[本]のメルマガ

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[本]のメルマガ vol.618


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 ■■ [本]のメルマガ                 2016.8.15.発行
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 ■■  mailmagazine of book               [台風銀座号]
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 ★PR★ 原 書 房 最新刊 ★ http://harashobo.co.jp/
 
 『サイバー戦争論:ナショナルセキュリティの現在』
 
 伊藤寛著 四六判 256ページ 本体価格2500円+税 ISBN:9784562053414
 
 陸上自衛隊システム防護隊初代隊長、我が国のサイバー戦争の第一人者として知
 られる著者による、定義や範囲から技術論に至る本格的なサイバー戦争論。さま
 ざまな実例を挙げ、また関連用語集を付してわかりやすく解説する。もはや戦場
 という概念すら通用しない時代の必読書!
 
【連載】………………………………………………………………………………

 ★「散慮逍遥月記」 /  停雲荘主人 
 →  第38回「夏の木陰で音を想う

 ★「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
 → 第86回 懐かしくてほろ苦いパイドパイパーハウスの思い出

 ★「本棚つまみ食い」 / 副隊長 
 → 激・サンフレッチェ広島ファンが、設立時からチーム作りの根幹に携わっ
  てきたきた人物・今西和男についての本を紹介します。

 ★「けやき通りの古本屋から」 / 古書五車堂あるじ 
 → 今回はお休みです。次回をお楽しみに!

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 ■トピックス
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 二つイベントをご紹介します。
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 ■「散慮逍遥月記」 /  停雲荘主人
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 第38回「夏の木陰で音を想う」
 
 こんにちは。残暑見舞い申し上げます。
 残暑厳しい折ですが,みなさまにはお変わりありませんか? 僕は夏休みに入
 った途端に風邪をひいてしまい,アップアップしながらこの原稿を推敲してい
 ます。
 
 いきなりですが,「緑陰読書」という言葉があるように,木陰で本を読むこと
 で一服の涼を求める,という発想がありますが,では音楽で「緑陰音楽」とい
 うのは,それほど口の端にはのぼらないのではないかしら,と原稿のテーマを
 考えながらふと浮かんだことです。夏にふさわしい音楽というのは,例えば
 TUBE(1)のように夏向きの楽曲で印象付けられているバンドもありますが,一
 服の涼を求める,となると少々趣きが異なるような感じはします。
 
 随分昔のこと,ある雑誌である評論家が「暑い夏にマーラーやブルックナーの
 暑苦しい音楽を聞いているのはマゾだ」と言う意味のことをおっしゃっており
 まして,まあ確かに冷房のないところで1時間半も金管の咆哮する分厚い音楽
 を聴くのは人間も機械も難行苦行のたぐいではあるのかなあ,と思わないでも
 ありません。
 
 クラシック音楽を取り上げる記事で,夏向きの涼しくなる音楽として名前がよ
 く挙がるのがフィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)ですが,
 好きなひとには大変申し訳無いことながら,僕はシベリウスとドビュッシーが
 大の苦手で,シベリウスをネタにして何かを書ける気がまるでしないのですね。
 
 北欧系の音楽なら,シベリウスよりも断然,デンマークのカール・ニールセン
 (1865-1931)を推します。貧しい職人の家に生まれながら14歳で軍楽隊に入り,
 19歳で認められてコペンハーゲンの音楽院に入学,その後はほぼ順調にオーケ
 ストラ奏者から作曲家として立つことができ,晩年には王立ストックホルム音
 楽院の院長に就任したという立志伝中の作曲家です。
 
 その主な作品は6曲の交響曲と3曲の協奏曲,2曲の歌劇などがありますが,中
 でも交響曲第2番作品16から交響曲第5番作品50までの4曲の交響曲が代表作と
 いうことになるでしょう。夏に聴いて涼をとるならもっとも有名な交響曲第4
 番作品29「不滅」でしょうか。個人的な聴きどころは終結部近くで空中戦のよ
 うに打ち鳴らされる2対のティンパニの叩き合いです。
 
 交響曲第5番は第4番ほど知られていないようですが,こちらでも打楽器が盛大
 に打ち鳴らされ,第1楽章のコーダではスネアドラムがアドリブ指定で大活躍
 します。とはいえ,リヒャルト・シュトラウスのような派手で効果的なオーケ
 ストレーションではなく,混沌とした錯綜した響きの中をかきわけながら一条
 の光が見えてくるような雰囲気のオーケストレーションがニールセンの身上で
 す。それ故,交響曲第4番はカラヤン(DG)やバーンスタイン(SONY)の録音
 よりも,ブロムシュテット(EMI,DECCAの2種)やブライデン・トムソン
 (CHANDOS)のような中間色で勝負できる指揮者の方がよい録音を残している
 と個人的には感じられます。
 
 果たして,本当にニールセンの音楽で涼を得ることができるかどうか,明日の
 移動はブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団による交響曲第4番&第5
 番の録音(DECCA)を聴きながら過ごしてみることにいたします。
 
 ではでは,暑さにめげずに夏を乗り切りましょう!
 
 
 ◎停雲荘主人
 大学図書館の中の人。南東北在住。好きな音楽は交響曲。座右の銘は「行蔵は
 我に存す,毀誉は他人の主張,我に与らず我に関せずと存候。」(勝海舟)。


 (1) TUBE | SonyMusic

 http://www.tube-net.com/
  
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 ■「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
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 第86回 懐かしくてほろ苦いパイドパイパーハウスの思い出
 
  70年代終わり頃から80年代にかけて、青山の骨董通りに“伝説のレコード店”
 パイドパイパーハウスがあった。どうして“伝説”といわれるようになったの
 か?
  このレコード店には、若き日の山下達郎、大貫妙子、小西康陽、田島貴男、
 そして細野晴臣や大瀧詠一、……ここでは書ききれないほど日本のポップミュ
 ージック界のそうそうたる顔ぶれが通っていたからだ。音楽関係者ばかりでな
 く田中康夫や村上春樹もレコードをさがしに来ていたらしい。田中康夫の『な
 んとなく、クリスタル』に登場しているそうだ。
 
  70年代、80年代、音楽はたんに音楽でなく、新しいカルチャーの空気を運ぶ
 ものだったような気がする。アメリカやヨーロッパからやってくる新しい音楽
 を貪欲に求めていた。パイドパイパーハウスは、その名のとおりハーメルンの
 笛吹きのように、人々を音楽で知らない世界に導いていたのかもしれない。
  『パイドパイパー・デイズ 私的音楽回想録1972-1989』(リットーミュージ
 ック)という本は、80年代、パイドパイパーハウスの店主だった長門芳郎の回
 顧録だ。
   現在、音楽プロデューサー、音楽雑文家として活躍している長門芳郎は、70
 年代はシュガー・ベイブやティン・パン・アレー、YMO結成前の細野晴臣のマ
 ネージャーをしていたり、プロモーターとしてジョン・セバスチャン、ヴァン
 ダイク・パークスなどの渋い、そしてマニアックな音楽ファンが涙を流して喜
 ぶミュージシャンの来日コンサートを開催している。きっと自分で聴きたいミ
 ュージシャンは、自分で呼んでしまおうということなのだろう。行動力がすご
 い!
 
  こんな経歴を持つ人物の本だから、音楽ファンなら鳥肌が立つようなエピソ
 ードが満載だった。なかでもシュガー・ベイブの結成に立ち会っていたり、山
 下達郎と大瀧詠一を会わせたのは長門芳郎だった。
  ぼくがシュガー・ベイブを初めて聴いたのは、はっぴいえんどの解散コンサ
 ート「シティ ラストタイムアラウンド」でだった。大瀧詠一のバックでビー
 チボーイズばりのコーラスを聴かせてくれた。そのときのいきさつも詳しく書
 いてあって、ぼくも高校生のころにもどって文京公会堂にいる気分になった。
 いまでは伝説のバンドとなっているシュガーベイブも、当時は一般には受け入
 れられなかっただなあ。まだニューミュージックの時代ではなかった。それに
 しても記憶力が素晴らしい。そのときどんなことを話していたか、どんな表情
 をしていたかが生き生きと描かれていて、まるでその場に立ち会っているよう
 な気持ちになる。
  20歳前後のころ、もう40年近く前のことだけど、ぼくも音楽に夢中でバンド
 らしきことをやっていた。電器店でのアルバイトを終えると、毎晩のように友
 人の家に行って、深夜まで曲を作ったりギターを弾いて過ごしていた。朝方に
 なると、友人の車でドライブに出かけて、朝焼けを見ながら夢を語っていた。
 いま公開中のアイルランドの映画『シング・ストリート 未来へのうた』の主
 人公のように、夢だけを追いかけていた。今思い出すと気恥ずかしいけれど、
 きっと自分もシュガーベイブや、ムーンライダーズのようにレコードを作った
 りライブをする日が来るだろうと思っていた。のちにその友人は細野晴臣の付
 き人兼運転手となった。もしかしたら長門さんは覚えているかもしれない。
 
  周囲には、だんだんプロとして活動を始める友人も出てきて、ときどき長門
 芳郎という名前を聞いたような気がする。“業界”の噂話をする友人、知人た
 ちがとてもまぶしく感じられた。『パイドパイパー・デイズ』にはちょうどそ
 のころの話が書かれている。だから読んでいると、懐かしいけれど、ほろ苦い
 挫折感もいっしょに甦ってきて、何度も胸が苦しくなった。

  パイドパイパーハウス、じつは、ほんの数回しか行ったことがない。入り口
 のところにスズキコージが描いたハメルンの笛吹きの大きな看板があったのを
 よく覚えている。どうしてもっと行かなかったんだろう?
  青山というおしゃれな場所が、ぼくにはちょっと敷居が高かったのかもしれ
 ないな。渋谷のシスコや新宿のディスクユニオン、ディスクロードには行った
 けれど、渋谷から近いはずの青山は、気分的にとても遠かった。これはいまで
 も変わらないけれど。
 
  ぼくはもっぱら近所にあった経堂のビーバーという小さなレコード店に通っ
 ていたのだが、いまから考えるとビーバーの品揃えは、パイドパイパーハウス
 のカタログに近かったような気がする。パイドパイパーハウスで一番人気があ
 ったというホーギー・カーマイケルの『Hoagy Carmichael Sings Hoagy
  Carmichael』というレコードは、ビーバーの店主に薦められて買った。いま
 のようにインターネットでかんたんにいろいろと調べられるのは便利だけど、
 お店の人と話しながら買い物をするのはいいものだ。
 
  いまパイドパイパーハウスがタワーレコード渋谷店の5階フロアの一角に復
 活している。長門さんがお店にいて、きっと話も出来るのだろうけれど、シャ
 イなぼくは、『パイドパイパー・デイズ』をそっと手にとってレジに向かって
 しまった。半年間の期間限定というが、きっと何回も通うことになるだろうか
 ら、いつか話しかけることが出来るかもしれない。
 
 ◎吉上恭太
 文筆業。仕事よりギターを弾いていることが多い。初めてのエッセイ集『とき
 には積ん読の日々』がトマソン社から出ました。詳しくはトマソン社のサイト
 を見てください。
  http://tomasonsha.com/ 
  
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 ■「本棚つまみ食い」 / 副隊長
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  昔からサンフレッチェ広島が好きなもので。ひところ苦しい時期(二度のJ2
 降格等)もありましたが、最近は再びリーグ上位に顔を出すようになり嬉しい
 限りです。サンフレッチェは地方の小さなクラブチームではありますが、多く
 の優れた選手を輩出しています。その鍵を握る人物が今回紹介する本の主人公
 です。
 
 『徳は孤ならず』、木村元彦、集英社、2016
 
 その人物の名は今西和男。サンフレッチェの前身である東洋工業時代の名選手
 にして、サンフレッチェ時代には総監督として設立時からチーム作りの根幹に
 携わってきたきた人物です。
 
  今西は選手に「サッカー選手である前によき社会人であれ」(p,10)と語り続
 けてきました。これは彼の座右の銘でもあります。そしてサンフレッチェ創成
 期に作られたチームスローガンにはこんな項目も存在しています。
 
 「いかなるときもサポーターへの感謝を忘れないこと、そしてボランティア活
 動を通じての地域・社会への貢献を行なうこと」(p,15)
 
  これだけでも今西のつくろうとしたチームというものが何となく分かるので
 はないでしょうか。チームが地域に根付くこと、地域の中へ積極的に関わって
 いくこと、それを重要視しています。そしてそのためには選手は当然「よき社
 会人」でなければなりません。
 
  もちろんそういったことを掲げるのは簡単ですが、なかなかチームにそうい
 う風土を作り上げることは難しいものです。しかしサンフレッチェでは現監督
 の森保一のポケットからスッとこれを記した冊子が出てきたりします。彼が今
 西の教え子であることもあるのでしょうが、チームカラーが連綿と引き継がれ
 ていることがうかがえます。
 
  今西は広島に生まれ幼いころに被爆し、脚に多少のハンデを負っていました。
 それでも自らの長所を生かすプレースタイルを見つけ、東京教育大でもサッカ
 ーを続けます。そこでは在日朝鮮人の先輩にも指導を受けながらプレーを続け
 ました。主将にも選ばれ、上下の分け隔てのないチーム作りを提唱したりもし
 ています。引退後は東洋工業で巨大な独身寮の運営にも携わりました。
 
  相手の立場を考え、関わる人々ひとりひとりに真摯に向き合おうとする姿勢
 はこういう経験によって培われたのでしょう。その後、東洋工業からサンフレ
 ッチェと変化していく中で今西はチーム作りの中核を担っていきます。
 
  そして本書は多くの門下生のインタビューが挟み込まれています。高木琢也
 ・風間八宏といった面々も今西がそれぞれの選手や監督・スタッフらと信頼関
 係を築いていたことを語ります。特に不世出のストライカー久保竜彦とのエピ
 ソードは興味深い。
 
  かように多くの人に慕われている今西を著者が「育将」と呼ぶのも肯けます。
 ちなみにサンフレッチェは育成システムでも知られています。教え子の中でも
 ユース世代の指導で知られる森山佳郎へのインタビューでも、今西の教えが今
 も生きていることがよく分かります。
 
  さて、広島のみならず他のチームの力にもなってきた今西は、2007年FC岐阜
 (当時JFL)のGMに就任します。財政状況が極度に悪化している中で、火中の栗を
 拾う形での就任でした。しかもそれまでのチーム運営が地元であまり評判がよ
 くないという状況でした。
 
  そんな中今西は地道な地域貢献活動や営業活動を続けJ2昇格も果たしますが、
 なかなか経営状況は好転しませんでした。そして2012年今西はついに解任され
 てしまいます。しかしそこには現場の経営を知らないJリーグ本体の経営への
 介入、しがらみによりなかなかひとつにまとまることの出来ない地元財界、な
 どなど自身の力では解決しがたい問題も多く含まれていました。
 
  Jリーグの本旨に基く活動をしていた今西が何故半ば追われるような形でFC
 岐阜を去らなければならなかったのか、本書の後半はそれに費やされます。
  
  本書を多くの人に手にとってもらって、サッカーひいてはスポーツのあるべ
 き姿を追い求めた今西和男のことを少しでも多くの人に知ってもらえたらなあ
 と思います。そしてその精神を受け継いだ人たちの活躍にも注目してほしい、
 とか思ったりします。もちろん今西さんがサッカー界で更なる活躍をしてくれ
 ることも願っています。まだ七十代だし。
 
 ◎副隊長 鉄道とペンギンの好きな元書店員。
 
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 ■トピックス
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 ■ みちくさ市トーク
    みちくさ市連続講座 season2
 
     『作品と商品』のあいだ〜表現という仕事のリアルな現場の話〜
 
      第7回 ゲスト:真利子哲也さん(映画監督)
                             聞き手:中野達仁さん 司会:武田俊さん
 └─────────────────────────────────
 ◆日時:2016年9月19日(月・祝日)13:30〜15:00(開場13:10〜)

 ◇場所:雑司が谷地域文化創造館 第2会議室
     http://www.toshima-mirai.jp/center/e_zoshigaya/ 
 
 ★入場料:予約:1000円/当日:1200円 ※当日お支払です
 
 ⇒予約方法 
 下記のメールにて件名を各「みちくさ市講座予約」、本文に「お名前」「人数」
 「緊急の電話連絡先」をご記入の上お申し込みください。折り返し予約完了の
 メール(自動ではないので最大24時間ほどタイムラグある場合がございます)。
 返信が無い場合は再度お問い合わせくださいませ。
 代金は当日払いです。予約完了メールに当日の受付方法が記入してありますの
 で必ずお読みください。
 
 ※予約&お問い合わせは下記のメールで
  wamezoevent1@gmail.com
 
 みちくさ市本部 090−8720−4241
  
 ※どうしても上記アドレスへ送れない方は下記へメールしてください。
  k-gensei@nifty.com
 


 誰もが気軽に表現をできる時代になりましたが、自分の「作品」を「商品」に
 変えていくことは難しい時代であるともいえます。メディアのあり方も大きく
 変貌を遂げている現在、クリエイターはどのように活動していくことが可能な
 のでしょうか。長年、東北新社でCMディレクターとして数々の作品を世に送
 ってきた中野達仁さんを講師に迎え、編集者/ライターの武田俊さんを聞き手
 に、時にはゲストを交え、これからの「表現」を考えるトーク形式のワークシ
 ョップです。
 
 第7回の今回は、ゲストに最新作である柳楽優弥主演「ディストラクション・
 ベイビーズ」が好評の真利子哲也監督をお迎えします。
  
 ■真利子哲也(まりこ・てつや)
 1981年、東京生まれ。法政大学在学中に8mmフィルムで自主制作した短編『極
 東のマンション』『マリコ三十騎』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画
 祭で2年連続グランプリ受賞。東京藝術大学大学院の修了作品『イエローキッド
 』、つづく『NINIFUNI』は国際的にも高い評価を受ける。最新作は柳楽優弥主
 演『デストラクション・ベイビーズ』。本年度、ロカルノ国際映画祭にて新鋭
 監督コンペティション部門の最優秀新人監督賞を受賞。
  
 □中野達仁(なかの・たつひと)
 1964年、福岡生まれ。(株)東北新社・CMディレクター。主な仕事はベネッセ
  ”たまひよ“シリーズ、YKK AP、三井住友銀行、グリコ、ホクトのきのこな
 ど。MVではGOING UNDER GROUND「トワイライト」「同じ月を見てた」、コーヒ
 ーカラー「人生に乾杯を!〜別れの曲〜」などがある。
  
 □武田俊(たけだ・しゅん)
 1986年、名古屋市生まれ。編集者、メディアプロデューサー。roomie編集長、
 元KAI-YOU, LLC代表、元TOweb編集長。NHK「ニッポンのジレンマ」に出演ほか、
 講演、イベント出演も多数。
  
 ◎現在までのゲスト
   /第1回:ゲストなし
   /第2回:澤部渡さん(スカート)
   /第3回:桑島十和子さん(美術監督「下妻物語」「告白」他)
   /第4回:森山裕之さん(元クイックジャパン編集長)
   /第5回:タブレット純さん(歌手・お笑い芸人)
   /第6回:高橋靖子さん(スタイリスト)
    
 ■ 「本屋をリブートするには」第3弾
       『本屋を再定義(リテイギ)するには』 at 文禄堂高円寺店
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 ご好評いただいた「本屋をリブートするには」の第3弾にあたる『本屋を再定
 義(リテイギ)するには』がいよいよ開催されます。
 千駄木の往来堂書店店長で、”不忍ブックストリート 一箱古本市”を立ち上
 げられた笈入建志さん、荻窪のブックカフェ6次元の店主で6月に『パラレルキ
 ャリア』を上肢されたナカムラクニオさん。銀座で”一冊の本を売る本屋”
 森岡書店の森岡督行さんが登壇予定です‼ 
 
 
 ◆日時:2016年9月7日水曜日 19:30〜(19時より開場)
 
 ◇場所:文禄堂高円寺店
         東京都杉並区高円寺北 2-6-1高円寺千歳ビル1F
         ☎ 03-5373-3371
 
 ★参加料:1500円+ワンオーダー制です。※当日受付にて精算となります。
 ☆参加方法:‥稿 ☎03-5373-3371
       Peatixにて。⇒  pic.twitter.com/yVsVByR4A6
 
  
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 ■あとがき
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  本当にすみません。また随分刊行が遅れてしまいました。
  今年の東京は例年より涼しいと思うのですが、寄る年並みか年々夏がどんどん
 辛く感じられるような気がします。行動力もすっかり落ち、やろうとしていた事
 の半分も出来ず、もう夏も終わり。ブラジルのオリンピックも終わりますね。
 内澤旬子さんの新著『漂うままに島に着き』(朝日新聞出版)を読みました。根っ
 からの都会育ち(ご本人は郊外育ちとおっしゃいますが)の著者が、「もう東京に
 住むのムリかも…」と感じ、あれよあれよという間に小豆島で暮らし始め、山羊
 を飼い、狩猟をし、地元の方たちと交流し、そこでの生活をしていく様を、赤裸
 々に描いた本書。大人の女性が「移住」する、という選択をリアルに伝えていま
 す。うーん、しっかり生きねばなあ、と改めて思いました。
  西日本新聞社から刊行された『本屋がなくなったら、困るじゃないかー11時間
 ぐびぐび会議』ブックオカ編 を読んでいます。昨年10周年を迎えた福岡のブッ
 クイベント「ブックオカ」で二日間開催された「車座トーク 〜本と本屋の未来
 を語ろう」の模様を中心に再録。書店、出版社、取次、マスコミが集まり、文字
 通り忌憚なく書店の周辺、出版社の本音、取次の役割や海外の出版周辺事情を語
 りまくる内容。出版界の極北でちんまり働いてる身としても、色々と刺激的な内
 容でした。                          畠中理恵子 
 ----------------------------------------------------------------------
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