日
◎bk1(オンライン書店)
末井昭『絶対毎日スエイ日記』アートン、2500円
鶴見太郎『民俗学の熱き日々 柳田國男とその後継者たち』中公新書、700

◎青山ブックセンター(新宿ルミネ2店)
古山高麗雄『人生、しょせん運不運』草思社、1500円
恩田陸『象と耳鳴り』祥伝社文庫、562円
恩田陸『木曜組曲』徳間文庫、495円
角田光代『これからはあるくのだ』文春文庫、505円
◎ディスクユニオン(新宿店)
北中正和責任編集『風都市伝説 1970年代の街とロックの記憶から』音楽出
版社、1905円

四月二十三日
◎東京国際ブックフェア(東京ビックサイト)
『ぼくドラえもん』第1、2、3号、小学館、500-650円
浜崎廣『女性誌の源流 女の雑誌、かく生まれ、かく競い、かく死せり』出
版ニュース社、4762円
【ひとこと】数年前におずおずとはじめた割引販売だが、もはや出たばかり
の新刊まで割引で売られている。買う方にとってはアリガタイけど。

四月二十四日
◎東京堂書店(神保町)
石暁軍編著『「点石斎画報」にみる明治日本』東方書店、2800円
大川渉・平岡海人・宮前栄『下町酒場巡礼』ちくま文庫、800円
◎須坂版画美術館(長野県)
『谷中安規の夢 シネマとカフェと怪奇のまぼろし』図録、1500円
【ひとこと】この図録、ものすごく出来がいいのだが、最初に開催した松濤
美術館では、品切れで手に入れられなかった。次の会場で開催する前に電話
してよ うやく手に入れた。あとで聞いたら、開催中は通信販売しないとか。
買っといてヨカッタ。

四月二十五日
◎ROBA ROBA cafe(経堂)
華雪『食事窓』1000円
『チイミヤ』第2号、350円
【ひとこと】荻窪の「ひなぎく」と同時開催されている「昼の豆本・夜の豆
本」展覧会を観にいく。さまざまなスタイルの豆本が出品されていて、非売
品もあ り、販売品も500円から1万円といろいろ。『食事窓』は篆刻の折本
を上製本に綴じこんだもの。宇田川新聞さんの新作(1万円)も欲しかった
が、品切れ だった。

四月二十八日
◎書肆アクセス(神保町)
西村淳『南極料理人の悪ガキ読本 北海道旨いぞレシピ付き』亜璃西社、1500

『町雑誌 千住』第15号、300円
『ミカン ア・ラ・モード』part1、mimi-book、1000円
【ひとこと】『ミカン ア・ラ・モード』は林哲夫さんの犬スケッチ集。5枚
入りと10枚入りがあるが、両方ともよく売れているらしい。

四月二十九日
◎創文堂書店(本駒込)
小林カツ代『実践 料理のへそ!』文春新書、720円
松田哲夫『編集狂時代』新潮文庫、667円
【ひとこと】近所の小学生の女の子が、学校指定のテキストか何かを注文に
来ていた。おじさんは「◎◎先生はまだいるの?」というように、じつによ
く知っている。以前はコレが町の書店の普通の風景だった。

四月三十日
◎文教堂書店(市ヶ谷店)
『京都都市図』昭文社、667円

今月の購入本 計51冊(4年間の平均購入冊数は45冊前後……もっと多い?)
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■「出版・流通業界へのミニ提言集」/掩耳
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>本を買う時って、動機の少なからぬ割合を占めるものに口コミがあると思う
んです
>はあはあ
>宣伝物の場合って、いくら「感動した」「今年の最高傑作」とか言ってもな
んか信用できないじゃないですか
>まあ、そうですね。何せ売れてくれれば自分の懐が潤う立場の発言ですか
らねえ(笑)
>そうそう、でも逆に利害関係のない友人から、まったく同じ文句を聞くと
猛烈に読みたくなったりしませんか?
>うーん、あるかも
>他にも、自分が好きな作家とかが絶賛する本って、やっぱり読んでみたく
なると思うんです。これもまあ口コミの一種のようなものですが……
>ああ、僕も若い時に筒井康隆さんの書いたモノが好きで、エッセイとかで
勧めていた本は結構読みましたねー
>そこで、書籍増売のための良いアイデアを思いついたんです。
>ほうほう
>すべての書籍には後書きをまず必ずつけて、その後書きの中で、著者は必
ず自分が最近読んだ本でこりゃ面白いというのを一冊挙げるようにしたらど
うかな、と思うんです。上手くいけばチェーンメールかねずみ講のように、
延々本を読んで行くシステムが出来上がるのではないかと……
>なんか、例えが悪いモノばかりですが(笑)、アイデアとしては有りですね。
延々続かなくとも、せめて後書き読んでもう一冊買ってくれる人が十人のう
ち一人出ても、売上十%増しですからね、こりゃスゴイ。獲らぬ狸のナント
ヤラかもしれませんが(笑)
>問題は、著者が協力するかってことですが、これだけ書籍の売上が落ちて
みんな四苦八苦している状況なので、趣旨を理解してもらえば、かなりの人
がやると思うんです。
>考えてみたら、コミックとかの後書きでそれやると、スゴイ効果的かもし
れませんね。部数多いし、熱狂的なファンも多そうですからねー
>そうそう、大企業のカリスマ社長の愛読書みたいのも、案外、外には出に
くかったりしますからねー。
>しかし、よく考えると、後書きで推薦が集中する本と、まったく取り上げ
られない本に分かれちゃいそうな気もしますね。
>そうしたら、イマイチな本が淘汰される役割も果せてさらに良いかも。な
んていって、自分自身が淘汰されかねない所が多分にあって怖いんですが。
>おや、自覚してたんですね
>うう、傷口にアラ塩塗るのやめて(笑)
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■あとがき
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>わたし、自分でも頭わるいなーと思うことがあるんです
>おや、今更気づいたんですか?
>うるしゃーい、本当のこと言うな、プンプン(笑)。いや、最近イラクでの
捕虜虐待が問題になっているじゃないですか
>ああ、ラムズフェルド国防長官更迭か?とか大騒ぎですね
>いや、もちろん虐待はイカンと思いますが、この戦争でイラク人って、詳
しくは知りませんが、数十万とかなくなっていると思うんですよ。そっちの
方がよほどヒドイ話なのに、なんでそっちは捕虜問題程には取り上げられず、
虐待ばかり問題になるんでしょうね。私のイマイチ廻りの悪い頭では、どう
も根本の所で理解ができんのですよ。
>まあ、戦争ですからねー。しかしまあ殺すのはOKで、虐待は×とかいう
と、端からみれば確かにヘンではありますよね。国際法上はそんなものなん
でしょうが……
>わたし、ベトナム戦争の本いろいろ読んでいるんですが、そのときのアメ
リカ人の死亡者は六万人弱、ベトナム側は諸説ありますが百万から二百万人
は下らない、といわれているんです。今回の戦争にしろ、欧米系の犠牲者と、
アジア・中東系の犠牲者では、報道のされ方とかで明らかに重みが違ってい
るような気がするんですけどね……
>まあ、ジャイアンは殴るのが当たり前、のび太は殴られるのが当たり前っ
て感じなんでしょうかね、はあ……
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