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■■ [本]のメルマガ 2012.5.15.発行
■■ vol.465
■■ mailmagazine of books [五月病の季節です号]
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【連載】………………………………………………………………………………
★「虚実皮膜の書評」 / キウ
→ 直木賞候補にもなった桜木紫乃のデビュー短編集。北海道の濃密な土地
を感じさせる、そんな空気をもった作品群を紹介します。
★「図書館の壁の穴」/ 田圃兎
→ 第43回 外部Webサービスとの付き合い方
★「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
→ 第35回 雨も、また楽しからずや
★「本棚つまみ食い」 / 副隊長
→ 「生活を楽しんで生きていく姿勢を猫に学ぶ春」。そんな一冊です。
今月のお休みは……………………………………………………………………
★ 「ひよっこ行政書士 Rock’n’law相談室」 / いそむらまき
★ 「知るは楽しみ」 / 立木 菜
またの回をお楽しみに!
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■トピックス
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8つのイベントを紹介します。
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■「虚実皮膜の書評」 / キウ
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『氷平線』 桜木紫乃 文春文庫 12.4
『ラブレス』が直木賞の候補にもなり、新刊『起終点駅(ターミナル)』
も好調の桜木紫乃の短編集。北海道の道東を舞台にした6つの短編を収め
る。これがデビュー作品集とのことだけれども、その筆力の確かさに驚かさ
れる。
著者は釧路の出身でいまもそこで生活をしながら創作活動を続けていると
のこと。作品を読んでいると、その大地を覆う湿気を多く含んだ霧の風景が
自然と浮かんでくる。
一つひとつの短編に描かれる職業の描写もディティールがしっかりとして
いてぶれがない。「雪虫」「夏の稜線」の酪農農家の婚姻事情、「霧繭」の
和裁師、「海に帰る」の理髪師、「水の棺」の歯科医師など、きっちりと描
かれている。
どの短編も、男女の性と、それをめぐる顛末が中心に据えられている。
様々な環境に絡め取られ、身動きできないような状況に追い込まれながら、
登場する男女はどう事態に対峙してゆくのか。
特に最後の表題作「氷平線」の展開は衝撃的。道東の漁村の漁師の息子に
生まれた主人公が功なり名を遂げて漁村へと帰郷するシーンから始まるこの
短編は、その出だしの風景の暗鬱さが醸し出す、不穏なイメージのまま話は
進んでゆき、家族と性のしがらみの絡まりあった息の詰まる展開の中、悲惨
な結末を迎える。
いろいろな職業の、いろいろな男女が描かれているけれど、女性の姿勢が
凛としていて気持ちいい。特に「雪虫」「霧繭」「水の棺」の三篇は、女性
の主人公に好感が持てる。作品自体も落ち着いていて、きちんと収まるとこ
ろに収まった結末。逆に「海に帰る」「夏の稜線」「氷平線」はちょっとミ
ステリアスな要素を組み込みながら、このあとどうなってゆくのかという緊
張感で読ませる。同じ酪農農家の困難な婚姻事情を描いている「雪虫」と
「夏の稜線」などは対照的な仕上がり。
同じ北海道を舞台にしているせいか、佐藤泰志の『海炭市叙景』(小学館
文庫)を思わせる。「海炭市」は函館をモデルにした連作短編で、人生の一
断片をシャープに切り取って描く。桜木紫乃の作品はもっと描き方が濃厚な
のだけれど、「夏の稜線」や「海に帰る」などは、この短編集に収まってい
てもおかしくないような雰囲気がある。空気、が似ている。
ストーリーも巧みだけれど、なによりこの作家はその舞台となる土地の空
気が描ける作家なのだ。
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■「図書館の壁の穴」/ 田圃兎
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第43回 外部Webサービスとの付き合い方
最近、Amazonのレビューやレコメンド機能、Googleのサジェスト機能などを
図書館システムと組み合わせることで、日常的に使っているWebに近い利便
性を実現しようという動きが見られる。
そんな仕組みを既に取り入れている公共図書館もある。
実際にそれを使ったところ、そんなに違和感はないのだが、中身はブラック
ボックスだというところが、やはり気になって仕方がない。
この路線に乗ってしまうと、ステルス・マーケティングに公立図書館が協力
するのかと突っ込まれたときに、答えに窮するんじゃないだろうか?という
心配も拭えない。
「食べログ」のやらせ投稿問題など、普段からWebを多用している人にしてみ
れば、大したこととは思わなかった方も多いのではないかと思う。
僕自身も、恣意的な情報操作もあって当然という理解の上で、「食べログ」
に限らず多くのサイトをいつも普通に利用している。
ただしこういった外部情報源の信頼性を、どう図書館利用者に伝えるのかと
いう、所謂メディアリテラシー教育について、もっと広がる前に議論されて
も良いのではないかという気がしている。
このまま「外部の膨大なデータと図書館を結びつければ、もっといいサービ
スができる」と突き進んでしまって良いものだろうか。
佐賀県武雄市の図書館が、TSUTAYAのTポイントカードを図書管理用カード
にするという話も最近は出ている。
貸出履歴は個人情報ではないので、TSUTAYAの購買履歴と同様にTSUTAYAが把
握しても構わないと市長は考えておられるようだ。
連携したシステムをどう作るのかなど今後の課題は様々あるので、現時点で
○とも×とも断じにくいところはあるが、少なくとも個人的な病気や悩みご
とについて図書館の本で調べるようなことも個人情報ではないとは、到底言
えないだろうと思う。
「ず・ぼん14」(ポット出版.2008.9発行)に掲載された座談会で、僕は外部
サービスではなく、自治体が自前のサーバーで情報を保存し提供していくこ
との意義を語ったことがある。
あのときは、データを恒久的に保存する責任という意味で、自前でシステム
を構築した方がいいと述べた。
だが最近のWebの動向を見ていると、信頼性や責任の所在という意味でも、
千葉県の成田市立図書館が展開している自前のデータに基づく貸出履歴を利
用したレコメンデーションのような方向性が、やはり本当は好ましいように
思える。
利用者自身が、履歴を利用したレコメンドサービスを希望するかどうかを選
択する方式で、機能しなければ履歴は保存しないなど、個人情報保護への配
慮も行き届いている。
それを構築する予算は、そう簡単には確保できないと思うが、いま目標とす
べきは成田市立図書館のモデルだと思っている。
* * *
あの大震災の時に、僕自身にとってtwitterや2ちゃんねるの情報はとても
ありがたかった。
だがあのときに、ああいった情報を自己責任で活用できた人ばかりではない
だろう。
ガソリンスタンドの入荷情報などもWeb上ではある程度は追えたが、それを
活かせた層は限られていただろう。
また、ガセネタに振り回された人も相当いたはずだ。風評被害などはその最
たる例ではないかと思う。
情報にアクセスできるというスキルも確かに大事なことではある。
だがその時に、その情報の信憑性について根拠をきちんと確かめて行動した
人がどれだけいただろう?
そうしたことも含め、図書館司書が市民に対してどんな情報ナビゲーション
をすれば良いのか?どこまで前に出るべきで、どこからを自己責任だと言え
ば良いのかという、このあたりの現在地の認識や今後のベクトルといったこ
とについて、そろそろ本気で考えないといけないのだろうと思う。
たぶん、情報源を紹介するところまでが司書の仕事であって、内容の解釈は
ユーザーの自己責任だという考えの図書館が現状はほとんどだろう。
もちろん、図書館に置いてある本の中の一語一句についてまで自治体が責任
を持てるわけがないのだから、Webについてもそのスタンスが最終的な結論
としては正しいのだと僕も思う。
でも、いまのWebに関しては、それで済ませて良いとは思わない。
Webは本とか雑誌といった括りと同列で、要は媒体の種類でしかない。
だから、当たり前だが一概にWebは正しいとか胡散臭いとか言えるものでは
ない。
それならば個々のコンテンツの評価を、情報仲介者として司書はもう避けて
はいられないのではないかということを、もっと正面から考えた方がいいと
思う。
◎田圃兎<tanbousagi@infoseek.jp>
<http://d.hatena.ne.jp/t_rabi>
7月に図書館問題研究会の全国大会@仙台市の分科会でお話しします。
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■「ときには積ん読の日々」 / 吉上恭太
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第35回 雨も、また楽しからずや
疲れてるなあ。疲労困憊とは、このことをいうんだろう。一日中、眠たくて
、生あくびが出る。原因はわかっている。一箱古本市が終わって10日間が過ぎ
ても、まったく疲れが抜けない。やはり年なのかなあ。“助っ人”の中でも最
高齢の部類に入っているのだから、そろそろ引退だろうか?
でも、やめられないんだな、これが。一箱古本市は、とくに世の中のために
なっていそうもないし、もちろん助っ人といわれるボランティアは、持ち出し
で一銭にもならない。そんなことに夢中になるなんて、本や古本に興味のない
人には奇異に映るようだ。世間では、かなりの変わり者なのですよ。でも年甲
斐もなく、といわれようが、酔狂と思われようが、楽しいものは楽しいのだか
ら。ときおり、景気の悪い仕事のことを考えて、「こんなことをやっていると
きか?」と自己嫌悪に陥ることはあるのだけれど、自分の生活の中で、不忍ブ
ックストリートがすでに半分以上を占めているような気がする。元ドジャース
監督のトミー・ラソーダは「俺の体にはドジャーブルーの血が流れている」と
いったけれど、ぼくの体には不忍の血が流れているのか?
ところで不忍の血って何色なんだろうか?
というわけで「不忍ブックストリート 第14回 一箱古本市」は、二日目、雨に
降られたものの、無事に終了した。売り上げも雨が降ったわりには、上々だっ
たらしい。雨の中、古本を探しに来る人がこんなにもたくさんいるとは! ど
うやら酔狂なのは、ぼくだけではないらしい。ああ、よかった!
春の一箱古本市は二日間のうち、一日は雨に降られることが多いような気がす
る。今年は二日目の5月3日(木・祝)、午前9時過ぎに担当の明の窓
(http://ake.image.coocan.jp/)/茶ノ間(http://www.cha-no-ma.com/)に着
くころには、とても屋外に箱をならべるような天候ではなかった。明の窓/茶ノ
間は、築50年の平屋建ての小さな家で、茶の間に箱を3つ入れると満杯。それ
に明の窓/茶ノ間の物品販売、ちょうど写真の企画展もやっている。最初はどう
なることやら、と思ったが、明の窓/茶ノ間の方たちは非常事態にも決してキリ
キリせずにのんびりと指示を出してくれて、六畳ほどの茶の間に三箱の箱をき
ちんと置かせてくれた。といっても手狭なのはやむを得ず、助っ人は外の軒先
で傘をさしながら案内とスタンプラリーのスタンプ押しをすることになる。
雨に祟られたものの、いや、雨に降られたからこそ、不忍ブックストリート
の一箱古本市の良さが改めてわかったような気がする。
ときおり強くなる雨の中、肝心のお客さんがやってこない。通りに出てみて
も、住宅街で、ただでさえ観光客などやってこない場所である。人っ子ひとり
歩いていないではないか。不忍ブックストリートの一箱古本市は、マップを見
ながら、町の中をぶらぶらと散歩して、ふだん知らない店や道を知ってもらう
というのもテーマのひとつになっている。ちょっとわかりにくい場所にあって、
道に迷うのも楽しんでもらうというわけだけど、この雨の中じゃ、お客さんも
楽しむどころじゃない。
しばらく道案内のボードを持って、雨の中で立ってみる。雨音を聞きながら、
路地に立つ。雨粒が落ちるのを見ていると、だんだん眠たくなってくる。けっ
こう気持ちのいいものである。以前も書いたけれど、助っ人をやりながら通り
に立っていると、自分が町になじんでくるような気持ちになってくる。助っ人
の楽しさは、もちろん本好きの人たちとイベントを共有する高揚感にあるのだ
が、それとは別に、自分の住んでいる町ではないのに、まるで自分が町の一部
になったような気持ちになれるところにある。これが本当に自分が住んでいる
町ならば、どんなに楽しいだろう。いや、ふだん知らない町だからこそ面白い
のかもしれないな。だいたい、雨の中に突っ立っているなんて、こんなことで
もなければやらないものね。これが仕事だったり、義務だったら、文句のひと
つもいいたくなるだろうけれど。
スタンプラリーの効果か、少しずつお客さんがやってくるようになった。も
しかしたら、ひとりも来ないのでは、と心配していたので、ホッとする。お客
さんには縁側で靴を脱いで茶の間にあがってもらう。3人も入ると部屋がいっ
ぱいになってしまうので、雨の中、外で待ってもらうことになるのが心苦しい。
でも、古本好きの人たちは辛抱強く待ってくれた。不平をいう人はひとりもい
なかった。
こんなふうに、たとえ雨の中でも、一箱古本市は、本を売る店主も、本を買
う客も、場所を貸す大家も、案内をする助っ人も、そして実行委員たちが一体
となって楽しんでいる。この感覚が他のものでは得られない一箱古本市ならで
はの魅力になっているのだと思う。
なんの役にも立たない、こんな酔狂なことに夢中になれるってことが、ぼく
が一箱古本市で助っ人をする理由なのかもしれない。やはり当分、助っ人稼業
はやめられそうにないようだ。
◎吉上恭太 文筆業。仕事よりギターを弾いていることが多い。
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■「本棚つまみ食い」 / 副隊長
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春になり、新しい生活が始まった方も多いことかと思います。色々と周りの
環境にも変化が生じますね。なかなか疲れが溜まるかもしれませんが、それで
も日々の暮らしは続きます。やらなきゃならないことが多すぎて、ご飯を食べ
たり、お茶を飲んだり、散歩をしたり、日々の暮らしが後回しになったりして
しまう事もありますよね。そんな時にはこんな本はどうでしょう。
『ドボン&ウズ・メメス』、葛西映子、新日本出版社、2006
三匹の猫と一人の赤ちゃんを中心に、めぐる季節を描いたこの漫画は日常をよ
り愛しく感じさせてくれる作品です。
メインの登場人物(猫)はルピ・ウズ・メメスの三匹の猫と、トッチという
三匹の飼い主の赤ちゃんです。三匹は猫といっても、あたかも人のように振舞
います。コーヒーも飲めば酒も飲む、家事もトッチの世話も猫たちの仕事です。
基本的には年長のルピが、家事の得意でおっとりしたメメスと、いたずら好き
のウズを率いつつ、トッチの面倒を見るという感じでしょうか。そんな彼らの
季節の明け暮れが描かれています。
というわけでストーリーらしいストーリーは存在しないのですが。冬には天
体観測、春は恋(?)、夏には怪談、秋には月見、そしてまた季節はめぐりクリ
スマスと、季節の楽しみを描きつつ、一年がめぐってゆきます。もともと新聞
の連載漫画だった事もあって、一話四ページという短さですが、その中に色々
な楽しみが詰まっています。
本当に日々の些細な事、小さな楽しみが一話ごとにとりあげられています。
例えば「日曜日の朝」という一篇では、春の晴れた日曜日の朝に少し早く起き
て、町の静けさを感じつつ、メメスが一人で朝食を楽しむ様子が語られます。
普段の暮らしにちょっと手を加えただけで、楽しみを作り出していくのがうら
やましい。
一見いたずら好きで、他の人(猫)たちを困らせがちに見えるウズも負けて
はいません。なんだか妙な行動をとったりもするのですが、それはウズがそこ
に楽しみを見つけてしまったのだから仕方がない。ツバメのまねをしたり(そ
んなことするなとルピに怒られる)、梅雨の日に足が汚れないように靴下を大
量に重ねて履いたり(大量の生乾きの洗濯物が現れる)、ウズなりの生活の工
夫、楽しみの発見への視線が笑いを誘います。
省みて自分はこんなに、過ぎてゆく日々を大事にしていたのだろうかと思っ
てしまいます。仕事に明け暮れて忙しい、細々とやる事が溜まっている、休み
の日は昼まで寝ていたい。それはそうなんですが、だからといって楽しまずに
ほっぽり出しておくには惜しすぎます、日々の暮らしというものは。
そして脇を固める登場猫(犬も!)たちが個性的なのもこの漫画の特徴です。
スナック木蓮のママ・猫又の丸ちゃん・ウズの凧揚げ仲間ワン太郎さんなどな
ど、愉快な仲間達がいっぱいです。ときどきこうした仲間達と季節の行事を祝
ったり、お互いを訪ねあったりするのも素敵だなあと素直に思います。
日々の暮らしを噛み締めて、味が出なくなるくらい噛み締めて生きていけた
らいいなと、改めて強く思います。怠惰な私にはそれは難しいことだとは分か
ってはいるのですが、そこには抗いがたい魅力があるような気がします。ただ
「努力」をそこに持ち込むのは無粋ですが…。気張らず、生活を楽しんで生き
ていく姿勢を猫に学ぶ春なのでした。
続刊としてSeason2/Season3(2008/2011)も用意されていますので、お気に入
りの際はぜひそちらもお手に取ってみてください。
◎副隊長 鉄道とペンギンの好きな書店員
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■トピックス
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■ モリブロ2012
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盛岡で開催される本のイベント「モリブロ」。
今年も5月12日から6月3日まで開催されます!
「モリブロ」の「モリ」は「モーリオ」という宮沢賢治の愛したエスペラント
語で、「リブロ」と合わせた造語だそう。「モーリオ」は賢治の作品『ポラー
ノ広場』に登場する街の名前で「盛岡」がモデルと言われているとのこと。
「リブロ」=「本」と合わせ、「本」という存在を媒介に、街と人が盛岡で出
会うイベントに、と名づけられました。
今年の「モリブロ2012」は「take& fix〜本と写真をめぐる旅」がテーマ。
様々なイベントを企画、開催しています。
新緑の盛岡へ是非!
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●一箱古本市 in 桜山」
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◆日時:2012年6月2日(土)⇒開始 11:00 終了 16:00
◇場所:桜山神社参道〜境内
※前回より、出店エリアを神社境内まで拡大。
雨天時は桜山神社参集殿にて縮小開催。
一箱古本市とは⇒参加者各々が、それぞれに「屋号」を付けたミカン箱程の大き
さの「箱」を「一日だけの古本屋店」として構え、その「店主さん」として古本
を販売します。売り上げ1位の方には表彰があります。
http://moriburo2012.blog.fc2.com/
その他、様々なイベント開催です。
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以下のイベントは、
アース・インテグレート 川口 正氏制作
<関西業界トピックス>12・05・09より抜粋させていただきました。
■ みんなで選ぶ社史グランプリ
〜【展示】大阪府立中之島図書館+神奈川県立川崎図書館
└─────────────────────────────────
◆日時 : 2012年5月11日(金)〜6月23日(土) *開館時間中
◇場所 : <大阪府立中之島図書館> 2階 階段ホール
530-0005 大阪市北区中之島1−2−10 電話06-6203-0474
ビジネス関係 06-6203-4150 大阪・古典籍関係 06-6203-0473
http://www.library.osaka.jp/nakato/inc
★投票期間】5月11日(金)〜6月13日(水)※開館いつでも投票可能。
中之島図書館では、ビジネス支援サービスの一環として、神奈川県立川崎図
書館と共同で「みんなで選ぶ社史グランプリ」を開催いたします。
両館で所蔵する2010年以後刊行の社史の中から、5部門にわけてノミネート
した社史を展示し、気に入った社史に、よいと感じられた点についてのコメン
トを添えてご投票いただけます。ぜひご来場いただき、ご投票ください。
※6月16日(土)に、館内およびHPで各部門1位の社史を発表。また、社
史に関する関連講演会を開催し、講師の方々に社史制作にまつわる様々なお話
をしていただきます。皆様のご参加をお待ちします。さらに、江崎グリコ、近
畿日本鉄道、日清食品、吉本興業の、会社の歴史にまつわる品物を、当館所蔵
資料とあわせて展示いたします〜3階 文芸ホール。
<講演会1>
【論題】「社史 千夜一夜物語 〜多くの社史編纂に携わって」
【日時】5月11日(金) 14:00〜15:30
【講師】土屋暁(大日本印刷株式会社C&I事業部
コーポレートアーカイブソリューション本部)
<講演会2>
【論題】「『アサヒビールの120年 〜その感動を、わかちあう。〜』編纂を
振り返って」
【日時】5月22日(火) 14:00〜15:30
【講師】名倉伸郎(アサヒビール株式会社社友 元120年史編纂委員会委員長)
<講演会3>
【論題】「『近畿日本鉄道100年のあゆみ』編纂に携わって」
【日時】6月1日(金) 14:00〜15:30
【講師】四方淳三(近畿日本鉄道株式会社 秘書広報部部長[文化事業])
※<講演会1〜3>のいずれも、
【場所】中之島図書館3階 文芸ホール【受講料】無料 【定員】80名(申込制
・・・定員になり次第締切)
【申込方法】
(1) チラシ裏の申込書でFAXにてお申込み
FAX 06-6203-4913(中之島図書館ビジネス支援課宛)
※当館2階ビジネス資料室カウンターへ、直接持参いただいても結構です。
(2) インターネットでお申込み(詳細ホームページをご覧ください)。
※上記<社史イベント>のいずれについても、
【詳細】http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/event/syashi2012.html
【問合せ先】中之島図書館ビジネス支援課 電話06-6203-0474
■【勁版会】
第341回 版元ドットコム関西集会 相乗り例会<出版デジタル機構>説明会
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◆ 日時: 2012年5月18日(金)19:00〜
◇場所 : <新大阪丸ビル>本館608号室 電話:06-6321-1516
http://www.japan-life.co.jp/jp/buil/honkan/map.html
★参加費 : 500円(会場費/飲物付き)終了後、懇親・交流会を予定。
*要事前連絡 ↓ まで事前に出欠のご連絡をください。
takasuga☆themis.ocn.ne.jp(高菅出版・高菅純子 ☆印 ⇒ @)
○ゲスト講師 : 沢辺 均(ポット出版/出版デジタル機構)
2012年4月2日に設立された<出版デジタル機構>〜日本の電子出版の牽引役
を担おうとするこの会社には、初期から版元ドットコム組合員である沢辺さん
も関わってきた。その経緯と実態を詳細に語っていただきます。
<出版デジタル機構>発足の一方で、JPO=日本出版インフラセンターが、政府
(経産省)から受ける資金支援を使い、今年度中に6万点の電子書籍を制作す
る「コンテンツ緊急電子化事業」(=緊デジ)も進んでいる。機構との関係は
どうなるのか、版元ドットコムと機構との関係など、やっと本格的に動き出し
たかのような電子出版のホットな話題と疑問にも応答してもらいます。
質問事項をご準備ください。
*参考「新文化」2929号(12/04/05)1面記事特集
「出版ニュース」12/5月上旬号〜歌田明弘「Digital Publishing
No.111 官の資金を使った電子書籍プロジェクト---出版デジタル機構」
〜〜〜〜〜
〔勁版会4月特別例会〕
第340回例会は、開始以来30周年を迎えたことを記念して「記念講演会」
(講師:永江 朗)と「記念パーティ」を開催・実施しました。ご進講いただいた
永江さま、準備から実施まで、ご尽力いただいた会員各位、当日ご参加いただけ
た皆さまに改めてお礼と感謝を申し伝えさせていただきます。
■【古書展】 〜 約50人の本棚展 bookshelf の秘かな愉しみ
└─────────────────────────────────
◆日時: 2012年5月18日(金)〜20日(日)12:00〜20:00
◇場所 : <ON THE BOOKS> http://www.on-the-books.info/
<駒鳥文庫> http://komadori-books.jp/
<FOLK old book store>http://www.folkbookstore.com/
※3店舗で同時開催
★参加費 : 無料 ※詳細 → http://50hondana.blog.fc2.com/
同時古書店。約50人とあるが、出品者総数は50人以上。近年、新刊書店に
面白い=ワクワクする店が少なくなっている反面、小資本で開業できることも
あり、淘汰は激しいはずなのに若い店主の(セレクト)古書店は増加傾向にある。
今回の「本棚展」はいわゆる<一箱古本市>の3分散型といえるだろうか。幅
60センチの棚ごとに出品者の個性ある蔵書が陳列・即売されるようだ。
黄金週間に行われる、恒例の天神・四天王寺さんの古書市などとはずいぶん趣
の違った古書展になるのだろう。成功すれば定着するかもしれない。
■【日本出版学会】 2012年度 春季研究発表会・総会
└─────────────────────────────────
◆日時:2012年5月19日(土) 10:00〜17:00
◇場所:大正大学 巣鴨校舎
170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1
★参加費:〔研究発表会〕会員1,000円 一般2,000円
〔懇 親 会〕6,000円
○申込先:学会事務局 FAX:03-3313-7348 e-mail:info@shuppan.jp
申し込みの上参加ください。*参加費は当日会場にて受け付けます。
(研究発表会・懇親会それぞれについてお申し込み下さい)
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[プログラム]
09:30 開場・受付
《研究発表 第1分科会》 10号館3階 1031教室
10:00 「出版実務教育の必要性と課題」についての一考察 下村昭夫
10:30 林 智彦 メディア論から見た「電子書籍論」
−その困難と可能性について
11:00 主藤 孝 電子出版全盛時代でも生き残る出版社の戦略
−出版社自身のブランド力と潜在資産を活用する
11:30 信木晴雄 著者と編者の間
《研究発表 第2分科会》 10号館3階 1032教室
10:00 石川徳幸 日露開戦過程における雑誌『東洋』に関する一考察
10:30 押田信子 グルメブームの先陣を切った
料理雑誌「COOK」研究
11:00 方 美英 19世紀末の韓国近代新聞にみられる広告
−出版関連の広告を中心として
11:30 佐藤隆司 ナチス時代のドイツ図書館長
〈休憩〉12:00−13:00
13:00《2012年度総会》 10号館2階 1021教室
15:00《特別シンポジウム》 10号館2階 1021教室
「デジタル時代の書店のビジョン
−フューチャー・ブックストア・フォーラム報告書から」
パネリスト : 植村八潮(専修大学文学部教授)
中町英樹(日本書籍出版協会)
梶原治樹(扶桑社)
コーディネーター:星野 渉(文化通信社)
17:00 閉会
17:30−19:30《懇親会》2号館8階
■ 【トークセッション】
檜垣立哉(大阪大学大学院教授) × 岡本源太(関西大学講師)
ヴィータ・ノーヴァ―新しい生命哲学と人間の新生
└─────────────────────────────────
◆日時 : 2012年5月27日(日) 17:00〜
◇場所 : <ジュンク堂書店難波店> 特設会場 電話06-4396-4771
556−0017 大阪市浪速区湊町1丁目2-3 マルイト難波ビル
http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-namba.html
★参加費 : 無料
☆受 付 : 同店カウンター、電話にて予約できます。
『ヴィータ・テクニカ』(青土社)『ジョルダーノ・ブルーノの哲学』(月曜社)
刊行記念のトークセッションです
[パネラー紹介]
檜垣立哉(ひがき・たつや)1964年埼玉県生れ。1992年東京大学大学院人文
科学研究科博士課程中途退学。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。
専門は現代フランス哲学・日本哲学・生命論。著書に『ヴィータ・テクニ
カ』(青土社、2012年)、『瞬間と永遠』(岩波書店、2010年)、『フーコー
講義』(河出書房新社、2010年)、『ドゥルーズ入門』(ちくま新書、2009年)
『賭博/偶然の哲学』(河出書房新社、2008年)、編著書に『生命と倫理の
原理論』(大阪大学出版会、2012年)など。
岡本源太(おかもと・げんた)1981年生れ。専門は哲学、美術史、思想文化論。
現在は関西大学、京都造形芸術大学非常勤講師。京都大学博士(人間・環境
学)。著書に『ジョルダーノ・ブルーノの哲学』(月曜社、2012年)、共著書
に『『明るい部屋』の秘密―ロラン・バルトと写真の彼方へ』(青弓社、
2008年)、共訳書にジョルジョ・アガンベン『事物のしるし』(筑摩書房、
2011年)など。
■ 【トーク&サイン会】阪神・淡路大震災と東日本大震災をつなぐもの
〜『ふたつの震災――1・17の神戸から3・11の東北へ』刊行記念
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◆日時 : 2012年5月20日(日)14:00〜16:00(開場 13:30)
◇場所 : <海文堂書店>2階 ギャラリースペース
650−0022 神戸市中央区元町通3−5−10
http://kaibundo.co.jp/
★参加費 : 無料 要「整理券」
海文堂書店にて『ふたつの震災』を購入した先着50名が該当
※『ふたつの震災』2012/04/20 講談社発行 定価1,575円
[著者&講師]
西岡研介(にしおか・けんすけ)1967年大阪市生れ。元神戸新聞記者。「噂の眞
相」「週刊文春」「週刊現代」を経てフリーランスに。「JR革マル派」問
題を描いた『マングローブ テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』
で2008年講談社ノンフィクション賞を受賞。
松本 創(まつもと・はじむ)1970年大阪府生れ。元神戸新聞記者。現在フリ
ーランスのライター・編集者。関西を拠点に政治、行政、都市や文化など
をテーマに取材し、人物ルポやインタビュー、コラムなどを執筆。
■ 【展 示】写植の時代展 PartII
書体と組版 写植からDTPへ伝えたいコトがある
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◆日時 : 2012年5月25日(金)〜30日(水)
*平日;14:00〜21:00 *土・日曜;11:00〜19:00
◇場所 : <扇町キッズパーク>3階 交流スペース3
530−0025 大阪市北区扇町2−1−7
http://www.kidsplaza.or.jp/access.html
★参加費 : 展示は無料 ※解説講座は参加費500円
※平日;19:30〜 土・日曜;17:30〜「写植の書体・組版」解説
詳細はサイトへ → http://www.osakadtp.com/
☆主催 : 大阪DTPの勉強部屋
☆共催 : クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町
2月の17日〜21日に催された【写植の時代展】の第2回展示。会場には
前回同様稼働する写植機MC−6型を展示・実演。写植の書体や組版を解説
する講座も開催。今や電算写植を知らずにDTPを語る時代だろうが、PC
組版がまだ未成熟だった頃を知っておくのも意味のないことではない。
以上、
<関西・業界トピックス>12・05・09より抜粋させていただきました。
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■あとがき
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やっと気持ちのいい季節になってきましたね。
少し前、同僚が、全国に「書店修行」に出かけたいといっていました。各地の
気になる書店へ「たのもーっ」と伺って働かせてもらい、尊敬する書店員の方
々の技を学びたいというのです。「技」とは日常業務のこと。
日々の積み重ねとお客様とのキャッチボール。
面白いなあ、と思いました。畠中理恵子
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